旧カブトビール工場の見学を終え247号線を東へ向かうと半田運河と阿久比川に架かる半田大橋に出ます。
半田大橋の手前を運河沿いに南下すると、両岸にはミツカンや旧万三商店(現ミツカン)、亀甲富(キッコウトミ)の黒板塀の醸造蔵が建ち並び、「蔵のまち半田」と呼ばれる特徴的な景観をつくりだしています。
■半田運河の右岸沿い(写真向かって左側)に建ち並ぶミツカンの醸造蔵群。
ひときわ背の高い現代的な黒っぽいビルはミツカングループ本社。(船方橋より上流を撮影)
■ミツカンサンミ(旧第一工場)半田工場
大正12年に第一工場が火災で焼失し、大正末~昭和初年にかけて再建された当時の工場が今も残っています。
■その時に建てられた鉄筋コンクリート造の4号醸造庫
■旧第一工場の車庫と粕倉(大正~昭和)~防火対策としてレンガ造の防火壁などが設けられました
■明治期に建てられた旧第一工場の事務所が、博物館「酢の里」として再活用されています
■半田ミツカン第三工場
旧第一工場の南側には木造の11、12、14号醸造庫(明治22年以前)と9、10号醸造庫(大正~昭和)が現存しています
半田大橋の手前を運河沿いに南下すると、両岸にはミツカンや旧万三商店(現ミツカン)、亀甲富(キッコウトミ)の黒板塀の醸造蔵が建ち並び、「蔵のまち半田」と呼ばれる特徴的な景観をつくりだしています。
■半田運河の右岸沿い(写真向かって左側)に建ち並ぶミツカンの醸造蔵群。
ひときわ背の高い現代的な黒っぽいビルはミツカングループ本社。(船方橋より上流を撮影)
■ミツカンサンミ(旧第一工場)半田工場
大正12年に第一工場が火災で焼失し、大正末~昭和初年にかけて再建された当時の工場が今も残っています。
■その時に建てられた鉄筋コンクリート造の4号醸造庫
■旧第一工場の車庫と粕倉(大正~昭和)~防火対策としてレンガ造の防火壁などが設けられました
■明治期に建てられた旧第一工場の事務所が、博物館「酢の里」として再活用されています
■半田ミツカン第三工場
旧第一工場の南側には木造の11、12、14号醸造庫(明治22年以前)と9、10号醸造庫(大正~昭和)が現存しています
■第三工場の南側にある旧万三(現ミツカン)の醸造庫
■第三工場の対岸(左岸)にあるミツカン半田第二工場~江戸時代から戦前にかけての工場、倉庫が残っています。
■運河沿いに続くコールタールを塗った黒板塀の蔵は、戦前の半田の景観を今に伝えています
撮影:2012/05/04
各地の建物を巡る旅って素敵ですね。
どの写真もとても綺麗で、私も訪れたい衝動に駆られました。
私は半田の醸造蔵に関心があり調べていると、このサイトに辿り着きました。
工場や醸造庫の時代や年数は何か書物を参考にされているのでしょうか?
教えていただけると幸いです。
半田は文化財クラスの近代化遺産が多数現存しており、特に黒く塗られた蔵が並ぶ運河沿いは散策にはもってこいです。
近代建築に関しては、わたしのHPの下のサイトに参考文献が掲載してあります。
↓
http://www.me.ccnw.ne.jp/machikin/book.html
お尋ねの半田の醸造蔵に関しては、「愛知の近代化遺産総合調査報告書」に詳しいです。
愛知県内の図書館ならたいてい置いてありますので、閲覧可能です。
さっそく文献探してみます(^^)