広報「かたの」の取材のため、 3時から始まる“天の川七夕まつり・2010”の行なわれる会場に出かけようと準備や戸締りをしていると、遠くで雷が聞こえ・空がみるみる暗くなってきた。昨日、ゲリラ豪雨のことにふれたが、まさか今日それに襲われるとは思わなかった。
2時少し前から激しい雨となり、1時間を越えても雨足が衰えず、出るに出られず待機していた。3時過ぎに市の広報担当者からイベントは中止になった。という電話をいただいた。肩透かしをくらった感じで、「昼寝しかないか」と言ったものの、こういう時は眠くならない。
七夕の日ということもあってか、本棚に並んでいる弘兼憲史の『黄昏流星群』が目に留まった。
35巻までそろっている。続巻は出ているみたいだが、自分としては一応卒業した。なつかしく思ったので第8巻『七夕七年会』を取り出し読んだ。
29歳の時、7年間つきあってきた恋人と一方的に別れた寺阪という男が主人公。その別れ際に、女から「7年ごとの七夕の夜、会う機会をつくってほしい。そしてお互いにその時の自分を見せ合うの」という提案をされた。時刻は昼の12時。場所は寺阪が7月1日の新聞の伝言コーナーに掲載する。ということで話が決まった。そして、伝言板の名前を“七夕七年会”としたのであった。
別れたのが1977年で、1984年、1991年の2回は逢うことができ、3回目の1998年の7月7日、レストランで待っている寺阪の前に元恋人は現れなかった。7年毎に逢う以外はお互いの住んでいる所、連絡方法は一切教えないルールであったので確認の方法もなく3時間待ち、帰ろうとした時レストランに居合わせた謎めいた女の子に声をかけられたところから話は展開していく。
このシリーズの話は全て“星”にからめてつくられている。強引やなと思えるものも中にはあるが、『七夕七年会』は良くできている部類に属すると思う。
雨は4時過ぎにはすっかり止んで、星田妙見宮、逢合橋、機物神社では七夕の催しが行なわれているとの有線放送があったが、なぜか行く気にもなれず、今年の七夕はおしまいとなった。
2時少し前から激しい雨となり、1時間を越えても雨足が衰えず、出るに出られず待機していた。3時過ぎに市の広報担当者からイベントは中止になった。という電話をいただいた。肩透かしをくらった感じで、「昼寝しかないか」と言ったものの、こういう時は眠くならない。
七夕の日ということもあってか、本棚に並んでいる弘兼憲史の『黄昏流星群』が目に留まった。
35巻までそろっている。続巻は出ているみたいだが、自分としては一応卒業した。なつかしく思ったので第8巻『七夕七年会』を取り出し読んだ。
29歳の時、7年間つきあってきた恋人と一方的に別れた寺阪という男が主人公。その別れ際に、女から「7年ごとの七夕の夜、会う機会をつくってほしい。そしてお互いにその時の自分を見せ合うの」という提案をされた。時刻は昼の12時。場所は寺阪が7月1日の新聞の伝言コーナーに掲載する。ということで話が決まった。そして、伝言板の名前を“七夕七年会”としたのであった。
別れたのが1977年で、1984年、1991年の2回は逢うことができ、3回目の1998年の7月7日、レストランで待っている寺阪の前に元恋人は現れなかった。7年毎に逢う以外はお互いの住んでいる所、連絡方法は一切教えないルールであったので確認の方法もなく3時間待ち、帰ろうとした時レストランに居合わせた謎めいた女の子に声をかけられたところから話は展開していく。
このシリーズの話は全て“星”にからめてつくられている。強引やなと思えるものも中にはあるが、『七夕七年会』は良くできている部類に属すると思う。
雨は4時過ぎにはすっかり止んで、星田妙見宮、逢合橋、機物神社では七夕の催しが行なわれているとの有線放送があったが、なぜか行く気にもなれず、今年の七夕はおしまいとなった。