6月4、5日で、谷川主脈を縦走してきました。
今回の山行では、ロープウェイの天神平駅を出発し、谷川岳(トマの耳・オキの耳)、オジカ沢ノ頭、大障子ノ頭、万太郎山、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、平標山を縦走し、平標登山口に下山しました。途中、大障子ノ頭の東にある避難小屋で泊まりました。
トマノ耳までは多くのハイカーで賑わい、また仙ノ倉山・平標山も賑わっていましたが、それ以外では静かな山歩きを楽しむことができました。
歩行距離は19.1km、累計標高差は上りが2121m、下りが2460mで、下りの方が大きいのは出発地点と到着地点で標高が異なるためです。
途中で観たお花のことを中心に、ご覧いただきたいと思います。
登山を開始する前に、関越自動車道下牧PAから観た谷川連峰をご覧ください。右に見える双耳峰が谷川岳(左からトマノ耳、オキノ耳)です。中央のなだらかなピークがオジカ沢ノ頭です。左の荒々しい山はオジカ沢ノ頭の南にある俎嵓(まないたぐら)で、今回は登りません。今回は右(東)から左(西)に向かって歩きました。
また今回歩いた道は、谷川岳から平標山までが上越国境(群馬県と新潟県の県境)になります。
それでは歩いた順に振り返っていこうと思います。
先ずは谷川岳インフォメーションセンターの無料駐車場に車を駐め(8時20分)、ロープウェイで天神平に上がり、そこから登山を開始しました(8時45分)。
歩き出すとすぐに黄色い花が現れました。エチゴキジムシロ(バラ科キジムシロ属)のようでしたが、自信がありません。またシラネアオイ(キンポウゲ科シラネアオイ属)も咲いていました。エチゴキジムシロらしい植物は標高が高いところでも多く観られ、シラネアオイは天神尾根では天狗の留まり場から肩ノ小屋にかけてでも観られました。
登山道の谷側にムシカリ(別名オオカメノキ、スイカズラ科ガマズミ属)が観られ、この樹は稜線付近でも観られましたが、標高の高い所では葉が小さく低い所では大きいのが印象的でした。
10分あまり歩くと田尻尾根分岐に到着です。5月中旬に来た時にこの辺りに残っていた雪はすっかり消えていました。田尻尾根分岐を過ぎると、目の前に谷川岳が大きく見えます。
さらに2、3分歩くと、山側にイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)とツバメオモト(ユリ科ツバメオモト属)が咲いていました。
谷川岳ではイワカガミとヒメイワカガミが観られます。イワカガミの葉には両側に鋸歯が十数個あり、ヒメイワカガミの葉には1~5個しかないので区別できます。今回はイワカガミが各所で咲いていました。一方、ツバメオモトを観たのはここだけでした。
この日は上空に雲がなく、半袖でも暑いくらいの陽気でした。ウグイスやカラ類の鳴き声が時々聞こえていました。
5月中旬にたくさん観られたイワウチワ(イワウメ科イワカガミ属)の花が観られず残念だと思っていたら、熊穴沢避難小屋の手前で1株咲いていて嬉しかったです。また、ショウジョウバカマは、この辺りではすべて花が終わっていました。
熊穴沢避難小屋を越えると急登になります。この日の序盤は体調もよく、すいすい登っていきました。それが後々影響したかもしれません。
坂を登ると左側に景色が広がります。
目の前に見えるハイカーが歩いている稜線が天神尾根で、雪渓の先に肩ノ小屋があります。肩ノ小屋から主脈稜線が左(西)に伸びて、中央左のピークがオジカ沢ノ頭です。オジカ沢ノ頭の手前から南に下る尾根が中ゴー尾根で、谷川温泉に続く登山道があります。左の岩稜は俎嵓です。
スミレが咲いていました。最初に観たものは葉に鋸歯があり、その後観たものは大きな全縁の葉をしていました。最初に観たものがミヤマスミレのように思いますが、自信がありません。後のものはスミレサイシンかもしれませんが、自信がありません。
どちらもタチツボスミレのようです。後の写真に写っている大きな葉はマイヅルソウの葉でした。よく見ると後にマイヅルソウの蕾も見えます。keitannさんありがとうございました。
黄色い花もたくさん観られました。これはエチゴキジムシロ(バラ科キジムシロ属)ではないかと思いますが、自信がありません。黄色いスミレも観ましたが、ここでは写真を撮りませんでした。
これから歩く山が近くに見えてきて、遠くの山も見えるようになってきました。
天狗の留まり場は展望がよく休憩に適したところです。今回は人が多くてスルーしました。
近くに白い花が咲いていました。ミヤマハタザオ(アブラナ科シロイヌナズナ属)のように思いました。また天狗の留まり場を過ぎたところでムラサキヤシオ(ツツジ科ツツジ属)が咲いていました。
振り返って見ると出発点の天神平駅とスキーゲレンデがずいぶん下に見えました。しかし今回のルートではまだ歩き始めたばかりなので、気を引き締めました。
やがて雪渓に到達しました。5月に来た頃よりずいぶん雪が減っていました。今回は雪が緩んでいることを想定してアイゼンを持参していません。つぼ足で問題なく登れました。
肩ノ小屋に10時59分に到着し、ザックをデポしてトマノ耳とオキノ耳に向かいました。いつもはザックを降ろすとスイスイ歩けるのですが、この日は足が重く感じ、不吉な予感がしました。しかしまだ撤退を考えるような不良はありません。
高度を上げていくと、これから歩いて行く稜線がよく見えました。
トマノ耳は一旦パスして、先にオキノ耳へ向かいました。稜線上にはアズマシャクナゲがたくさん咲いていました。
アズマシャクナゲの特徴は、雄しべが10本あることと、花冠の上部が5裂なことです(ホンシャクナゲは雄しべが14本で、花冠の上部が7裂)。
オキノ耳です。たくさんのハイカーが来ていました。
振り返って観たトマノ耳です。こちらにも人が多かったです。
オキノ耳には11時28分に到着しました。
この季節としては遠くの山までよく見えたので、山座同定を試みました(自信はありません)。自分が登った山が見えるのは気持ちが良いものです。
山頂直下にハクサンイチゲが咲いていました。昨年6月にはハクサンコザクラ、ハクサンチドリ、ホソバヒナウスユキソウが観られたのですが、時期が早いためか観られませんでした。
戻ってトマノ耳に立ち寄りました。そして肩ノ小屋に戻り、いよいよ歩いたことのない道へ進みます。
谷川主脈縦走(中編)に続きます。
今回の山行では、ロープウェイの天神平駅を出発し、谷川岳(トマの耳・オキの耳)、オジカ沢ノ頭、大障子ノ頭、万太郎山、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、平標山を縦走し、平標登山口に下山しました。途中、大障子ノ頭の東にある避難小屋で泊まりました。
トマノ耳までは多くのハイカーで賑わい、また仙ノ倉山・平標山も賑わっていましたが、それ以外では静かな山歩きを楽しむことができました。
歩行距離は19.1km、累計標高差は上りが2121m、下りが2460mで、下りの方が大きいのは出発地点と到着地点で標高が異なるためです。
途中で観たお花のことを中心に、ご覧いただきたいと思います。
登山を開始する前に、関越自動車道下牧PAから観た谷川連峰をご覧ください。右に見える双耳峰が谷川岳(左からトマノ耳、オキノ耳)です。中央のなだらかなピークがオジカ沢ノ頭です。左の荒々しい山はオジカ沢ノ頭の南にある俎嵓(まないたぐら)で、今回は登りません。今回は右(東)から左(西)に向かって歩きました。
また今回歩いた道は、谷川岳から平標山までが上越国境(群馬県と新潟県の県境)になります。
それでは歩いた順に振り返っていこうと思います。
先ずは谷川岳インフォメーションセンターの無料駐車場に車を駐め(8時20分)、ロープウェイで天神平に上がり、そこから登山を開始しました(8時45分)。
歩き出すとすぐに黄色い花が現れました。エチゴキジムシロ(バラ科キジムシロ属)のようでしたが、自信がありません。またシラネアオイ(キンポウゲ科シラネアオイ属)も咲いていました。エチゴキジムシロらしい植物は標高が高いところでも多く観られ、シラネアオイは天神尾根では天狗の留まり場から肩ノ小屋にかけてでも観られました。
登山道の谷側にムシカリ(別名オオカメノキ、スイカズラ科ガマズミ属)が観られ、この樹は稜線付近でも観られましたが、標高の高い所では葉が小さく低い所では大きいのが印象的でした。
10分あまり歩くと田尻尾根分岐に到着です。5月中旬に来た時にこの辺りに残っていた雪はすっかり消えていました。田尻尾根分岐を過ぎると、目の前に谷川岳が大きく見えます。
さらに2、3分歩くと、山側にイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)とツバメオモト(ユリ科ツバメオモト属)が咲いていました。
谷川岳ではイワカガミとヒメイワカガミが観られます。イワカガミの葉には両側に鋸歯が十数個あり、ヒメイワカガミの葉には1~5個しかないので区別できます。今回はイワカガミが各所で咲いていました。一方、ツバメオモトを観たのはここだけでした。
この日は上空に雲がなく、半袖でも暑いくらいの陽気でした。ウグイスやカラ類の鳴き声が時々聞こえていました。
5月中旬にたくさん観られたイワウチワ(イワウメ科イワカガミ属)の花が観られず残念だと思っていたら、熊穴沢避難小屋の手前で1株咲いていて嬉しかったです。また、ショウジョウバカマは、この辺りではすべて花が終わっていました。
熊穴沢避難小屋を越えると急登になります。この日の序盤は体調もよく、すいすい登っていきました。それが後々影響したかもしれません。
坂を登ると左側に景色が広がります。
目の前に見えるハイカーが歩いている稜線が天神尾根で、雪渓の先に肩ノ小屋があります。肩ノ小屋から主脈稜線が左(西)に伸びて、中央左のピークがオジカ沢ノ頭です。オジカ沢ノ頭の手前から南に下る尾根が中ゴー尾根で、谷川温泉に続く登山道があります。左の岩稜は俎嵓です。
スミレが咲いていました。
どちらもタチツボスミレのようです。後の写真に写っている大きな葉はマイヅルソウの葉でした。よく見ると後にマイヅルソウの蕾も見えます。keitannさんありがとうございました。
黄色い花もたくさん観られました。これはエチゴキジムシロ(バラ科キジムシロ属)ではないかと思いますが、自信がありません。黄色いスミレも観ましたが、ここでは写真を撮りませんでした。
これから歩く山が近くに見えてきて、遠くの山も見えるようになってきました。
天狗の留まり場は展望がよく休憩に適したところです。今回は人が多くてスルーしました。
近くに白い花が咲いていました。ミヤマハタザオ(アブラナ科シロイヌナズナ属)のように思いました。また天狗の留まり場を過ぎたところでムラサキヤシオ(ツツジ科ツツジ属)が咲いていました。
振り返って見ると出発点の天神平駅とスキーゲレンデがずいぶん下に見えました。しかし今回のルートではまだ歩き始めたばかりなので、気を引き締めました。
やがて雪渓に到達しました。5月に来た頃よりずいぶん雪が減っていました。今回は雪が緩んでいることを想定してアイゼンを持参していません。つぼ足で問題なく登れました。
肩ノ小屋に10時59分に到着し、ザックをデポしてトマノ耳とオキノ耳に向かいました。いつもはザックを降ろすとスイスイ歩けるのですが、この日は足が重く感じ、不吉な予感がしました。しかしまだ撤退を考えるような不良はありません。
高度を上げていくと、これから歩いて行く稜線がよく見えました。
トマノ耳は一旦パスして、先にオキノ耳へ向かいました。稜線上にはアズマシャクナゲがたくさん咲いていました。
アズマシャクナゲの特徴は、雄しべが10本あることと、花冠の上部が5裂なことです(ホンシャクナゲは雄しべが14本で、花冠の上部が7裂)。
オキノ耳です。たくさんのハイカーが来ていました。
振り返って観たトマノ耳です。こちらにも人が多かったです。
オキノ耳には11時28分に到着しました。
この季節としては遠くの山までよく見えたので、山座同定を試みました(自信はありません)。自分が登った山が見えるのは気持ちが良いものです。
山頂直下にハクサンイチゲが咲いていました。昨年6月にはハクサンコザクラ、ハクサンチドリ、ホソバヒナウスユキソウが観られたのですが、時期が早いためか観られませんでした。
戻ってトマノ耳に立ち寄りました。そして肩ノ小屋に戻り、いよいよ歩いたことのない道へ進みます。
谷川主脈縦走(中編)に続きます。
今回はどちらに行かれたのかと思ったら、谷川岳縦走でしたか。
それにしても避難小屋泊まりとは言え、移動距離、標高共に想像つかないほどすごい@@
まだまだ春のお花が沢山見られるのですね。
シラネアオイは憧れです。
それにしても、まだ撤退を考える不良はないなどという表現がとても気になります。
何が起こったのでしょう。
中編が待ち遠しいです!
今回は、お一人で、少しずつ雪解けが進んでいる
歩行距離は19.1km、累計標高差は上りが2121m
これを読むだけで、
私は、行くことができない谷川岳の景色、
花々を食い入るよう楽しませていただきました。
トマノ耳、オキノ耳、オジカ沢ノ頭
不思議な名前ですが、谷川岳を代表する場所が
一度聞くだけで忘れられない名前です(@_@)
イワカガミとヒメイワカガミ、すみれ
まだ麓だと、3月を感じですが、谷川岳では、
今がその時期、shuさんに、
初春の花を楽しませていただきました
ミヤマハタザオ、
これは見たことないです。ミヤマと付くだけで、
山の花なのを感じる私、可愛い花ですね。
坪足、
そして???の私、検索してなるほどでした(@_@)
次回を楽しみにしています^^
お早う御座います!
学生時代に一度だけその頃は歩くのに精一杯
目に入らなかった植物とってもシラネアオイは
佐渡でみたかとありますがそれ以来です。
所々懐かしい風景に感動しています。
また、何やら不測の事態が発生したことを匂わせる文脈ですが、無事下山されブログも大縦走に着手されましたので、何が起こって如何にしてクリアしたのか、興味津々です。
今回見せて頂いた沢山のお花はなじみ深いものが多いですが、見たことがないのはイワウチワなので確認したら分布は関東地方とありました。
ヤマハタザオ属には、フジハタザオ、ウメハタザオ、エゾハタザオなど分布が限られる花が多いようで、岩手山と秋田駒ケ岳限定のイワテハタザオは見たことがあります。
また、ハクサンイチゲは好きな花の一つですが私の日帰り行動圏では見る機会は少ないです。
この先、ホソバヒナウスユキソウ、ジョウシュウアズマギク、ジョウエツキバナノコマノツメなどの希少種が出てくでしょうか。
凄い標高差と歩行距離に驚きました。
沢山のお花が見られましたね。
高山植物は見たことが無いので、何度拝見しても分かる物は少ないですが、どれも健気に咲いていますね。
山の景色も素晴らしいです。
トマの耳、オキの耳はこんなに尖っているんですね。
トマ、オキって何か意味があるのでしょうか?
縦走ははこれからですね。
何か不安なことが起きるのでしょうか。
続きを楽しみにしています。
谷川岳に登ると、いつも天神尾根から主脈縦走路が見えます。
恐らく誰もが一度は歩いてみたいと思う、天空の縦走路です。
私もいつか歩こうと思いながら、いつの間にか年齢が重なっていきました。
今ならまだ歩けると思い、挑戦しました。
谷川主脈は、健脚の方なら1日コースです。
それを2日に分けたのは体力を考慮してのことでしたが、かえって荷物が増えてきつかったかもしれません。
しかしそのお陰でゆっくりお花を観ながら歩けましたし、日没や日の出の景色も観ることができました。
2日目は距離が12.1km、上り1100m、下り1800mです。
果たして体力が持つのか、ハラハラしての山旅でした。
前回谷川岳へ来たのは5月11日、A氏と一緒でした。
よく覚えていてくださいましたね。ありがとうございます。
今回はソロ登山なので、自分のペースで歩くことができました。
ソロ登山はその点がいいですが、すべての装備を一人で背負うので、どうしても重くなります。
今回は水も4.5L持ったのでけっこうな重量となりました。
トマノ耳、オキノ耳は、手前の耳、奥の耳の意味です。
二つ合わせて「耳二ツ」というのがこの山の古来の名前でした。
谷川岳の名前は、今の俎嵓(まないたぐら)に付けられていて、国土地理院が地図を作成する際、誤ってこの名を付けてしまったようです。
今日の記事の最初に出てくる下牧PAから谷川岳を観ると、たしかに猫の耳のように見えますよね。
それから、俎嵓の漢字が間違っていたので訂正しました。ごめんなさい。パソコンで変換しても出てこない漢字です。
つぼ足も漢字が間違っていました。正しくは漢字で書くと壺足です。
雪の上をかんじきを履かずに歩くと、足跡が壺のようになるところから来ています。
幾度も間違ってしまい、申し訳ありませんでした。
私は北陸の生まれで、千葉にはずいぶん前に引っ越しました。
しかし、その後も単身赴任などで全国を転々とし、関東に定住したのは定年後です。
それで谷川岳に出かけるようになったのも5年ほど前からです。
最近は毎年のように出かけています。
関東の人にとって、この山は近くてよい山ですね。
クミコさんは学生時代に登られたのですね。
懐かしい風景もご覧いただけたようで、よかったです。
「鳥観図で楽しむ日本百名山」を私も見てみました。谷川主脈の山々が皆載っていました。
今回は両日天候に恵まれ、天空の稜線歩きを楽しめました。
体調はイマイチでしたが、何とか歩き通すことができました。
時間に余裕を持って行動したことがよかったと思います。
お花は期待していたものとは違うものをいくつか観られました。
山歩きさんが上げられたホソバヒナウスユキソウ、ジョウシュウアズマギクは時期が少し早かったようで見ていません。
スミレの仲間はまだ同定ができていません。
明日のブログには間に合わせたいと思います。
稜線歩きにはアップダウンがつきものですが、今回は思いの外アップダウンがきつかったです。
特に万太郎山から下って、エビス大黒ノ頭への上りがきつかったです。
高山植物は地域によって生育している種が違うので、私も同定に苦労しています。
今回はバラ科のエチゴキジムシロとキジムシロ、そしてミヤマキンバイの違いに気をつけたのですが、まだ自信が持てていません。
スミレの仲間はなおさらです。
トマノ耳、オキノ耳の名前の由来はattsu1さんへのご返事に書きましたので、ご覧下さいませ。
この山は双耳峰で、遠くから見るとネコの耳のように見えます。
ネコは気まぐれですが、谷川岳のお天気も気まぐれです。
今回はお天気がよくてありがたかったです。