美濃赤坂駅の東側には矢橋大理石の本社があり、周辺には石材加工関連の工場が広がります。矢橋大理石は明治34年(1901)近くの金生山の大理石を加工販売する矢橋大理石商店として創業、その後建築用大理石の分野で大きく成長し、現在も矢橋を筆頭に美濃赤坂の大理石産業は国内一のシェアを誇っています。
この界隈は本社事務所を中心に戦前の木造の建物が多数現存しており、黒塗りの木造の工場建築が建ち並ぶ風景は、大正~昭和の街角の風情を今も色濃く残しています。また本社敷地内には二代目矢橋亮吉が建てた洋館と、すぐ北側の中山道赤坂宿の本家住宅が現存していて、大理石で繁栄を極めた矢橋家の歴史を知ることができます。
■矢橋大理石の古い木造の建物が今も残る赤坂の町並み
■奥のコンクリート造の建物が矢橋大理石本社
■本社西側の道を北に向かうと旧中山道です
■周辺には歴史を感じさせる邸宅が点在しています
■本社前の道から雰囲気のある細い路地を西へ入ると、そこには矢橋家の洋館が建っていました
■高い塀越しに瀟洒な洋館が垣間見えます
■門構えからしてそこいらの邸宅とはグレードが違います
■煙突のそびえるこれぞ本格的西洋館
■本社南側に隣接する原石ヤード~世界の産地から輸入された大理石や花崗岩などの原石が置かれています
■敷地南側には年代を感じるレンガ塀の小道があります
■この辺りはちょっと歩きたくなる小道がたくさんあります
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます