素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

雨雲が南北にそれたのを幸いに篠山方面にドライブ

2010年07月04日 | 日記
 九州地方に大雨をもたらしていた雨雲、昨夜の段階では今日近畿地方にやってくる予報であったが、今朝の天気予報を見ると、雨雲は近畿地方の北部と南部のみで、大阪、兵庫は曇りとなっていた。三田市相野にある“かさや・あじさい園”の招待券をもらっていたのででかけることにした。

 9時少し前に家を出て、吹田から中国自動車道に入り、吉川JCTで舞鶴若狭自動車道に、三田西ICで下りておよそ1時間20分で到着した。天候不順のせいか道がすいていて快適なドライブとなった。

“かさや”の先代は松茸狩りを営んでいたが、今は椎茸栽培に切り替え、椎茸狩りと三田肉のバーべキューが楽しめる。家族連れが結構来ていた。その里山に全国のアジサイの優良品種を植え始め、昭和60年に“あじさい園”もオープンした。現在では45種30,000株のあじさいの花が楽しめる。
  アジサイもいろいろな所で見てきたが、珍しいなと思っても名前がわからないと、なぜかスッキリしない。(名前なんかどうでも良い。美しいものを美しいと感じれば良い。という人もいるが、その境地にはまだ行っていない)ここのアジサイ園には名札がつけてあったのでありがたかった。気に入ったものベスト5

 羽衣の舞 4 紅額アジサイ

 土佐の神楽 2 ウズアジサイ

 アナベル これが1番! 

 時間にゆとりがあったので、篠山まで足をのばし、篠山城跡周辺の散策をすることになった。車で約30分の道のりであった。

   

 篠山城は別名桐ヶ城と呼ばれ、築城家の第一人者、藤堂高虎の縄張りで行なわれた平山城で、方形400mの小規模ながら、なかなか堅固なものだったらしい。建物はすべて取り壊され、復元された大書院や石垣などで往時が偲ばれる。篠山城跡北外濠一帯は官公庁関係の建物が多く、市役所やたんば田園交響ホールはモダンであるが武家屋敷群と調和するように造られていて目をひいたが、大正ロマン館(大正12年落成)が一番気に入った。

 現在は、レストラン、売店など観光の中核として活用されている。その道路を隔てた前に観光案内所があり、地図などの情報をゲットして、散策にと思ったら急に雲行きが怪しくなってきたので取りやめ、帰宅することにした。同じ道を戻るつもりが右折すべきところを左折したので、方向が正反対になり能勢から池田に出ることになった。結果としてはロスもなく、新しい道を楽しむことができ、私はとても満足できた。

 篠山の町、もう一度ゆったりと歩いてもいいなあと思える雰囲気があった。    

  
コメント
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