いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

大いなる逆説

2004年11月23日 | 考える
自分自身は大切だ、自分自身を大切にしなさい。
その教えを守り、
すべて自分のためだけに行動する。

自分の幸せを考えて、生きる。

さぞかし幸せになれるのかと思いきや、
なにかが足りない気がするのだ。
空しくなってゆくのだ。

本当の幸せは、「人のために生きる」ことで得られるような気がする。

そこに大いなる逆説を感じる。

残念ながら、人間は独りでは完結できなくて、
人から感謝されたとき、本当の満足感を得るような気がする。

「自分が役に立っているのだ」ということ。

「論理」ではなく、「つくり」としてそう成り立っている。
そんな気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

求めて求めて

2004年11月23日 | その他
ずっと探している。
何かはわからないけれど、
何かを探さなければならないような気がして。

ずっと求めている。
現状には満足できなくて。
思い描いていた未来はこんなはずではなくて。

子供のころに読んだ「みらいのせいかつ」
チューブの中を流線型の移動体が走る。
雲にも届く、超高層ハイテクビル。
海底にも、月にも人が住んでいる。
食べ物を創造する機械。
ボタンを押すだけで話せる、ブローチ型の通信機。

そんなもの、今はどこにもありはしない。

子供のころに書いた「みらいのゆめ」
そんな夢もかなえていなくて。

求めて求めて、求め疲れて、
決して手に入れられないさまざまなものたち。

僕が今この場所にいて、こうして生きていること、
東京にいることなど、想像もしていなかったのに。

僕は田舎に生まれ、田舎で小さな幸せな家族と一生を静かに過ごしたかったのに。

想像していた僕の未来は、どこにもありはしない。
だけど、きっと永遠に満たされないとわかっていても、

それでも、求めて、求めて。

何か使命を持って生まれてきたのだと、
そう信じて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする