石川県白山市にある西山(標高857m)は、白山の眺望が素晴しい山です。駐車場から緩やかな道を800mほど歩くと山頂に着きます。
そして白山高山植物園は西山の山頂近く、標高800m付近に設けられている夏季限定の植物園です。植物園までは駐車場から200mほどです。
私が白山高山植物園を訪れるのは3回目ですが、今回は梅雨の晴れ間で、白山もよく見えました。
先ずは西山山頂から観た白山をご覧下さい。正面右の痩せた方の峰が主峰の御前峰(標高2702m)で、その左のやや太った峰が大汝峰(同2684m)です。右の方へ尾根伝いに行くと別山(同2499m)になりますが、この写真では見えません。

御前峰と大汝峰のアップです。2つの峰の間から剣ヶ峰(同2677m)が顔を出しています。

さらに御前峰のアップです。山頂部は高山帯で岩肌が露出しています。そして回りはハイマツに覆われています。

別山のアップです。御前峰、大峰汝峰、別山を合わせて白山三山と言います。白山三山にはそれぞれ祠が置かれて神様が祀られています。

西山の山頂付近にはドウダンツツジネジキ(ツツジ科ネジキ属の落葉小高木)が咲いていました。


こちらはイヌツゲ( モチノキ科モチノキ属の常緑小高木)でしょうか。

名前が分かりません。
アブリルさんから、リョウブ(リョウブ科リョウブ属の落葉小高木)だと教えていただきました。リョウブの葉は枝先に集まって輪生状に互生するようです。樹皮はナツツバキにも似ていて、この特徴はかつて見た覚えがあります。

ホツツジ(ツツジ科ホツツジ属aburitの落葉小低木)のように見えました。

こちらはヒメヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属の落葉低木)でしょうか。

ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属の半落葉低木)はそろそろ花期がお仕舞いでした。

バライチゴ(バラ科キイチゴ属の落葉低木)が見られました。
葉の形と花の咲く時期からバライチゴだと思いましたが、バライチゴの分布は本州(関東地方以西)、四国、九州なので、同属のクサイチゴかもしれません。

草本ではササユリが花期の終盤を迎えていました。
一方、アザミが鮮やかでした。


ヨツバヒヨドリ(キク科ヒヨドリバナ属の多年草)が咲き始めていました。アサギマダラが好む花のひとつです。

ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属の多年草)が咲いていました。

ニガナ(キク科ニガナ属の多年草)も見られました。
ウィキペディアによると、ニガナの舌状花の数は5個で、ハナニガナは7~11個程度です。この写真では舌状花の数は6~7個で、ハナニガナとすべきかもしれません。

お待たせしました。それでは白山高山植物園に入っていきましょう。
最初に目に付いたのがシモツケソウ(バラ科シモツケソウ属の多年草)です。





ゼンテイカ(ニッコウキスゲ、ツルボラン科ワスレグサ属の多年草)もきれいに咲いていました。
ワスレグサ属(ヘメロカリス属)は古くはユリ科でしたが、ユリ科から分割されたススキノキ科となり、さらにAPGⅣ(2016年)でツルボラン科に改名されました。




長くなりますので、続きは後編でご覧いただきたいと思います。
後編に続きます。
そして白山高山植物園は西山の山頂近く、標高800m付近に設けられている夏季限定の植物園です。植物園までは駐車場から200mほどです。
私が白山高山植物園を訪れるのは3回目ですが、今回は梅雨の晴れ間で、白山もよく見えました。
先ずは西山山頂から観た白山をご覧下さい。正面右の痩せた方の峰が主峰の御前峰(標高2702m)で、その左のやや太った峰が大汝峰(同2684m)です。右の方へ尾根伝いに行くと別山(同2499m)になりますが、この写真では見えません。

御前峰と大汝峰のアップです。2つの峰の間から剣ヶ峰(同2677m)が顔を出しています。

さらに御前峰のアップです。山頂部は高山帯で岩肌が露出しています。そして回りはハイマツに覆われています。

別山のアップです。御前峰、大峰汝峰、別山を合わせて白山三山と言います。白山三山にはそれぞれ祠が置かれて神様が祀られています。

西山の山頂付近には


こちらはイヌツゲ( モチノキ科モチノキ属の常緑小高木)でしょうか。

名前が分かりません。
アブリルさんから、リョウブ(リョウブ科リョウブ属の落葉小高木)だと教えていただきました。リョウブの葉は枝先に集まって輪生状に互生するようです。樹皮はナツツバキにも似ていて、この特徴はかつて見た覚えがあります。

ホツツジ(ツツジ科ホツツジ属aburitの落葉小低木)のように見えました。

こちらはヒメヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属の落葉低木)でしょうか。

ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属の半落葉低木)はそろそろ花期がお仕舞いでした。

バライチゴ(バラ科キイチゴ属の落葉低木)が見られました。
葉の形と花の咲く時期からバライチゴだと思いましたが、バライチゴの分布は本州(関東地方以西)、四国、九州なので、同属のクサイチゴかもしれません。

草本ではササユリが花期の終盤を迎えていました。
一方、アザミが鮮やかでした。


ヨツバヒヨドリ(キク科ヒヨドリバナ属の多年草)が咲き始めていました。アサギマダラが好む花のひとつです。

ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属の多年草)が咲いていました。

ニガナ(キク科ニガナ属の多年草)も見られました。
ウィキペディアによると、ニガナの舌状花の数は5個で、ハナニガナは7~11個程度です。この写真では舌状花の数は6~7個で、ハナニガナとすべきかもしれません。

お待たせしました。それでは白山高山植物園に入っていきましょう。
最初に目に付いたのがシモツケソウ(バラ科シモツケソウ属の多年草)です。





ゼンテイカ(ニッコウキスゲ、ツルボラン科ワスレグサ属の多年草)もきれいに咲いていました。
ワスレグサ属(ヘメロカリス属)は古くはユリ科でしたが、ユリ科から分割されたススキノキ科となり、さらにAPGⅣ(2016年)でツルボラン科に改名されました。




長くなりますので、続きは後編でご覧いただきたいと思います。
後編に続きます。