'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

2012-10-25 23:27:46 | sinbou_san

 高校サッカー岩手県準々決勝。ちょうど夜勤明けでしたので、心が躍り盛岡駅から電車に乗り岩手飯岡駅まで行き、南運動公園まで歩いて向かいました。雨は止んでいましたが、靴の下から湿気を感じ冷たさを感じつつも、これから始まる熱戦に歩く足も軽く感じました。

 どちらので席にしようか迷いましたが、雨が降ることも予想し屋根の下には入ろうと場所を探しましたが、盛商側には席がありません。

 専北側に入ると何とか空きがあり、冷たい雨を使った事もないハンカチで拭き、結構いい場所を確保しました。

試合開始は11時。キックオフ早々から盛商の攻撃が続き、いつ得点してもおかしくない状況が15分程続きましたが、専北の必死のディフェンスが光る。芝生が雨で濡れているため、急に止まれない!

 コーナーキックも前半15分で4本ぐらいあり、耐える時間が続きました。

 全体として、専北のディフェンスの意識が統一されていた気がします。

 専北の攻めありましたが、支配率6対4ぐらいでしょうか。
 
 前半を見た感じでは、両チームほとんど得点の可能性がないと思って見ていましたが。

 後半に入ると、一段と盛商のペナルティエリアを使ったドリブルが増え、ゴールエリア付近までボールが運ばれるシーンが多くなり、得点が入るのが時間の問題と思っていましたが。

 入るとすれば、雨の影響より審判の影響がデカかったですね。結構偏ってました。これは大変だと思っていましたが、専北のメンバーもディフェンスで走っていた影響で、走れない場面も多くなり流れを変えたい。そう思っていた時に出てきたのが、「Take」でした。

 流れを変える、度胸・愛嬌・お経が備わったメンツが登場ですね。

 メンバー交替すれば流れが変わると思いましたが、動きは同じでしたが。

 表ではなく、心を変えていたかもしれませんね。

 後半開始から20分は耐え凌ぎましたが、得点できるとすれば、ミスかセットプレーと思いましたが、可能性が限られてきた気がしました。

 ついに、延長戦。これは、PKありかな・・。

 一番緊張しているのは、やはり監督・先生ですかね。

 延長に入っても、得点できる可能性が低いと感じてましたが。

 専北フリーキックから、コーナーキックに流れ、入らないと思ってましたが、ネットを揺らしたボールは確認しましたが、ヘッドで合わせ専北延長前半3分で先制。

 応援席は、勝利したかというような大喜び。

 得点する時間が早すぎたと思いましたが、これまた盛商のフリーキックが続く。

 また!

 また!また!。ほとんど専北のファールの判定が多く、審判も専北の先制で動揺したのかな。

 いずれ、残り10分。

 この時点で、勝負は決まったかと思ってましたが、ピンチはあるにせよ、しっかりディフェンスがブロックしてました。

 専北16番。江釣子中出身、素晴らしいボディバランス。人に強かったですね。 

 守る! 守る! 守る!

 時間! 時間! 時間!

 終了のホイッスル!。 久々に感激を味わった瞬間でした。

 全国を考えれば、盛商に勝ってほしいのも事実。しかし、現実は違い、ただ只管一歩前に出る。

 その気持ち・勇気。 

 最後の礼も落胆の様子が見えましたが、先日岩手県中学校新人大会の葛巻中のイレブンが行動した、相手チームより一歩前で対応する思いがあれば、結果は違ったかもしれませんね。

 道は険しくとも、一歩前に行こう。

そういえば、ベンチの輪が違うんだよね。専北の輪が良かったですね。

スピッツ / 君が思い出になる前に

 頑張って行きましょう!