【本日の1枚】サシバ

私が住む千葉県白井市は、県の北西部、印旛地域の最西部に位置する。市の東は印西市に、南は船橋市と八千代市に、西は鎌ヶ谷市、北は柏市に接している。面積は35.48㎢(東西約8.7km、南北7.7kim)と小さい。
市内に山は全くなく、標高20mから30mの平坦な北総台地が広がる。川は、北側に手賀川に注ぐ下手賀川が、南側に印旛沼に注ぐ神崎川や二重川が流れている。

(「川の名前を調べる地図」より引用して編集)
正直引っ越して来た当時は、山も川もないと思っていた。市内に「白井大橋」という立派な橋があるが、川に架かる橋ではなく鉄道(北総線)に架かる橋だ。
しかし地図を見るとちゃんと川があることに気付いた。そこで、市域が狭いこともあり、これらの川のすべての岸を歩いて見ようと思い立った。
5月7日、先ずは神崎川の中流域の岸を歩いた。
神崎川については、Wikipediaに詳しく書かれている。少し長いが【地理】と【治水】について書かれた部分を引用する。
【地理】
白井市冨士にある八幡神社付近に源を発し、北東流する。北総線を越えると七次川・野口川を合わせ、市の中心部にある河原子橋付近で南東に方向を変える。二重川との合流後は白井市と船橋市の境界を流れ、続いて鈴身川との合流後は八千代市と白井市および印西市との境界を流れる。かつては戸神川合流後すぐ神崎橋付近で印旛沼に注いでいたが、印旛沼干拓により堀の内に沿って南下し、印旛放水路(新川)に注いでいる。
流域では、特に白井市内はナシの栽培が盛んである。競馬学校付近にある木戸前調整池より下流の14.56kmが一級河川に指定されている。
【治水】
河川氾濫や道路冠水防止のため、1976年(昭和51年)度より河川改修事業や橋の架け替えが進められている。千葉ニュータウンの整備事業が2012年(平成25年)度に終わることから、それに合わせて都市再生機構主導で河川改修事業を上流まで済ませる方針となっている。
源流部にあたる富士地区では都市化が進んでおり、周辺の公共下水道・雨水整備は改修工事の完了に合わせて着手するとしている。
車を白井運動公園に停め、神崎川に出ると左岸を北西に向いて歩き、「河原子橋」を渡ると、今度は右岸を南東に向いて歩いた。県道59号(木下街道)の「白井橋」を渡り、左岸を北に向いて歩き、元の地点に戻った。
歩いた距離は川への取りつきを含めて3.4km(YAMAPのログ)、時間は1時間32分を要した。

神崎川の中流域は、川岸に木が密集しているところが多く、周辺には田畑が広がっている。今の時期は田に水を引き、代掻きが始まったところだ。田植えはこれからだ。
また蓮根を育てている田圃もあった。

農作業に使う道を歩いていくと、ホオジロの鳴き声が聞こえてきた。近づくと木の枝に止まっているのが見えた。
大きな口を開けて鳴いていた。何枚も写真を撮らせてもらった。
■ホオジロ
Meadow Bunting
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm


少し先の藪でウグイスが鳴いていた。近くまで行き立ち止まって待ったが、姿を見ることはできなかった。
今回は鳥の写真を先にあげて、お花は次回(明日)に回すこととしたい。
川岸を歩いていて、上空に2羽の猛禽が飛ぶのが見えた。トビとは違うようだが、何かは分からなかった。写真を撮って確認したらサシバだと分かった。
■サシバ
Grey-faced buzzard
タカ目タカ科サシバ属
Butastur indicus
鸇鳩・差羽/L49CM



ホオジロは何度も見かけた。ホオジロが白井市の鳥に指定されていることが納得できた。


最後に川岸を1周し終わる間際に、道を歩いているキジを見かけた。50mは離れていた。
近寄って写真を撮ろうとしたが、途中で逃げられた。私が右折し川岸を離れて東進したのはキジを追いかけたためである。
■キジ
Green Pheasant
キジ目キジ科キジ属
Phasianus versicolor
雉/L ♂81cm、♀58cm


鉄塔群と県道59号(木下街道)にかかる「白井橋」。

明日は川岸の道で観たお花について紹介する。

私が住む千葉県白井市は、県の北西部、印旛地域の最西部に位置する。市の東は印西市に、南は船橋市と八千代市に、西は鎌ヶ谷市、北は柏市に接している。面積は35.48㎢(東西約8.7km、南北7.7kim)と小さい。
市内に山は全くなく、標高20mから30mの平坦な北総台地が広がる。川は、北側に手賀川に注ぐ下手賀川が、南側に印旛沼に注ぐ神崎川や二重川が流れている。

(「川の名前を調べる地図」より引用して編集)
正直引っ越して来た当時は、山も川もないと思っていた。市内に「白井大橋」という立派な橋があるが、川に架かる橋ではなく鉄道(北総線)に架かる橋だ。
しかし地図を見るとちゃんと川があることに気付いた。そこで、市域が狭いこともあり、これらの川のすべての岸を歩いて見ようと思い立った。
5月7日、先ずは神崎川の中流域の岸を歩いた。
神崎川については、Wikipediaに詳しく書かれている。少し長いが【地理】と【治水】について書かれた部分を引用する。
【地理】
白井市冨士にある八幡神社付近に源を発し、北東流する。北総線を越えると七次川・野口川を合わせ、市の中心部にある河原子橋付近で南東に方向を変える。二重川との合流後は白井市と船橋市の境界を流れ、続いて鈴身川との合流後は八千代市と白井市および印西市との境界を流れる。かつては戸神川合流後すぐ神崎橋付近で印旛沼に注いでいたが、印旛沼干拓により堀の内に沿って南下し、印旛放水路(新川)に注いでいる。
流域では、特に白井市内はナシの栽培が盛んである。競馬学校付近にある木戸前調整池より下流の14.56kmが一級河川に指定されている。
【治水】
河川氾濫や道路冠水防止のため、1976年(昭和51年)度より河川改修事業や橋の架け替えが進められている。千葉ニュータウンの整備事業が2012年(平成25年)度に終わることから、それに合わせて都市再生機構主導で河川改修事業を上流まで済ませる方針となっている。
源流部にあたる富士地区では都市化が進んでおり、周辺の公共下水道・雨水整備は改修工事の完了に合わせて着手するとしている。
車を白井運動公園に停め、神崎川に出ると左岸を北西に向いて歩き、「河原子橋」を渡ると、今度は右岸を南東に向いて歩いた。県道59号(木下街道)の「白井橋」を渡り、左岸を北に向いて歩き、元の地点に戻った。
歩いた距離は川への取りつきを含めて3.4km(YAMAPのログ)、時間は1時間32分を要した。

神崎川の中流域は、川岸に木が密集しているところが多く、周辺には田畑が広がっている。今の時期は田に水を引き、代掻きが始まったところだ。田植えはこれからだ。
また蓮根を育てている田圃もあった。


農作業に使う道を歩いていくと、ホオジロの鳴き声が聞こえてきた。近づくと木の枝に止まっているのが見えた。
大きな口を開けて鳴いていた。何枚も写真を撮らせてもらった。
■ホオジロ
Meadow Bunting
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm


少し先の藪でウグイスが鳴いていた。近くまで行き立ち止まって待ったが、姿を見ることはできなかった。
今回は鳥の写真を先にあげて、お花は次回(明日)に回すこととしたい。
川岸を歩いていて、上空に2羽の猛禽が飛ぶのが見えた。トビとは違うようだが、何かは分からなかった。写真を撮って確認したらサシバだと分かった。
■サシバ
Grey-faced buzzard
タカ目タカ科サシバ属
Butastur indicus
鸇鳩・差羽/L49CM



ホオジロは何度も見かけた。ホオジロが白井市の鳥に指定されていることが納得できた。


最後に川岸を1周し終わる間際に、道を歩いているキジを見かけた。50mは離れていた。
近寄って写真を撮ろうとしたが、途中で逃げられた。私が右折し川岸を離れて東進したのはキジを追いかけたためである。
■キジ
Green Pheasant
キジ目キジ科キジ属
Phasianus versicolor
雉/L ♂81cm、♀58cm


鉄塔群と県道59号(木下街道)にかかる「白井橋」。


明日は川岸の道で観たお花について紹介する。
知っているようで知らないことってありますよね。
道も全てを通っている訳でないので、
もしかしたら、私も新たな発見あるかもだって
読ませていただいて感じました。
代掻き???
まず、これ何???ってところから検索、
なるほどぉ、
shuさんは、農業にもお詳しいんですね^^
ホオジロ、
こうやって木の上で、鳴いているのを見ますよね
喉がかれないのかなんて思ったりします^^;
サシバ、
鷹の仲間、猛禽類、獲物を探しているのでしょうか、悠々と飛んでいるのを感じます。
白井市に限らず、千葉県は山が少ないようですね。
川沿いを歩いてみようと思われる気持ち、よくわかります。
ホオジロが白井市の鳥なんですね。
こちらでも、今の時期姿を見せてくれるのはホオジロだけです。
声も綺麗だし、可愛い鳥ですよね。
背景の緑も綺麗ですね。
サシバは見たことがありません。
トビとは尾羽の形が違いますね。
花は何が出てくるのでしょうか?
明日の投稿、お待ちしています(^^)
今回は長々と文章を書きました。お付き合いいただき、ありがとうございました。
自分が住んでいるところといっても、引っ越してきてからの生活範囲は狭かったです。
あらためて地図を見ると、市内にいろいろな自然の地形や施設があることが分かりました。
川沿いに歩くのは退屈しませんし、普段の健康管理にも役立ちます。
代掻きについて。私自身農家でないので、詳しいことは分かりません。
小学校の時に社会科で習ったのを覚えています。
あの頃は牛が農耕作業に使われていて、教科書にも出ていました。
おはようございます。
自分の住む市内の川岸ををすべて歩いて見ようと思い立つなんてshuさんらしいと言えばらしいですね。
お蔭でホオジロ、サシバ、キジさんにも出会えたわけですね。
地図を片手に市内散策も山と違う魅力が発見できるかも?
クロスワードパズル、ようやくできましたのでこれから答え合わせをします。
ありがとうございました。
千葉県には山がありません。あるのは丘(房総丘陵)です。その中で一番高いのが愛宕山で、標高は408mです。
そんな千葉県の中でも北西部はなだらかで、白井市の最高地点は、標高30mほどだと思います。
ホオジロは千葉県の鳥(県民鳥)でもあります。昭和40年に指定されました。
一方、サシバは夏鳥で、繁殖は1000m以上の山地だそうです。
人里近くに現れ水田などで狩りをするそうですが、私も観たのは初めてでした。
日本野鳥の会のBIRD FANによると、千葉県で多く見られているので、渡りの途中なのかもしれません。
https://www.birdfan.net/pg/kind/ord06/fam0600/spe060012/
今朝はハルザキヤマガラシを拝見しました。
山で見るヤマガラシの仲間かと思ったら、ヨーロッパ原産なのですね。
明日ご覧いただく神崎川沿いの植物も、多くが侵入生物でした。
さて、白井市に住んでいても市内のことをよく知りませんでした。
仕事を辞めてから時間が取れるようになりました。
歩くのにお金はかかりません。よい運動にもなります。
残念ながら、fukurouさんのように歩いていても山が見えるわけでもなく、森もありません。
せいぜい身近な鳥と、お花と、たまに変わった渡り鳥にでも遭遇出来たらめっけものです。
今日はころから映画を観に行ってきます。雨の日にはちょうどいいです。
色んな景色が見られて楽しいことと思います。
田んぼの風景、私が関宿に行った時と同じです。
ホオジロの口の開け方が凄い。
キジにも出会えたなんて羨ましいです。
逃げて行く途中で振向いて、「追いかけて来るなよ!」と言っているようです。
サシバ…名前も知りませんでした。
悠々と飛んでいる姿が立派ですね。
川沿いを歩いた収穫がありましたね。
朝一の映画を観に行かれたようで、有難うございます。
私は午後から行きますが、初日なので舞台挨拶の中継があるようで、3時間20分もかかります。😱
ちょうど今頃、上映が始まったところですね。私は9時15分からのものを観てきました。
さて、白井市の川ですが、地図に示した通りたった3本あるだけです。
川沿いの道は、今の時期は歩けますが、秋にセンダングサの仲間が出てきたりしたら、歩けそうにありません。
今のうちに全部歩いてしまおうと思います。
ホオジロは囀っている時の写真です。一番大きく口を開けている時に撮ったものを上げました。
何度も何度も、繰り返し鳴いていました。
他に、ウグイスも鳴いていましたが、結局姿を見ることはできませんでした。
白井市に流れる川岸3.4km、時間は1時間32分の散策、お疲れ様でした。
自分の住んでいる街を徒歩で歩いてみると、日頃知らない風景が見えてきますよね。
私も4~5年前までは柏や我孫子の市内をサイクリングや徒歩でよく散策しました。
shuさんのブログを見て、久しぶりに市内を散策したくなりました。(^.^)
キジに逃げられても、追いかけて写真をゲットする執念には感動します。(^.^)
柏市は広いので全部を歩こうとすると大変そうですね。
川沿いの道は、いわゆる雑草だらけです。
秋になるとセンダングサの仲間がはびこって、大変そうです。
今のうちなら歩けるので、早めに歩き切ろうと思います。
キジの飛び立つところを撮ったのですが、ピントが甘かったです。
キジのようなのんびり飛ぶ鳥でも、飛ぶ鳥を撮るのは難しいですね。