この記事は『四阿山(あずまやさん)・根子岳(ねこだけ)お花見ハイキング(その①)』の続きです。
(地図をクリックすると大きくなります。)
標高が1918mある小四阿を過ぎると、道は陽当りのよい尾根歩きとなり、レンゲツツジの他に見慣れた植物がいくつも観られ出した。
・レンゲツツジ(蓮華躑躅、Rhododendron molle subsp. japonicum、ツツジ科ツツジ属の落葉低木)
・ニシキウツギ(二色卯木、Weigela decora、スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木)
日本の本州の宮城県以南、四国、九州に分布し、主に太平洋側の山地に多く見られ、日本海側にはない。山地の明るい場所に生える。
花期は5~6月。枝の先端か葉腋に1~3個の花を散房状につける。1本の木に白色とピンク色の2色の花を咲かせる時期があるが、これは咲き始めが白色で、徐々にピンクや紅色へと変化するためである。
・ハクサンチドリ(白山千鳥、Dactylorhiza aristata、ラン科ハクサンチドリ属の多年草)
・ツマトリソウ(褄取草、Trientalis europaea 、サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草)
・ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草、Pyrola asarifolia subsp. incarnata 、ツツジ科イチヤクソウ属の常緑多年草)
・クロウスゴ(黒臼子、 Vaccinium ovalifolium、ツツジ科スノキ属の落葉低木)
途中に見た標識に「四阿高原へ」とあったが、分岐には気づかなかった。また地図にもそのような道は載っておらず不思議だった。
帰宅後調べたら、四阿高原は地図に「真田町長(おさ)別荘地」と記されている辺りのようだった。
・ミヤマニガイチゴ(深山苦苺、Rubus subcrataegifolius、バラ科キイチゴ属の落葉低木)
日本特産で、北海道から本州の近畿地方の山地や高山に分布する。
茎は高さ1mに達し、茎や枝は無毛であるが、全体に小さな刺がまばらにある。葉は長さ3~8cmの葉柄をもって互生する。葉は単葉で3裂するが、しない場合もある。葉身は長卵形で長さ4~10cm、中央の裂片は大きく長く、先端はとがり、基部は切形または心形で、縁は重鋸歯になる。葉の裏面は粉白色を帯び、葉脈と葉柄に刺がある。
花期は5~6月。前年枝の葉脈から長さ7~10cmの花枝を出し、3~4個の小さな葉をつけ、1~4個の花をつける。花は径~2.5cmになる白色の5弁花で、長さ1~4cmの小花柄がある。果実は径1~1.5cmの球形になって赤色に熟す。
8時17分に中四阿に到着した。
先ほどから何度か標柱にあった「ダボス牧場」だが、地図に載っていない地名だった。帰宅後調べたら「有限会社 ダボス牧場」は、市場に流通していない短角牛などの希少な種類の肉牛を育てている牧場らしい。「四阿高原」もそうだが、標柱に記す地名は、地理院地図にあるものを使って欲しいものだ。
ここまで来て、ようやく四阿山の山頂が見えた。
四阿山(あずまやさん)・根子岳(ねこだけ)お花見ハイキング(その③)に続く。
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標高が1918mある小四阿を過ぎると、道は陽当りのよい尾根歩きとなり、レンゲツツジの他に見慣れた植物がいくつも観られ出した。
・レンゲツツジ(蓮華躑躅、Rhododendron molle subsp. japonicum、ツツジ科ツツジ属の落葉低木)
・ニシキウツギ(二色卯木、Weigela decora、スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木)
日本の本州の宮城県以南、四国、九州に分布し、主に太平洋側の山地に多く見られ、日本海側にはない。山地の明るい場所に生える。
花期は5~6月。枝の先端か葉腋に1~3個の花を散房状につける。1本の木に白色とピンク色の2色の花を咲かせる時期があるが、これは咲き始めが白色で、徐々にピンクや紅色へと変化するためである。
・ハクサンチドリ(白山千鳥、Dactylorhiza aristata、ラン科ハクサンチドリ属の多年草)
・ツマトリソウ(褄取草、Trientalis europaea 、サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草)
・ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草、Pyrola asarifolia subsp. incarnata 、ツツジ科イチヤクソウ属の常緑多年草)
・クロウスゴ(黒臼子、 Vaccinium ovalifolium、ツツジ科スノキ属の落葉低木)
途中に見た標識に「四阿高原へ」とあったが、分岐には気づかなかった。また地図にもそのような道は載っておらず不思議だった。
帰宅後調べたら、四阿高原は地図に「真田町長(おさ)別荘地」と記されている辺りのようだった。
・ミヤマニガイチゴ(深山苦苺、Rubus subcrataegifolius、バラ科キイチゴ属の落葉低木)
日本特産で、北海道から本州の近畿地方の山地や高山に分布する。
茎は高さ1mに達し、茎や枝は無毛であるが、全体に小さな刺がまばらにある。葉は長さ3~8cmの葉柄をもって互生する。葉は単葉で3裂するが、しない場合もある。葉身は長卵形で長さ4~10cm、中央の裂片は大きく長く、先端はとがり、基部は切形または心形で、縁は重鋸歯になる。葉の裏面は粉白色を帯び、葉脈と葉柄に刺がある。
花期は5~6月。前年枝の葉脈から長さ7~10cmの花枝を出し、3~4個の小さな葉をつけ、1~4個の花をつける。花は径~2.5cmになる白色の5弁花で、長さ1~4cmの小花柄がある。果実は径1~1.5cmの球形になって赤色に熟す。
8時17分に中四阿に到着した。
先ほどから何度か標柱にあった「ダボス牧場」だが、地図に載っていない地名だった。帰宅後調べたら「有限会社 ダボス牧場」は、市場に流通していない短角牛などの希少な種類の肉牛を育てている牧場らしい。「四阿高原」もそうだが、標柱に記す地名は、地理院地図にあるものを使って欲しいものだ。
ここまで来て、ようやく四阿山の山頂が見えた。
四阿山(あずまやさん)・根子岳(ねこだけ)お花見ハイキング(その③)に続く。
葉が、車輪のようと勝手に車を思い浮かべます^^;
ヤマオダマキ
オダマキと言うと園芸品種しか見ない私、
こうして山で咲いていたんだとしる私です。
昔から、山の初夏に咲いていたんでしょうね
ハクサンチドリ
蘭の仲間なんですね、そして、ツマトリソウ、
私が見ることが無い花、山の花を感じます。
色々な山の花々を楽しませていただきました
ありがとうございます^^
クルマムグラは珍しい花ではないと思います。今の時期に観られるのは、ここの標高が高いからだと思います。
ヤマオダマキと書きましたが、キバナヤマオダマキが正しいように思います。
キバナを観たのは初めて、ブログを投稿した後、そのような品種があることを知りました。
学名は、Aquilegia buergeriana var. buergeriana f. flavescens です。
ハクサンチドリの名前は白山に由来していますが、先日蔵王山でたくさん観て驚きました。
ここでも白山で観るよりたくさん咲いていました。しかし数は蔵王山の方が多かったです。
その中でクロマメノキは見てるかも知れませんが、撮影したかどうか記憶が曖昧です。月山でブルーベリーみたいな実を見たことがあります。それかもしれません。
ミヤマニガイチゴですが、私はいっしょくたんにニガイチゴとしていたかもしれません。葉の違いが分かりましたので、これからは気を付けて観察します。
その①で書いたクロマメノキは正しいですが、その②で書いたものはクロウスゴでしたので訂正しました。
もしかしたら、マルバクロウスゴかもしれません。
ミヤマニガイチゴは標高からしてそうだと思ったのですが、ニガイチゴとは葉の形が違うのを後で知りました。
https://elm3.web.fc2.com/top/ruijisyu-miwakekata-hoka/nigaitigo-miyamanigaitigo.html
この山に夏に登るのは初めてなので、慣れていない植物もあり苦労しています。
明日もよろしくお願いいたします。
今日はコメ欄閉じたので、久しぶりにPC付けてません。
ということで、スマホからです。
見慣れた花が沢山、と言いたいのですが、普段近場で、よく見る花とは少し違いますね。
ベニバナイチヤクソウやレンゲツツジは、あまり見ません。
タニウツギは日本海側ではよく見かけますが、こちらの花は白から赤に変わるタイプのよう。
ニシキウツギではないのでしょうか?
ツマトリソウは八甲田山の遊歩道でしかみたことがありません。
最近はshuさんの投稿で色々な山の植物を拝見するので、耳学問ならぬブログ学習です(^^)
タニウツギとハコネウツギは知っていたのですが、ニシキウツギは知りませんでした。
今回が初めてで、この山域に自生していることも確認できました。
本文を訂正しました。教えていただき、ありがとうございました。
この山はレンゲツツジが有名です。
ベニバナイチヤクソウは上高地で観て以来で、ここの方がたくさん咲いていました。
ツマトリソウは、あちこちの山でよく見かける花です。
最初のうちは「妻と理想」と変換されましたが、今はツマトリソウとすぐに出て来るようになりました。