かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

旧苅安賀駅舎~名古屋鉄道 尾西線(愛知県一宮市)

2012-08-16 | 失われた建物の記憶

名鉄尾西線苅安賀駅は一宮駅から津島方面へ2つ目の駅で、昭和2年(1927)築の旧木造駅舎は、2007年トランパス導入時に新駅舎に建て替えられました。
旧駅舎は尾西鉄道から名鉄に経営が移った(大正14年)のを機に建て替えられたもので、玄関妻面の和風の丸窓が特徴。
洋風の森上駅舎とは対照的な、今風に言えば和風モダンなユニークな駅舎でしたが、残念ながらもうその姿を見ることはできません。

◆旧苅安賀駅舎(かりやすか)~名古屋鉄道 尾西線/愛知県一宮市大和町苅安賀上西之杁130
 竣工:昭和2年(1927)
 構造:木造平屋
 ※2007年取り壊し後建て替え

■現苅安賀駅舎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Kariyasuka-sta.jpeg

 
■ファサードの丸窓に昭和の雰囲気が漂う(撮影:2005/10) 

 



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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (フラッピー)
2021-07-25 14:18:53
突然のコメント失礼致します。
旧苅安賀駅懐かしいですね〜自分この駅舎の時同時高校生でして、尾西線を利用してましてこの駅は利用した事ありませんでしたが通過する際にこの独特な駅舎は三年間の間でも強烈に印象に残っておりました。(尾西線は単線でこの駅で対向車を待ち合わせに使っていた駅でしばらく停車していたと思います。)

卒業とほぼ同時に尾西線の駅を一斉に自動改札化する工事が開始されて自分の母校最寄駅も含めて全て真新しい駅舎になり自動改札と券売機が設置されたのですが、当時は自動改札もなく切符は車内に入って車掌から購入する古いスタイルの電車だったので、時代の流れは仕方ないですが少し寂しい気分にもなりました。

自分も卒業して10年以上が経過して旧尾西市地区もかなり変わったと思っておりますが、あの頃は田舎がかなり残っていて名古屋市内から遠距離通学していた私にとっては、のどかな雰囲気で自転車を使って部活仲間と田んぼ道を走って遊びに行った記憶は今でもいい思い出になっています。

長文失礼致しました。
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記憶の中に… (shortwood)
2021-08-21 11:39:15
フラッピーさん、コメントありがとうございます。
私も名鉄電車は、学生~社会人まで長い間利用していました。
当時の古い駅舎のある風景は、青春時代を過ごした思い出とともに今でも心に焼き付いています。
現在名鉄の戦前の木造駅舎はすべて建て替えられ、懐かしい駅舎の姿は、皆さんの記憶の中だけになってしまいました。
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