'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

3合目

2014-06-09 23:19:45 | sinbou_san

 先週より1時間程遅い集合時間で、前沢グリーンアリーナに7:50集合。ちょうど、4年生以下の練習試合も組まれ、集合場所が同じで交錯し子供達が賑わいを見せる。6年生や5年生の公式戦が試合があっても、4年生以下の練習がないチームはいくつもあり、幸運だと感じます。
 今日は、脳震盪で1人の欠場を除き総員19名の参加で出発しました。

 先週の結果から、本日の矢巾戦が、決勝トーナメント進出を考えると正念場になる。矢巾には身体能力の高い子供もおり、強豪のチームのようですが、一番気にしたのは体力面だった。試合が開始になるとハプニングがあり、それ以上に精神面を立て直すのに苦労を感じた。

 試合は、円陣の大きな声で始まった。風も強くなく普通に見えたが、相手側キックオフからのシュートが、GKの手をはじきゴールイン。その後は速い動きについていけず、ミドルシュートが決まり一層厳しい闘いとなった。
 なかなか、早いテンポのサッカーの経験が少ないため、慌てているようにも見えたが、コーナーキックからのポストプレーによるシュート。そして、サイドを走られ失点。付いて行けるようで、振り切られる失点。
 ハーフタイムでは、失点内容を話したが、弱いから失点をしているわけではない。ちょっとしたあたりであったり、詰めの甘さを話した。後半は土埃の中で、必死にスライディングをしたり、一生懸命な姿が見られ、失点もなく今後につながるナイスゲームだった気がします。
 反省の1番は、このレベルでの試合経験の差が多かった気がしました。明日を残し2敗1分けのため、この時点で見前戦を残しているため決勝トーナメント進出は不可能の確立となった。上出来ではありますが、決勝トーナメント進出もできず残念な成績となり、心中複雑でした。

 本日2試合目は、ヴェローチェ。昔はジュニアユースと試合があり、親近感が持てるチームでした。身体能力は、前沢の方があると思いましたし、始めから厳しい試合となると思ってました。風下の前半残り5分で、ゴールネットに押し込まれ失点。後半は前沢も幾度もチャンスがありましたが、得点できず敗退。残念ながら、この時点1勝2敗1分け。
 もう一寸のところでした。
 
 試合も終り、道路の反対側から見ると岩手山も曇っており、2合目から3合目が見える。前沢少年団の今の状況からは、3合目までの峠は越したが、まだまだ頂上には距離がある感じです。
 雲の上に行くまでには、まだ練習が足りない気持ちがありますが、徐々にチームが出来てきた実感があります。整備のため未だ校庭が使えず、べない。夏以降は遊べるようになれば、また違った遊びのサッカーができるはずですね。
 とりあえず、初めての1勝と1分け。勝ちある勝ち点「4」を入れる事ができました。もう5合目の目標は見えているところにいます。

中島美嘉×加藤ミリヤ 『 Fighter Tachytelic World Cup Brazil 2014

 3合目までくれば、引き下がれない。もうちょっと頑張るだけで、道は開けるいいチームになってきています。

頑張って行きましょう。

峠越え

2014-06-05 23:24:14 | sinbou_san

 今日は6月1日、第38回全少サッカー岩手予選グループ初日。一ノ関駅6時10分発の電車に乗り前沢駅まで行きました。電車内では、先輩がおり世間話。話を聞くと、前沢の街並みは1周回れるように散歩にちょうどいいらしい。歳をとってくると、健康の管理に没頭し、一関まで歩いて帰るのもいいかも知れません。確かに、高校時代に1度友人と歩きましたね。
 さて、集合場所の前沢グリーンアリーナに到着。久々に前沢小のグランドを見ましたが、少年サッカーグランドが2面できる広さです。まだ、未完成ですが中学校並みの広さを感じました。体育館も結構広いそうですね。

 本 日から、全少サッカー予選が始まりです。ちょうど、再登録が4年前でしたが6年生がいなかったので、私にとっては3期生にあたりますが、いよいよ出陣です。

 試合会場は、矢巾東小学校。ホントに久しぶりでしたね。道路の反対側には、田んぼがあり岩手山が絶好の位置にあり、最高の風景です。 

 矢巾東小学校は、3男の1学年下の子供達が県ベスト4に入った時の想い出の地でした。ちょうど、8人制大会の始まりの大会だったと思います。なんか、記憶では縦にグランドがあった記憶がありますが。10年も昔のことですので忘れてしまいましたが・・・。

 本日の予選は、鵜飼SCと江釣子FC両チーム共に、古豪で名の知れたチームですね。最初に対戦したのは、鵜飼SC。ウォーミングアップをどうするか考えてましたが、どのチームも暑さ対策で、始めたのは試合40分前ぐらいでした。体力温存で、無理しない雰囲気がありました。
 第1試合は鵜飼の猛攻を凌ぎ、残り2分で得点し逃げ切りました。ゴールバーに当てられたり、何本もゴールが外れラッキーな場面が多く、失点ゼロはありえない数字でした。
 テレビ放送の「弱くても勝てます。」のことを子供達に話してますが、サッカーは必ず強いチームが勝つとは限らないことを感じさせられた試合でした。

 第2試合は、江釣子FC。前半は温いい雰囲気で入りましたが、運よくコーナーキックからゴール。これは、幸運と思いましたが、後半風下になり、形勢が逆転。ちょっとした時間帯でしたが、慌ててしまいオウンゴール。圧しぎみだったので、逆に残念な気持ちで帰りました。自動車の中の会話は、進みませんでしたね。

 初日を終え、1勝1敗で勝ち点4。昨秋新人戦は勝つことが出来ませんでしたが、記念すべき勝ち点を入れることができ、上出来な気がします。来週に望みを託しますが、「弱くても勝てます。」の雰囲気で、何とかしたいと思います。

 前沢に帰って来ると18時も過ぎて、駅待合室で30分ほど仮眠でした。今日は、前沢牛まつり。まだ一回も参加したことがありません。参加できるのが、いつになるか楽しみです。
 振り返ると、今日も涙涙の花粉症で大変でした。ブタ草ですかね、ホント今年から実感してますが、花粉症って大変です。

 
「峠越え」歌:福田こうへい

 「夢がささえの 峠ごえ」。ようやく、ひとつの峠を越した気がします。

頑張って行きましょう。