4月末の連休を利用して訪れた東濃(多治見・土岐・瑞浪)の建築探訪シリーズもいよいよ最終回です。
瑞浪市釜戸町の小松屋を後にして国道19号線を北上、武並駅の手前で左折して国道418号線に入り関西電力笠置発電所を目指します。
木曽川を渡り右岸沿いを下流に向かいますが、途中から道幅が細くなり「この先行止まり」の看板が立っています。
国道418号線は笠置ダム~八百津間が、災害や丸山ダムによる水没地域にあたるため、年間を通して通行止めなのは知っていましたが、途中からかなり狭くなった道路を走っているとちょっと心配になってきて、左手にお目当ての笠置ダムが見えてきたときは、正直ホッとしました。
■木曽川右岸を走る国道418号線ですが、国道とは名ばかりで、行止まりの看板がある所からは極端に道幅が狭くなり、かなり心細い状況です
■笠置ダムのすぐ下流で国道418号線は通行止めになり、八百津方面へは抜けられません
■笠置ダムの案内図~すぐ上流には大井発電所、下流には旧八百津発電所(現在は資料館)があります
◆関西電力笠置発電所/岐阜県恵那市飯地町岩泉
竣工:昭和11年(1936)
設計:佐藤四郎
施工:佐藤組
構造:RC造
撮影:2013/04/28
■笠置ダムのすぐ下流にある発電所(上流側より撮影)
■ダムに設置された照明台~橋の親柱のような幾何学装飾が見られます
■同じ佐藤四郎設計の下流の今渡発電所と同様、細かいピラスター(付け柱)を配して窓間隔を詰め、垂直性を強調した外観はゴシック建築の趣があります
■国道418号線より発電所北側正面を望む
■間隔の狭いピラスターの間に縦長の窓が配置されています
■北側の山の斜面にある発電所施設
■笠置ダム/C重力式ダム(テンターゲート)~下流側より撮影
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます