18切符の残りを使って、娘と二人で電車に乗りました。行き先を決めずに乗るのはワクワクします。
当初は明石へ行く予定でしたが、嫁さんが行かないことになったので、山陰本線を行けるところまで行くことにしました。
京都駅で乗り換えてから時刻表を検討すると、亀岡と園部で電車を乗り継いで昼に福知山に到着する予定にしました。あと少しで天橋立ですが、時間的に無理そうです。
亀岡で下りると少し時間があったので、駅構内にある観光案内所へ立ち寄ってみました。面白そうなポスターがあったからです。
そこには「亀岡謎解き宝探しゲーム」と書かれています。
謎の地図と4つの問題、そして謎解きに使う観光のミニ冊子をもらいました。
次の園部行きの電車に乗りながら謎解きをしてみましたが、これが中々難しい。4つのうち3つは地図を見ながら考えるとすぐに解けますが、1つが少々手こずります。
ミステリー好きな人ならば見たことがある暗号だと思いますが、一般の小学生では解けないかも知れません。暗号盤を使うので、切り抜いて使うと解きやすくなります。
なんとかヒントを与えて、園部に行くまでに4つの謎を解いたので、亀岡に戻ることにしました。
その謎解きから得られる場所へ実際に行くことで、最後の答えを得るためのキーワードを見つける必要があるのです。
http://www.akai-tori.com/kameoka/
亀岡の町を4つの謎から得た場所を目指して歩きました。他にも歩き回る小学生を何人も見かけました。
道路が狭く、歩道が無いところが多いので、少々危ないですが、石畳を整備していたり、歩道の代わりに色の違う石が道路脇に敷かれています。古い建物もそこかしこにあり雰囲気も楽しめました。
明智光秀の居城である亀岡城があったため、その城跡も見たかったのですが、入口に大きな表札のように「おほもと」と書かれていたので入るのをためらいました。
どうやら私有地になっているようで、入口から外れた所にある案内板を見て帰りました。
謎解きで町を2時間以上歩き回って、駅前に戻ったところで小雨が降ってきたため近くのミスドに避難しました。
雨はすぐに止んだので、駅前の和菓子屋さんでお土産を買って駅に戻りました。
今回の探索での最大の謎は、駅前から市街全体に広がる商店街がどうして「H(エイチ)商店街」という名前なのかです。
さて、次にどうするか考えていなかったのですが、観光案内所で再び気になるパンフレットをゲット!
嵯峨野トロッコ列車です。亀岡駅で指定券を購入しましたが、大人600円、子ども300円でした。
http://www.sagano-kanko.co.jp/
1つ隣の馬堀駅へ移動し、そこから徒歩でトロッコ亀岡駅へ向かいます。
こちらから嵯峨野へ向かっては、単線で折り返し運転ですから
、先頭がディーゼル車になります。こちらには客車が先頭でやってきます。
私たちが乗る5号車は先頭の機関車の次になりますが、リッチタイプらしいです。窓がないのはもちろん、壁もなく、座席の下までも格子になっています。全身で風を受けながらの走行です。天井も透明のパネルになっており、景色を存分に堪能することができます。ちなみに、1号車から4号車は、窓もあり床も壁も普通です。
そんな状態で保津川の渓谷を走るのですが、数カ所にトンネルもあって、これまた迫力があります。音はかなりのものです。
トロッコ嵯峨駅には、蒸気機関車の展示館や、大きな休憩施設があります。
19世紀展示館というのでしょうか。何故か、モーツアルトやベートーベンなど有名作曲家の全身像が並んでいました。火事で後ろ半分を消失したD51もあり、機関の断面を見ることができます。
館内でゆっくり休んだ後は、嵯峨野見物とは行かず、雨が降っていたので、大人しく帰ることにしました。