いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

反省から

2004年11月27日 | 考える
12歳のころ、これまでの人生をふりかえり、
自分の生き方を反省した。

親から育ててもらったけれども、
それを当たり前のこととし、
恩を返さなかった自分。
好き放題に生きてきた自分。
少しのことでかんしゃくを起こしては、周囲に迷惑をかけてきた自分。

考えれば考えるほどそういうだめな自分を思い知った。
そして激しく責めた。

責めに責め、そうして、最後に心の底から
別の想いが、沸き立ってくるのを感じた。

「オレはだめではない」と。
「それを証明するために生きてやる。」

自らのだめだしを打ち破りたい。
自分はもっとすばらしい人間であるはずだ。

あれからもう20年にもなろうとしている。
何かが変わったのだろうか。

今にして思えば、純粋なあのころはが遠い昔のことのように思える。
自分がすばらしいのか、そうでないのか、
そんなことはわからない。
だけど、自分には必要としてくれる人がいる。
自分自身を責めたりせず、正直に受け止める心がある。

「こういう立派な人間になる!」という強い気持ちはなくなって、
自然体でいられる自分になりたい、と今は思う。
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