素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

日曜感想その1

2014年09月15日 22時01分33秒 | 日記
今週のトッキュウジャーですが。

かっこ悪いのがかっこいいということで。
トカッチメインの話だったんですけど。

ライトをネタに「友人であっても怒りを覚えるような部分はあってしかるべき」ってのをやるのが、ジャリ番的に正しかったですな。
チーム内で恋愛ってのは下手するとチームをぶっ潰しかねない場合があるので、手放しに肯定はできないのですが、そういうのはジャリ番で扱うネタとしてはお門違いなので。
(やっちゃダメとは言いませんけど)

そういうネタ以外に、ジャリ番に相応しいネタも入れ込んでるあたり、いい脚本です。

相手を完全肯定できなければ、友人とは言えない、なんてのはあかんもんな。
同じ人間じゃ無いんだから、そりゃま、気に食わない部分のひとつやふたつはあるのが当然で。
それを見ないふりしてでも付き合う価値がそいつにあるから、友人としてつきあうわけで。

……まぁ、偉そうにこんなことを言ってはいますけど、そういう時期は私にもありました!

まぁ、気に食わない部分がどうしてもダメなら、とっとと縁を切ればいいんですけど。
多少気に食わない程度でそれをやってたら、誰とも付き合えないもんなぁ。



今週のガイムですが。

カイト、今の世界を否定しているあたり、ミッチーと同じなんですけどね。
違うのは、ミッチーと違って、他人に対する思いやりがある点ですか。

世界を牛耳ってる奴らが悪魔そのもののような奴らしかいないから、この世界は根っこから腐ってる。
だから、一度最初から作り直すしかない、って結論に至り、ああいう行動を起こしたわけで。カイトは。

ミッチーは自分こそモノの価値が分かる人間で、自分が選べば正しい世界が生まれると。

デスノートの夜神月とかなり近い人間だと思います。
自分の知性が最上のものだと思い込み、自分が認めないものは不要であると信じる。

ようは自分しか愛して無いんだよな。実際のところ。
舞さんについては微妙ですが、幻影のメロン兄さんが言ったとおり、自分の理想から外れる行動を取ったとき、舞さんすら切り捨てた可能性は十分にあるかと。
で「何で皆ボクについて来れないんだ」と、悲劇の主人公を気取って自分を慰めてそう。

一応、舞さんのために自分の命を犠牲にする覚悟は決めたこともありましたから、完全な自己愛の権化ってわけじゃあないとも思うんですけどね。

で、コータですが。
利他的な行動が、気高いですね。
自分は世界に居場所の無い化け物になろうとも。
ねーちゃんや友人たちが普通に暮らせる今のこの世の中を守りたい。
そのためならば、自分の幸せは捨てられる、って。

ウロブチさんの脚本って、ホントひでえことが良く起こるわけですけど。
主人公が取る行動は、非常に利他的で、気高いというか。
道徳的なんですよねー。

一般に、平和を知るには戦乱を知らなければならない、って言いますけど。
反対の属性のものを知るからこそ、その反対側に立つ属性が引き立つといいますか。

サイコパスでも、政府の中枢が法をないがしろにしていたからこそ、アカネちゃんが法を遵守する姿勢がグッと来たわけで。
基本なんですけどさ。お話を作るうえでは。

放送開始前にはウロブチさんメイン脚本を日曜朝にやっていいのか?とちょっと思ったんですけど。
ここまで来てみれば、なかなかジャリ番としてもいい内容を練りこんできてるように感じますので。
結果的に良い人選だったのではないかなと。(まだ最終回見てないわけですから、ここまで言うのはちょっとはやいかもしれませんですけど)



今週のハピネスチャージですが。

ハピチャって

「幸せな状態が普通だと、そこから転落したときの絶望がより深くなる。だったら、最初から皆ゆるく不幸せだと思っていた方が怪我が少ない」って

P4の足立キャベツが考えてそうな消極的な思考を否定するのがメインテーマなんでしょうか?

ギャグキャラっぽいですけど、やけにナマケルダさんこういうときに語りますわな。
恋のときに限って。

やっぱ幻影帝国の幹部って、元人間で、色々な理由で「幸せなんか不要だ」と思うに至った人たちなのかな~?

まぁ、それよりも。

今週、いおなさんがカイドー君に口説かれてる話だったわけですが。
ちゃんとデート相手の女の子が楽しめてるかどうか気に出来るあたり。
カイドー君、かなり良い男の子のように感じたのですが。

うむ。今後進展があったら面白いよね。
相手は性格に申し分無さそうな健全な男の子。
進展があれば面白い。

特にNTR系の薄い本的に(黙れ

日曜番組はいろいろあってまだ見れていません

2014年09月14日 15時23分16秒 | 日記
実は半年ちょっと前に購入して、それきり棚に放置していたVシネマ「仮面ライダーアクセル」を先日観たのですが。

面白かったです。

元は正義に燃える真っ当な刑事だったのに、お礼参りで愛する妻を殺害され。

以後、ガイアメモリ「コマンダー」の力でコマンダードーパントとなり、犯罪者を駆除するように殺害して回るようになった男と。

同じく、最初はウェザードーパント井坂への復讐心に塗りつぶされ、すべてを捨ててそれを成し遂げようとしていた男・仮面ライダーアクセル・照井竜。

彼は左翔太郎やフィリップ、そして今は妻となった所長とのかかわりの中で、復讐さえ成し遂げられればその他は一切顧みないという復讐鬼から、他者を守るために悪を倒す仮面ライダーに転身を遂げたわけですが。

一歩間違えれば、彼もコマンダードーパントのような、ガイアメモリを悪用した人間を見境なく処刑するような男になっていたかもしれない。
彼の人生に自分に通じるものを感じたのか、処刑人にコマンダードーパントが照井をスカウトしようするシーンが良かったですね。

コマンダードーパントの想いは理解できるけど。
認めちゃいけないんだと。

過ちを犯した人間を「社会に害悪をまき散らす害虫」と断じ、一方的に虐殺するという行為をキッパリ否定するわけです。

常習的犯罪者への憎悪の気持ちを吐露するコマンダードーパントの演技が良かったので、それに返す照井が映えましたわ。
理解できるけど、認めちゃいけない、それが視聴者に伝わるように作る。ここはそこが大事です。

脚本を書いているのはガイムの次のライダー「ドライブ」を担当するという長谷川さん。
三条さんだという話も聞いているのですが、今回のアクセルの映画の出来を見る限り、別に長谷川さんでも期待できるんではないですかね?

そして、照井以外でも。
物語のキーパーソンである、コマンダードーパントが駆除すべき対象として定めていた、スリの常習犯の女・アオイ。

スリの娘として生まれたため。
こんな生き方が正しいわけがないと思い、更生して真人間になろうと足掻いたこともあったけど。

生まれが生まれだから、モノが無くなると「お前が盗ったんだろう」と真っ先に疑われることが避けられず。
結果、ずっと常習的犯罪者。

でも、そんな自分を疑わず、自分のために血を流してくれた照井を助けるために。

物語のクライマックスで、大ピンチを迎えた照井を助けるために、決死の覚悟でコマンダードーパントに突撃し、コマンダードーパントからパワーアップアイテムをスリとって。
そのアイテムでアクセルがパワーアップし、逆転するという。

これまでは他人の必死で稼いだお金を盗み出すという下種な目的のために使用していた技術を、正義のために使用するわけですね。
自分を助けてくれた人を助け返すために。

熱いですなぁ。
「人は変われる」ってのと、「技術そのものは悪ではない。使う側がどういう想いを持って使うかだ」ってこと。
この二つが、かなり丁寧に描かれた作品でしたわ。

マカイノハナ感想

2014年09月13日 07時15分35秒 | 日記
今週の新GAROですが。(ファミ劇
サブタイ「残像」

よくもまあ、三十分で詰め込んだもんですね。
しかもかなり無理なく仕上げてますし。

今回のホラー・マトウは子連れで、曰く「自分の娘だ。もう死んでしまったけど」と。
最初は「きっと奴の最後に残った人としての想いの残滓だ」と、そのマトウの娘の幻影を斬る事を躊躇うんですが。
(雷牙が例え幻影であっても子供を躊躇無く斬ることが出来ない男と踏んで、盾として使用するわけですな。マトウ)

自分の本当に守りたいもの、マユリが危ないと知り、マトウの娘の幻影を斬る覚悟を決め、娘の幻影ごとマトウに一撃を加えるわけです。

人には優先順位がある。
人を救いたい、人が大事だということは、究極こういうことなんだよな。

と、思っていたら。
マトウ、最初娘の幻影を二度と召喚できなくなったことを嘆くんだけど、慟哭していたと思ったら一瞬後笑い出し。

「結構気に入ってたのに」

「本当にボクの娘だと思った?」

「本当はね、あの子はボクがホラーになって、一番最初に食べた人間なんだ」

「実の父親の目の前で、食ってやったんだぁー!」

きっさまああああ!

雷牙激怒。視聴者も共感。

こいつは許せないですよ。
喰らっただけでは飽き足らず、死後もその存在を幻影を玩具にすることで貶めていたわけですな。

こういうクズ描写、視聴者の感情が置いてけぼりになったら失敗なわけですが。
たった三十分でちゃんと乗せてくれましたね。

悪行を並べ立てるだけじゃ不十分なんですよ。
最初、仲のいい親子を装って、幻影でごっこ遊びを行い、その後真相を暴露する。

これが効いてると思いますね。

今回の序盤にマトウが男を斬るシーンありましたが。
もし、あそこがそっくり「親子が襲われて、父親の目の前で娘が食われる、だけで終わるシーン」に入れ替えられてたら。
その後、マトウがただ暴れるだけだったら。

マトウの邪悪さが伝わりにくかったと思うんですよ。
やってることはほぼ一緒なんですよ?罪深さもそんなに変わらないと思います。
でも、それが視聴者にしっかり伝わるように構成しないとさ、怒りも伝わらないから。

こいつはこんなに悪い奴なんだぞ。さあ怒れ、みたいな。
まるで上から目線の脚本は良くないですよね。
やっぱ視聴者の感情を操ったり、誘導してこその脚本よ。

まるで凄まじき戦士にでも成りかねない勢いで雷牙はマトウをフルボッコにしてましたけど。
上記理由で理解できますわな。



そしてとうとう。
今回でエイリスを復活させようと封印を解いた黒幕が明らかになりましたが。

クロウの師匠かよ!!
てことは、今回の黒幕は魔戒騎士!?
てっきり「まーた魔戒法師か。また嫉妬で大暴れか?」と思い、「魔戒法師の道徳教育はどうなってんの?コンプライアンス遵守の精神は?」「嫉妬深い人間のクズのみが魔戒法師を目指すのか?」となじってたもんですが。
(最後のは言いがかりだろ)
とんだ風評被害でしたね。

まあ、悪いのはシグマ。
ぼくわるくないもーん。

悔しいんじゃあ

2014年09月12日 20時53分41秒 | 日記
今週のペルソナ4Gですが。

え?
ネタバレだと思ってた情報、ガセだったの?;

マリーってイザナミノミコトの転生体みたいな存在だと聞いてたのですが。

まぁ、結構真に迫ったネタ画像ってのはありますし。
騙されたとしても仕方がない。

ぼくわるくないもーん。


とはいえ。
マリーの閉じ篭ってた閉ざされつつある空間。

明らかに日本風というか、古墳をイメージした空間でしたね。

稲羽市の風景に混じって、そこらじゅうに乱立する辛坊さん(おい
これは古墳でしょう。

最初はね、辛坊さんの姿を見て「ああ、イザナミノミコトがマリーの正体だものな」としたり顔してたのですが。
裏切られました。(お前が勝手に思い込んでただけだろ)


で、クスミノオオカミ。
名前の元ネタを探ろうと、手持ちの古事記の資料をひっくり返したのですが。

クニノサギリ、アメノサギリは即分かったんですわ。
メガテンでおなじみの国津神・大山津見神の子供神のうち二柱、国之狭霧神と天之狭霧神ですな。
両方とも霧の神様。

ですが、クスミノオオカミだけ分からん;

悔しい!!

元ネタなんなのさ;
多分、霧に関わる神様だと思うんですけどね。

怪しい神様の名前に、クスミノ~って名前の神様が無い;

まぁ、日本の神様は数多いですし、資料もろくに残ってなくて、何の神様なのか良く分からない神様も居ると聞きますし。

そういう神様のうち、一柱が元ネタなのかもしれませんね。

ま、それも大事な話ですが。
え?イゴっちゃった?

いきなり無印をリアルプレイ時、何度か飛ばされたおなじみのシーンに場面が飛んだので、一瞬わけが分かりませんでしたよ。

まさかここで終わりじゃないよね?
CM開けて次回予告出るまでしばらく不安になってましたよ。
(ありえないとは思いますが、絶対無いとは言い切れないものな)

次回、ここからどうつなげるつもりなんですかね?
励まされて立ち上がるの?コミュを築いた人々から?
映像込みで?

……本来は真のラスボス戦の最後を締め括る、神イベントなんですけどね。
1期のTV放送後に追加された特別編では、そこのシーン、励ますのが声だけだったからな。
悪くは無いんですが、ちょっと残念だったんですよ。実は。当時。

ここで、原作どおりの神イベント演出をやってしまうような改変(ですよね?)をやるのなら、それはそれでいいのでは無いですかね。

こえとぐーるかんそう

2014年09月11日 19時17分53秒 | 日記
今週の聲の形ですけど。

よくよく考えたら、作中の今の時間夜でしたな。

面会時間は終わってるはずだから、凸しても無駄だよね;

そうじゃなくて、思い出の橋の上に来て、思い返していただけなのね。
でもま、明るくなったらちゃんと行動を起こしてもらいたいもんですわ。

ちょうど石田君も意識を取り戻したようですし。
ポイントポイントでの行動は大事というか。
何にも行動起こしてないのに、口を開けて上を向いてるだけで、口の中に牡丹餅が転がり込んでくるような展開は見てても何も感じませんしな。
牡丹餅を取るために、障害を押しのけるような頑張りを期待したい。

……ちょっと難度が下がったから、そこのところは残念ですけどね。
(石田君が意識不明の状態の方が、会いに行く難度は高いですからね。どう考えても)



今週の東京喰種ですが。(原作の方)

隻眼の梟、ホンモノの方。
娘だったの?

あと、あの異様な風体。
あれ、全部赫子だったのかよ!
言わば赫子で作った着ぐるみかい!

てっきり、肉体そのものを何らかの特殊能力で変質させてああいう姿になったんだと思ったら。
ホンモノの肉体の方は一切変化させず、その巨大すぎる赫子であの姿を形作っていたとは(多分)
どんだけすごいねん。隻眼の梟(ホンモノ)

まぁ、色々とド肝抜かれる展開でしたけど。
パパゴンである店長を攫って行きましたな。
隻眼の梟(ホンモノ)

彼女、やっぱ父親を恨んでるんでしょうか?
店長の方は娘を愛しているはずなんですけどね。

出来れば父娘間の拷問やら虐待は見たくないんですけど。
恨み言をネチネチとパパゴンに並べ立てるくらいでとどめてはくれんものか。

まぁ、憎悪の反対は愛情ではなく無関心だとも言いますから。
パパゴンの愛情が梟(ホンモノ)に伝われば、とか夢を見てはダメですか?

……と、ここまで書きながら、他の感想をちょいちょいチラ見したらですね。

あ、この人、高槻さん?

言われてやっと気づきましたわ。
確かに風貌が良く似ている。

まぁ、初登場時から、なんかまともな人間じゃなさそうな雰囲気を漂わせてましたからね。彼女。
むしろ、途中で「ひょっとして正真正銘の人間?」と疑ってしまったとき。
そんな馬鹿な。この精神を病んでそうな顔つきで、真人間であるはずが無いのに、と。
そっちの方が信じられない感覚でしたが。

そっか。やっぱ真人間じゃ無かったのか。

信じていた(何がよ)