『コントラバス』 パトリック・ズュースキント 池田信雄・山本直幸 訳
コントラバス奏者の自虐的な一人語りで進んでいきます。
コントラバスという楽器について、オーケストラについて、音楽について、恋について・・・。
モーツァルトやワーグナーについての語りもあり、音楽好きにはとても興味をひかれるエピソードも取り入れられています。
3日ほどであっという間に読めました。日本語訳も自然で読みやすかったせいもあるでしょう。
コントラバスってそんなに厄介でたいへんな楽器なのか~。
今日は札響の定期演奏会。コントラバスの音色を探しながら聴いてみることにします。