この記事は、尾瀬・富士見下から見晴テント泊で周回 - その②(富士見峠~見晴キャンプ場)からの続きです。
7月17日、正午に見晴キャンプ場に到着し、生ビールを流し込んで体温を下げた後、テントを設営しました。
ここまで歩いてくる中で休憩の度何かしら食べていたので、腹具合は大丈夫です。
そこで尾瀬ヶ原を歩いてくることにしました。
この時間、尾瀬ヶ原は空いていました。暑さのせいかもしれません。少しは雲が出てくれればいいのにと思いながら、先ずは見晴から北に向かって歩き出しました。


(尾瀬ハイキング・観光情報 尾瀬ガイドCopyright©2009 https://www.oze-hiking.com All Right Reserved.)
今の時期の尾瀬ヶ原で一番たくさん見かける花はキンコウカ(キンコウカ科キンコウカ属の多年草)です。
かつてはユリ科でしたが、今はキンコウカ科になっているようです。ヤマケイハンディ図鑑ではノギラン科と記載されています。


続いてみたのはカラマツソウ(キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草)です。
カラマツソウもかなりの数を見ました。


続いてはオタカラコウのようです。舌状花が8個あるように見えました。
オタカラコウも、やはりかなりの数を見ました。


湿原の中に青紫色の蕾がぽつんと見えました。探すと花が開いているものもありました。コバギボウシ(キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草)です。
歩いた中で広い範囲で見かけました。


続いて観たのがサワラン(ラン科サワラン属の多年草)でした。名前を思い出すのに時間がかかりました。
まとまって咲いてはいませんが、所々で見かけました。





次はオトギリソウの仲間で、たぶん普通のオトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草)だと思います。


20分ほど歩いて東電小屋分岐に着きました。ここを左折(西進)しました。

左折してすぐに観たのが、尾瀬を代表する花のひとつ、ゼンテイカ(別名ニッコウキスゲ、ススキノキ科キスゲ亜科ワスレグサ属の多年草)です。
湿原の乾いたところや木道の間に観られました。



続いてシソ科の小さな花を観ました。名前を帰宅後に調べたところ、ミヤマタムラソウ(別名ケナツノタムラソウ、シソ科イヌハッカ亜科アオギリ属の多年草)のようでした。
ミヤマタムラソウは、本州の中部以北の深山に分布し、アキノタムラソウに似ていますが、花冠は唇形で1.5cmほどあり、2本の雄しべが花外に突き出すようになるのが特徴です。
私はこの花を観るのが初めてでした。


やがてすぐに東電尾瀬橋に着きました。橋を渡って湿原の花を観察するつもりでしたが、木道の付け替え工事の最中でしたので引返しました。
帰路に東電尾瀬橋から只見川の清流を写しました。


東電小屋分岐まで戻り、今度は北へ向かいました。


この辺りではワタスゲ(カヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草)の果実をぽつぽつ観ました。ワタスゲは年によって咲き具合が異なるようで、今年は少ないようです。

オニシモツケ(バラ科シモツケソウ属の多年草)も観ました。尾瀬でオニシモツケを観たのは初めてでした。


名前が分からない小さな花を2つ観ました。観たのはそれぞれ1株ずつでした。
いずれも教えてGooで訊ねたところ、最初の花はコアニチドリ(ラン科ヒナラン属)でした。初めて見ました。

そして、こちらはイワアカバナ(アカバナ科アカバナ属)のようでした。

温泉小屋が見える辺りまで行きましたが、少し雲行きが怪しくなってきたので引返しました。結果的に1時間ほど歩いて、雨は降りませんでした。
一旦テント場まで戻り休憩した後、15時過ぎに今度は見晴から竜宮の方に向かって歩きました。所々で振り返って見晴の小屋と燧ヶ岳を撮りました。




その間に観た花をご紹介します。
見晴から出てすぐのところにナガバノモウセンゴケ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属の多年草)が群生しています。今年は花を観ることが出来ました。
木道から手を伸ばして望遠マクロレンズで撮りましたが、小さな花なのでこれが限界でした。






湿原の中に小さな青い花が咲いていました。後で写真を観たらタテヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属の越年草)のようでした。

尾瀬ヶ原ではノアザミ(キク科アザミ属の多年草)を多く観ました。
小さなチョウが止まっていることが多く、チョウの種類も同じようでした。



トンボも止まっていました。

尾瀬ヶ原ではトンボを多く観ました。いくつかの種類がいるようです。






鳥も観ました。残念ながら鳥撮り用のカメラでないので、うまく撮れませんでした。


2回目の散策も1時間ほどで戻り、テントの中で休憩しました。
夕食はアルファ米を使った混ぜご飯と、スープ代わりの少量のカップ麺で、カロリー重視のメニューとなりました。
翌朝の撮影に備えて早々に眠ろうと思いましたが暑くて眠れず、結局眠りについたのは21時半でした。
尾瀬・富士見下から見晴テント泊で周回 - その④(下山)に続きます。
7月17日、正午に見晴キャンプ場に到着し、生ビールを流し込んで体温を下げた後、テントを設営しました。
ここまで歩いてくる中で休憩の度何かしら食べていたので、腹具合は大丈夫です。
そこで尾瀬ヶ原を歩いてくることにしました。
この時間、尾瀬ヶ原は空いていました。暑さのせいかもしれません。少しは雲が出てくれればいいのにと思いながら、先ずは見晴から北に向かって歩き出しました。


(尾瀬ハイキング・観光情報 尾瀬ガイドCopyright©2009 https://www.oze-hiking.com All Right Reserved.)
今の時期の尾瀬ヶ原で一番たくさん見かける花はキンコウカ(キンコウカ科キンコウカ属の多年草)です。
かつてはユリ科でしたが、今はキンコウカ科になっているようです。ヤマケイハンディ図鑑ではノギラン科と記載されています。


続いてみたのはカラマツソウ(キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草)です。
カラマツソウもかなりの数を見ました。


続いてはオタカラコウのようです。舌状花が8個あるように見えました。
オタカラコウも、やはりかなりの数を見ました。


湿原の中に青紫色の蕾がぽつんと見えました。探すと花が開いているものもありました。コバギボウシ(キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草)です。
歩いた中で広い範囲で見かけました。


続いて観たのがサワラン(ラン科サワラン属の多年草)でした。名前を思い出すのに時間がかかりました。
まとまって咲いてはいませんが、所々で見かけました。





次はオトギリソウの仲間で、たぶん普通のオトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草)だと思います。


20分ほど歩いて東電小屋分岐に着きました。ここを左折(西進)しました。


左折してすぐに観たのが、尾瀬を代表する花のひとつ、ゼンテイカ(別名ニッコウキスゲ、ススキノキ科キスゲ亜科ワスレグサ属の多年草)です。
湿原の乾いたところや木道の間に観られました。



続いてシソ科の小さな花を観ました。名前を帰宅後に調べたところ、ミヤマタムラソウ(別名ケナツノタムラソウ、シソ科イヌハッカ亜科アオギリ属の多年草)のようでした。
ミヤマタムラソウは、本州の中部以北の深山に分布し、アキノタムラソウに似ていますが、花冠は唇形で1.5cmほどあり、2本の雄しべが花外に突き出すようになるのが特徴です。
私はこの花を観るのが初めてでした。


やがてすぐに東電尾瀬橋に着きました。橋を渡って湿原の花を観察するつもりでしたが、木道の付け替え工事の最中でしたので引返しました。
帰路に東電尾瀬橋から只見川の清流を写しました。



東電小屋分岐まで戻り、今度は北へ向かいました。


この辺りではワタスゲ(カヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草)の果実をぽつぽつ観ました。ワタスゲは年によって咲き具合が異なるようで、今年は少ないようです。

オニシモツケ(バラ科シモツケソウ属の多年草)も観ました。尾瀬でオニシモツケを観たのは初めてでした。


名前が分からない小さな花を2つ観ました。観たのはそれぞれ1株ずつでした。
いずれも教えてGooで訊ねたところ、最初の花はコアニチドリ(ラン科ヒナラン属)でした。初めて見ました。

そして、こちらはイワアカバナ(アカバナ科アカバナ属)のようでした。

温泉小屋が見える辺りまで行きましたが、少し雲行きが怪しくなってきたので引返しました。結果的に1時間ほど歩いて、雨は降りませんでした。
一旦テント場まで戻り休憩した後、15時過ぎに今度は見晴から竜宮の方に向かって歩きました。所々で振り返って見晴の小屋と燧ヶ岳を撮りました。




その間に観た花をご紹介します。
見晴から出てすぐのところにナガバノモウセンゴケ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属の多年草)が群生しています。今年は花を観ることが出来ました。
木道から手を伸ばして望遠マクロレンズで撮りましたが、小さな花なのでこれが限界でした。






湿原の中に小さな青い花が咲いていました。後で写真を観たらタテヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属の越年草)のようでした。

尾瀬ヶ原ではノアザミ(キク科アザミ属の多年草)を多く観ました。
小さなチョウが止まっていることが多く、チョウの種類も同じようでした。



トンボも止まっていました。

尾瀬ヶ原ではトンボを多く観ました。いくつかの種類がいるようです。






鳥も観ました。残念ながら鳥撮り用のカメラでないので、うまく撮れませんでした。


2回目の散策も1時間ほどで戻り、テントの中で休憩しました。
夕食はアルファ米を使った混ぜご飯と、スープ代わりの少量のカップ麺で、カロリー重視のメニューとなりました。
翌朝の撮影に備えて早々に眠ろうと思いましたが暑くて眠れず、結局眠りについたのは21時半でした。
尾瀬・富士見下から見晴テント泊で周回 - その④(下山)に続きます。