今朝はきれいに晴れ上がった空にみちびかれて、少しだけ散歩してきました。
近所の空き地に何気にある正方形の枠。そこに「あぶないから入らないでください」と男の子の絵が描いてある看板もたっています。これ、もう何年も前からです。近づいて詳細に見てみたことはありません。
何か垂直に深く掘ってあるのかな。
ふと、村上春樹さんの『1Q84』を思い出しました。
世の中の人たちがいつもと同じように生活しているのに、ふとしたことからいつもの世界から離れたところに行ってしまう主人公。
こういうのって、スリル感があり、ちょっとしたコワさもあり。怖い夢から覚めたいのにまだ続くの?!みたいな。
あの看板が立っている正方形の枠も井戸なのかな。
大丈夫、と中に入ったら出てこられなくなって、近くを人が通っているはずなのに、だれも気づかない。
パラレルワールドの入り口でしょうか^^
何か”もの”によるパラレルワールドの入り口というのは小説としてわかりやすいですけれど、もっと身近にはわれわれの心の持ちようとか価値観による小さな決定の繰り返しなんだと思います。
そうして10年、20年…と経って一人一人別々の人生を歩んでいるということなんでしょう。
小学校で同じクラスで毎日一緒に勉強し、同じ給食を食べ、みんなで遠足に行き・・。でも今は、みんなそれぞれの人生ですから。
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追記:『1Q84』ではなく、『ねじまき鳥クロニクル』でした^^;失礼いたしました!(7/19 6:42)
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