ナツズイセン(夏水仙)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。また、花期に葉がないことから、俗にハダカユリ(裸百合)とも呼ばれるようです。
原産地は中国で、中国や日本に分布します。 日本には、古くに中国から渡来したと考えられています。
地下に鱗茎を持ちます。 秋から翌年の春にかけてスイセンに似た葉を出します。
8月中旬から下旬に鱗茎ひとつに対して1本、60cmほどの花茎を伸ばし、ピンク色の花を咲かせます。ヒガンバナは花を咲かせて枯れた後に葉が伸びるのに対し、ナツズイセンは春に葉を出して枯れた後に花が咲きます。
昨年の今頃、ヒガンバナがきれいに咲きそろっていた散歩道へ行ってきました。
ヒガンバナは、白花のものがいくつか咲いていて、多くはまだ蕾でした。
代わってナツズイセンがきれいでした。
今年は夏が早くやってきて、秋は遅いようです。