昨日は春の陽気でかなり雪が解けたようです。でも夜中にぐっと冷え込み、今日はまた冬の寒さに逆戻り。
向かいの家の屋根に積もった雪を見ていると、一度とけて凍った雪の固まりの上にうっすらと朝方降った雪が積もっていて、はっきりと雪の層がわかります。
スキー場のコース外を滑っていて雪崩に巻き込まれるという事故のニュースが記憶にありますが、山の雪も解けて固まって、また雪が降り積もってを繰り返しているのですから、とても危険ですね。ちょっとした刺激で上層の雪が滑り落ちてくるのは想像できます。
以前、テレビで冬の利尻だけを頂上まで登って、スキーで滑り降りてくることに挑戦した男性を見ました。
当然、彼は雪崩の怖さを知っているので、天気予報や雪の降り方、積もり方を入念に調査して日程を決めていました。
全て自己責任。自然を相手に限界に挑む姿は尊敬に値します。
利尻岳は利尻島の中央にある別名「利尻富士」ともよばれる素晴らしい山です。私も実際に見てとても勇気付けられました。
毎年6月の第1日曜日に開催される「利尻島一周悠遊覧人G」という大会に2回出たことがあります。朝6時にスタートして制限時間10時間で走っても歩いてもいいのでゴールを目指す大会です。利尻島はほぼ円形の島で、1周55Kmあります。
私は走って1周しました。5時間半ほど走り続けましたが、途中辛いときは、利尻岳を見上げて元気を出しました。
利尻岳は「白い恋人」のパッケージにも使われています。見る場所によって少しずつその形が変わって見えますが、どこから見てもかっこいい山です。
今年はロシア語を習いたいので、6月の大会には行けませんが、違う季節の利尻岳も素敵だろうな。また行きたい場所です。