いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

見守られた孤独

2004年11月25日 | 考える
一人ぼっちはいやなもの。
そう、考えていたけれど、
いつのころからか
独りでいる時間を楽しめるようになった。

というか、逆に独りでいる時間を
大切にするようになった。

独りで物思いにふける。
自分自身と対話する。
そういう時間がことのほか楽しい。

だけどそこにはまた逆説があって、
独りだけど、ひとりではない、そういう時間なのだ。

独りということは、確かに物理的には自分しかいないのだが、
精神的にはひとりではない。

母親が近くにいる子供が一人遊びしているような、
「見守られた孤独」。

見守ってくれるひとがいるから、
思い切り独りになれる。

独りになりたいという話をすれば、
暗いだの、友達いないだの言われるが、

一度この孤独の時間を持った者は、
かけがえのない時間として、
それを認識する。
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