掃除・洗濯を終えて、ほんとは買い物に出かけたいところなんですが、外は雪。
食べ物がなんにもないというわけではないので、買い物に行くの、今はやめときます。
外ではブルトーザーが除雪している音が聞こえます。
うちの近所には、マンションの建設予定地があって何年も”予定地”のままです(笑)
だから、冬はけっこうな、というより、かなりの雪山ができます。マンションの駐車場の除雪も、そこめがけて雪を押し上げていくので、こまめに雪かきしているようです。
雪国はこういう空き地、必要ですよ。
同じ市内にある実家あたりは、私が子どものころは広めの私有地(よそのお宅の)があって、夏の間は畑をやったりしていました。冬はそこが雪捨て場になっていたので、うちも含め、近所の人たちはそこに雪を捨てていました。そういう土地があちこちにあって、雪山で車道が見えにくいとか、道幅が狭いなんてことは感じませんでした。
ところが、今はそういう土地はなくなって、前後左右に家が建ちました。各家庭に車があるのは当たり前になりましたから、玄関だけでなく、ガレージや車置き場も雪かきが必要です。でも、雪捨て場がありません。
それぞれ自宅の庭の方に雪を積み上げるようなことになるので、だんだん腰や腕への負担がきつくなります。
公道の除排雪は市が委託した業者がやってくれますが、私有地の範囲は各自が業者に頼んで排雪してもらわなければなりません。
各戸、門のあたりに蛍光色などの小さな旗がたっていて、排雪業者が書かれています。目印というわけです。
毎年「ひと冬いくら」で契約するそうです。私が子どもの頃はそんなのはなかったので、何でもお金がかかるんだな~と驚きました。
さらに驚くことには、実家の町内でその旗が複数あることです。
ということは、「このお宅の雪は持って行くけど、お隣は違う」ということがあちこちで起こっているということですよね。
理屈はわかりますけど、なんかね~。もっといい方法はないのかしら。
自助と公助。・・・。
この数日の大雪でいろいろ不都合が起きていて、前述したことは以前から何となく思っていたことを書き起こしたまでのことですが。
雪かきって、雪が降る地域にとっては日常的なことです。大変と言えば大変ですが、うまく取り入れれば、冬の運動不足解消になります。
都市計画の中に、雪捨て場を組み入れるようにしたらいいのに。
雪を運んで捨てるってことは、人もエネルギーも使います。
人為的にではなく、少々の不便は許容しながら、賢く自然の力を借りていくようなシステムを作らなくちゃ。
このままでは、ただ生きていくためにお金がかかりすぎます。
結局「お金」か~!
でも、何かにつけお金がかかりますから。
日本は南北に長い島国です。
雪が降るところで、何気にこういう話があるということは、他のところではそれなりに、その土地ならではのご苦労があるのではないですか。
「老後に〇千万円必要」と政治家が言うなんて!ちゃんとやることやってから言ってほしいもんです