素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

漫画の感想。

2015年04月10日 20時59分39秒 | 日記
今週の東京喰種:reですけど。

たきじゃわ、記憶あるんだね。
過去の。

……尚更救いが無いというか;

つーことはさ、記憶消去による人格改変、洗脳じゃ無いわけでしょ?

前の人格と地続きなわけですからさ。
連続性があるわけで。

……前の、天才ぞろいの中では飛びぬけて優秀では無いけど(ジッサイ、実は優秀な方)土壇場で踏ん張れる強い心を持った熱い男はもう居ないんだね……。
なんかもー、ガンガン読者の心を抉ってくるな。

あぁ、アキラさんとの再会が楽しみだ(おい


そして、相変わらず瓜江がウザいですな。
周りの人間、まっすぐで誠実なヤツが多いのに。

こいつだけ、自分のことしか考えてない。
あいもかわらず、手柄、出世。

めっさ不愉快。

流れ的に、次号あたりでたきじゃわとぶつかりそうですが。
そこで改心するか、そうでなければ死んでくれ(おい



暫く感想書いてなかったですけど。
今月の進撃の巨人はラストで震えました。

ああ、そっか。
ここで新しい神話を作るわけなんですな。

今まで王として君臨していた人間は偽者で、そこにいくらホンモノの血筋であっても、「実は私がホンモノです」なんて言ってノコノコ出て行っても誰も平伏してくれないだろう。
そういうことをヒストリアが危惧してたシーンありましたけど。

それがこのラストの伏線だったんですね。
真の王登場に相応しい手柄を上げ、新しい神話を作る。

確かにさ、街ひとつを危機に陥れた恐ろしい怪物を仕留めた戦士が、この国の真の王の血筋だった、なんて。
しかも可愛い女の子と来た。

よほど捻くれてない限り、皆平伏するわな。


今週さ、エレンが「幼馴染二人は成長して大人になってるのに、自分だけ子供のときのまんま」ということを悟って、情けなかったのか、腹が立ったのか、自分を殴るシーンも良かったですが。
ラストのこの展開で一気に持っていかれましたわ。

こういう人間心理を操縦するような展開、いいわぁ。



今月のアルスラーン戦記ですが。

優しくて人が良いけど、決して周りに流されやすい自分の無い人間じゃないんですよな。殿下は。
ダリューン、ナルサスその他の従者を殺害して、自分を直属の臣下に、と進言してきたホディールを拒絶するシーンはグッときた。
普段行動判断のほとんどを臣下にまかせっきりだからね。
こういうときにさ、君主として果たさねばならぬ義理を間違わずにやり抜けるからグッとくるのさ。

そして逆賊と化したホディールを討った後。

大好きなシーン「解放した奴隷に、感謝されるどころか、旦那様の仇と命を狙われるの図」

……前も言ったけど、自由って素養が要るんだよね。
その真価を知るにはさ。

日々、目標も無く、だらだら生きてる人間にはさ、奴隷の方がやりがいあって気持ち良い生き方なんだろうね。
だって、やること全部決めてもらえるし。
楽よ?自分で何も決めなくて良いってのは。

ホディール、逆賊だったけど、奴隷たちにとっては優しい主人だったんでしょうね。
後でナルサスも言ったような気がしますけど。

誰も彼もが、自由を与えて喜ぶわけではない。
面白いシーンですわ。