いちばんおいしいと思う飲み物は、白湯です。
白湯。若いころ、年上の方が「美味しいわねぇ」と話していらっしゃるのを聞いて、最初何のことかわからなかったけれど、白湯だということが分かった時、私の頭の中で白湯というものの概念が間違っているのではないかと耳を疑いました。
けれど、白湯は白湯で、温かいお湯のことでした。
へ!そんなに取り立てて言うことかしらと、その時は思っていました。
でも、今は違います。
激しく同感です。
毎朝白湯を作るのが楽しいです。好きな日課のひとつです。
日中、仕事の合間、気分転換に白湯を作ります。
わが家のポットは電気ポットではないので、やかんに適当に水を汲み、ガスコンロに乗せて沸かします。
保温ポットの容量にちょうどよい量でつくれた時、やった☆と思います(笑)
他にコーヒーや緑茶も飲みますし、好きです。でも、それほどたくさんは飲めません。胃が受け付けてくれなくなってきました。
コーヒーは濃い目につくり、牛乳を入れてカフェオレにします。コーヒーと牛乳が2:8くらいの割合が好きです。牛乳のおかげで、それほど胃もたれはせずに済みますが、カフェインが入っているので、やはり飲み過ぎになるとよくないですね。
昨夜は素敵なお店でワインを飲みました。
最近はワインが美味しいと思うと話していたら、イタリア料理のお店の看板を見つけたので、入ってみました。
古いビルでしたが、中はお洒落で素敵なお店。解放感が心地よい。それぞれのテーブルと椅子の感覚がゆったりしています。小さな観葉植物やアンティークな雑貨がさりげないです。
美味しいお店はもちろんいいお店ですが、その美味しさを感じ取れる空間がないと私は無理です。
お店の人が持って来てくれるまでのワクワク感、グラスを持ち上げたときの高揚感、馥郁とした香り。それらひとつひとつ楽しめて、初めて口に含んだワインを味わえているのかもしれない、と改めて気がつきました。
ここを歩かなかったら見つけられなかったお店。
最近はそういう出会い方をするお店が増えました。
白湯・カフェオレ・ワイン。
飲み物はゆったりと味わいたいです。