素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

こういう雰囲気は好き。

2015年04月20日 20時06分48秒 | 日記
ダンまち、わりに面白いですね。
最初ただ可愛い女の子が出てくるだけのアニメかな、と思ったら。

2話から見たんですけどね。

気になる女の子が居て、その子に振り向いてもらうには自分の力があまりにも足りなくて。
で、なんとしても強くなりたいと願うとか。

まぁまぁまぁ。
青春モノというか。

主人公が可愛いね。
主人公が仕えている神様も可愛いけど。
2話見た後、ニコニコで1話を見ました。

現行、あまりバトルモノって感じじゃ無いですな。
今の雰囲気が好きなので、ラストで剣姫、でしたっけ?
気になってた女の子に何らかの決着が着く流れで終わってくれると嬉しいんですけど。



今月のヴァニラフィクションですが。

ここしばらくさ、感想書くのサボってましたが。大きく話が動いたんで、今月は書きます。
今月、鞠山さんのゴール条件がようやく明らかになりました。

ゴール条件:エリと一緒にバースデーケーキの蝋燭の火を吹き消すこと。

佐藤先生は「羽白島の北端の岬でエリとクッキーを食べること」なんですが。

先月さ、佐藤先生が「神とやらが人類の運命を決めるためにはじめた双六なのに、プレイヤーどちらが勝っても人類滅亡取りやめっておかしくないか?」って言ってたけど。
「普通は、片方は人類滅亡、もう片方は人類存続、そういう風に割り振るはずだ」と。

だから、「同時にゴールする方法を探るべきだ。きっと神の真意はそこにあるはずだ」って持ちかけて。
見事に鞠山さんに却下されてましたけど。

鞠山さんにしてみれば、一理あると思ったとしても、確実な勝利が目の前にあり、絶対に負けられない戦いである以上、佐藤先生の提案に乗る理由ありませんものな。

で、今月とうとう明らかになったわけですけど。

無理でしょ;
同時にゴールは出来ないわこれは;

だってさ、場所は良いんですよ?
鞠山さんの誕生会を羽白島の北端の岬でやればいいんですから。

でもさ、蝋燭の火を吹き消すことと、クッキーを食べることを同時に行うのは不可能だよね?

モノを飲み込むとき、息は止まるもんだし。
咀嚼は出来ますよ?
でもフツー、飲み込むまで終わって、はじめて「食べた」ですよね。

そして鞠山側のゴール条件が「蝋燭の火を吹き消す」と指定されている以上、息を吐かないとダメですし。
両立できねぇ!無理だ!!

そう思って軽く絶望し、このまま鞠山一家が不幸になるルートは避けられないのか?
いや、ちょっと待てよ?
エリちゃんに下の口でクッキーを食べてもらうっていう方法はどうだ?(おい)なんて考えつつ、バッドエンドルートを避ける方策をですね、考えつつ読み進めていたら。

ラストの頁で、鞠山さんとこの愛息・ドラジエ君の顔に30分以内に死を迎える者の印が;

ちょっと待てよぉ;;
これはあれか?
鞠山さん、自分の指輪を自ら外して死に、ドラジエ君にゲームプレイヤーを引き継がせるって流れかな?;
正直、その方法以外でドラジエ君を救う方法ありませんし;
(ゲームプレイヤーは本当はとうに死ぬ運命を、プレイヤーの証の指輪の力で捻じ曲げて、生かされている存在なので、指輪を外したら運命が正常に戻って死んでしまうのです)
(で、双六ゲームの進行役である人外の二人は、そんな「死ぬ運命にある人間」を見分ける特殊能力があって、彼らの眼にはそういう人間の顔には印が浮き上がって見える)
(だから、鞠山さんが指輪を外してドラジエ君に渡すと、ドラジエ君の死の運命が捻じ曲がって助かるけど、運命が元に戻った鞠山さん本人は、即座に死んでしまうんですわ)

うーん;
佐藤先生、ハッピーエンドに導いてみせる、なんて決意固めてましたけど。
現段階、バッドエンドしか見えないんですが;

日曜感想。

2015年04月19日 12時25分02秒 | 日記
今週の血界戦線ですけど。

バトル無かったね。
いや、逆にそれが良かったわけですが。

しかし、自分の国を核保有国にしてくれ、って望みと、人をひとりを消し去ってくれ、って望みで10時間くらいの耐久チェスですか。
(プロスフェアーでしたっけ?正式名称)
あのゲーム愛好家の異界の神っぽい人外。

そんな大それた望みを叶えるのに、たったそれっぽっち。とか思いますが。
相手は、1000年以上ゲームを研究していて強すぎるので、チェスのチャンピオンでも対局で勝つことは不可能。
だから正味、10時間ゲームし続けなければならない。(しかもその間、負けることは許されない)
辛い。
絶対無理と言い切れる長さじゃないですけどね。
しかし、そんな大それた願いに対して、10時間程度、つまり実現可能なレベルを提示するこの人外の神。
どんだけ人間からかけ離れた精神構造しているのかは、想像つきますわな。
人間だったらもっと実現不可能な時間指定するよ。やるにしても。

そんな相手にさ、情報と、自業自得で破滅しかかってる他人を救うために戦いを挑むクラウスさん。
かっこいいわな。

で、その対価が99時間。
核保有プラス人間を消せの約10倍の重さ。どんだけ重いんだ;
だが、負けないでタイムアップまで持ちこたえた。

その気になればさ、この人。
世界の王にだってなれるんじゃないの?
核保有で9時間、それに人をひとり消してくれという望みを追加して10時間ですものな。

なのに、世界平和のために必要な情報を得ることだけにしか、その99時間も持ちこたえられるという能力を使わないのね。
この部分は本気でかっこいいと思いました。
敵を叩き潰すだけが男の強さじゃないよねぇ。
(まぁ、それはかなり重要な部分ではありますが)



今週のニンニンジャーですが。

まぁ、猫は化けるって言うしね。
殺しても復活するっていうのは、まぁ、妖怪ネコマタとしては「らしい」と思いましたよ。
妖怪ウオッチ臭さは前回よりは多少まし。

しかし、アカニンジャーことタカ兄さん。
フツーに見ると、ニートにしか見えないのがアレでしたね。

そりゃ妹としては、家に友達呼びたくないだろうよ。



今週のドライブですが。

ハート、あの調子だから。
チェイサーとしても、忠誠心みたいなものが芽生えていたのかもしれないですな。
彼の葛藤が面白かった。
本能的に人間の味方をしたい気持ちが抑えられなくなったけど、ハートたちロイミュードへの想いも捨てきれない。
最終的に人間の味方になることを決めたわけですけど、納得している人も居れば、してない人も居ますな。
特に剛さんなどは「ねーちゃんの相手は進兄さんなら問題ないけど、ロイミュードだけはダメだ!」と全否定ですし。
そりゃまね、義兄になるかもしれない相手が人外だなんて、耐えられないのはあるでしょうね。
逆に言うとさ、結構ナルシストっぽい雰囲気がある仮面ライダーマッハですが。
近しい人にはちゃんと興味を持ってるってことの現われですよな。この剛さんの荒れ具合は。


先週の段階で「何故正体をバラした!?」なんて感想書きましたが。
理由が今週、ちゃんと説明されてましたな。

そっか。警察のお偉方に干渉できるような地位に、ロイミュードが食い込んでるのね?
だから、正体を世間一般に晒すことで、逆に守ろうとしたわけですか。

一般に分かってる事実を捻じ曲げるのはかなり苦労するけど、分かって無い事実を捻じ曲げるのは容易いものね。

例えば、地動説を否定するのと、UFOの目撃情報を否定するのはどっちが楽か、ってことですよ。
今のままだと、権力を使って、ライダーが排斥される風潮を作られる恐れがありますしの。
そうなった後に正体を明かしても、悪の権化であるライダーの正体が警察官だったということになるだけで、今頃遅いってもんです。
だからこそ今のうちに正体を明かしておいて、ライダー=悪の権化という世論形成が容易くない状況を作っておくってわけですか。
ならば、納得します。

で、今回のような対応をする原因になったそのロイミュードですけど。問題の。
参議員のセンセイか!!

面白くなってきたですね。
そういえばさ、元祖仮面ライダーの敵対組織であるショッカーも、原作ではスポンサーが政府って設定だったそうですし。

今回のライダーは、目の前の敵を倒すだけじゃなく、情報戦にも勝たないといけない状況になるんですかね?
楽しみですわ。



今週のGoプリでしたが。

はるかのリボンがどんどん自己主張を増していくの図、笑ったw
そんなにテレビに映りたかったのかw

テレビに映ってどうするつもりだったのか。
若い皇族男子に見初めてもらって、日本の法律に沿ったカタチで、平民の身分からプリンセスになるつもり?w

だとしたら、まず無理とだけ言っておきましょう。
(ほとんど言いがかり)

いや、知力、体力、品格の問題じゃなくてね。
名前が悪いんだよね。はるか。

え?はるかって名前のどこが悪い?って?

私もこないだ知ったんですけどさ。
皇族女子のお名前、いちいち挙げるのは失礼だから書きませんが、思い出して見て下さい。

生まれながらの人も、外から后という立場で入って来られた人も。

一個の法則があるのに気づくと思います。

ええ。そうですね。
名前が必ず「~子」なんですね。

どうもこれ、伝統らしいですよ?
皇族女子の名前として。

そうじゃない人って、ほぼゼロだとか。

だからね、日本で平民でプリンセス目指すのであれば。
名前を「はるか子」に変えないといけませんね。はるかさん。
(正宗子みたいだな)

残りのエンディングは完全版で見るかね。しかし……

2015年04月18日 17時25分03秒 | 日記
ダークサイドプリンセスを3周し、3つエンディング見たんですけど。

1つは魔神を復活させ、人類の大半を虐殺。生き残りを奴隷にして世界に君臨するエンド。

2つ目は、自分の出自を知って、魔神を父と呼んで忠誠を尽くすことを放棄し、自分自身が魔神になって世界を支配するエンド。

……双子かと思ったんですけどね。セリアの。
違いましたわ。

そのエンドでは出自を不完全ながら、しかし決定的に信念が揺らいでしまう事実を知り、魔神への忠誠心を無くすのです。

で、3つ目。
これが問題。

女騎士セリアに「あなたは私の先祖の魂の半分なの」と告げられて、それを信じた場合に行くエンドなんですけどね。
どうも、ダークサイドプリンセス・レグリナは、かつての魔神が封印された時代、魔神に反逆して、人間に味方し、魔族でありながら聖者になったという、闇の聖者というものの魂の半分から作られた存在らしく。

魔神、魔族のくせに自分たちを裏切り、自分を封印することに協力したその魔族がよっぽど許せなかったのか。
封印されるときにその魂の半分を奪い取ったそうで。

セリアの先祖はその魂を半分奪われた魔族。
セリアとレグリナがそっくりなのは、双子だからじゃなくて、セリアがご先祖にそっくりなせいでした。

まぁ、これは別に問題じゃないんですけどね。
エンディングが;

エンディング。

人でありながら、魔神の力を吸収し、神に等しい存在になろうと企んだ女・国務大臣フリーゼ(ラスボス)を倒した後。
セリアとレグリナは二人で魔神の力を吸収し、実は内心魔神に反感を持っていたメディウムたちと一緒に、世界統一を果たして千年王国を築き上げました。


幸せになっちゃダメだろ;

レグリナさぁ。
凶悪な盗賊や、百戦錬磨の刺客の戦士たちと一緒に、やむにやまれぬ理由、もしくは運悪く館に入り込んできた一般人も殺してるよね?

そんな女に幸せになられたら困るというか;

本当は善人なのに、無理矢理否応無い状況でトラップの力を与えられ。
罪の意識に苦しみながら、それでも生き抜くために戦い続けた先代までの主人公・レイナやらアリシアなんか、ろくなエンディング迎えてないんだぞw

レイナの場合はどのエンディングでも必ず死ぬし。
まぁ、意味のある死なんですけどね。どれも。

アリシアはもっと酷い。全部バッドエンド。
あまりにも酷い現実で、生まれて初めて本心から憎しみで人を殺したいと思い、トラップではなく手元にあった短剣で、幼い頃から一緒に育ってきた侍女・レイチェルを刺し殺し。
その血で魔神復活が成り、そのまま魔神の化身になって、人間を殺しまくるエンドとか。(その侍女レイチェルに短剣を振り下ろすときのアリシアの目がね。氷のように冷たいの。ゾクゾクするよ……)
最悪なのは。
アリシアの場合、色々な要因でボロボロになった自分の国を、それでも王族として、王女として守るために、ラスボスの魔神・マルファスを必死で倒した果て。
王宮に護衛騎士に伴われて戻ると、王宮は魔神の眷族で満ち溢れていました。

ろくなもんじゃない。

なのに、善性という面では圧倒的にこの二人に劣るレグリナに、ハッピーエンドがあるのさ?;

うーん;
これが最近の流行ってもんなんでしょうか?;

因果応報は押さえておいて欲しいもんなんですけどねぇ。

その言葉だけは言っちゃダメでしょうw(そんなに血が見たいの?w)

2015年04月17日 18時57分20秒 | 日記
今週の刃牙道ですけどさ。

観客、血に飢えすぎだろwww

「ぶった斬れぇぇぇぇっ!!」

何?この人たち、本当に日本人?w
東京ドーム地下6階、民度の低下が凄まじいですなw

徒手での戦いなら、ただの命の危険を伴う腕比べだから。
ギリギリ、血に飢えているという謗りは避けられるとは思うんですけどさ。

武器アリでの死合いで、ここまで興奮したらもう、ローマでしょ?w

あまりにも血に飢えている観客のこの台詞に、読んだ瞬間爆笑してしまいましたw


他に今週面白かったのは。

烈海王敗れたり、と発言し、観客のウケを図らずも取ってしまった武蔵さん。
一瞬、赤面したりしないだろうなと思ったんですが、さすがにそれは無かったですね。

ウッカリ歴史に名を残してしまうと、自分の過去の発言が知れ渡ってしまい、こういう事態を引き起こす。
(現実にはありえないんだから警戒するような問題点ちゃうだろ、というツッコミは無視の方向で)

これが隙を生んでしまう可能性を考えたんですが、戸惑い、驚きはしたものの、恥じ入って心を乱している風には見えませんでした。
逆に、烈先生の方が隙を見せてしまったように見えました。

面白い状況だからさ、ウッカリすると平常心が無くなってしまうよなそりゃ。
しかし、それは危ない。

宮本武蔵は、立会いの相手が隙だらけで隣室に控えているのをみて、背後から忍び寄り、後ろから一撃で仕留め、それを咎められると「戦いは『戦う』と決まった瞬間から始まっている!」と言ったという逸話のある御仁ですよ。
私、この次のコマで烈先生が致命打を浴びるんじゃないのかね、と心配しました。

原因が自分にあるとはいえ、どんな理由であろうと心を乱す方が悪いって言ってのけそうだし。
しかし、そうはならなかった。

さすがにこれはちょっと酷いと考えたのか、それともそこまでの隙じゃなかったのか。

まぁ、すかさず間合い詰めて来たから、まるっきし無罪ってわけでもないですけどね。
烈先生相手に徒手での戦いを挑むつもりのようですが、宮本武蔵。

やっぱ、武器アリで戦うより、素手で戦った方が楽だと判断したのかな?
こっちが刀を持ってると、烈先生も気を引き締める度合いが、素手の場合よりはキツくなるはずですしの。

有名な小次郎敗れたり、って言葉、確か目的は佐々木小次郎の行動にケチつけて、動揺を引き出す目的の言葉でしたよね。

戦い方のイヤらしさが、何か「らしい」なぁ、と思いました。



今週のアニメの暗殺教室ですけど。

この浅野理事長の異常に的確で、基本の基本はしっかり押さえてて、なのに倫理観が欠片も感じられない教育手法。
リアルタイム当時原作で読んでたときは「この人絶対カタギじゃないだろ、異常な家庭に生まれた異常者だ」と思ったもんですが。

実は単に教育バカで、それまでの自分のやり方に誤りがあったと思い、そのため極端に走った結果だったと分かった今では。
何だか、この洗脳交じりの教育シーンが愛おしく思えてきますなw

烏間先生が「(殺せんせーと浅野理事長が)教育者としての基本姿勢は驚くほど似ているのに、何故ここまで最終的な教育者としてのスタイルが違うんだ?」みたいなことを言ってたけどさ。
色々あったんだよ。(ホントにね)

原作ファンとしては、浅野理事長が出てくるだけでニヤニヤしてしまいます。

完全版商法ー!!!!

2015年04月16日 21時20分10秒 | 日記
もう一人のプリンセス、完全版商法なのかよ。
(今頃知ったんかい)

ダークサイドプリンセス、2周したのでそろそろ続編を発注しておくかとアマゾンでポチろうとしたら。
そんな情報を;

なんか脱力ー。
当然さ、データ引継ぎor前作からのプレイヤー特典はあるんですよね?
(購入自体は決定事項なので、あえて調べないスタイル)



トリアージX2話目。

キミらがさぁ、良心だとか。まともな大人に、だとか。
言っちゃダメだろ;

そーゆー君らには、渡辺さんの名台詞を送りましょう。

「仕事稼業にドップリのお前は、とうの昔に人間のクズなんだよ!!」

200遍くらい繰り返して聞きましょうね。

まぁ、まだ2話目だから、先があるから。
ここで全否定するようなことは、慎むべきなのかもしれませんけど。

おっぱいでは誤魔化されませんよ。

あいも変わらず、薄い本不要の画力ですけど。

特にアイドルがやばいね。
ロリ巨乳?

背ェ小さくて、童顔で、おっぱいだけやけにおっきい。
あざとい。


一応さ、ブラックラベルのメンバー、全員おそらく、人を人とも思わない犯罪者の犯罪行為の犠牲者で、一度死に掛けた過去を持ってるようですけど。
だからといって、彼らの私刑がさ、正義の裁きになるという理由にはならないわけで。

エゴだろ。

そこは自覚しようよ。
法を逸脱してるんだから。

まぁさ、警察権力は彼らを全否定してるから、まだ望みはあると踏んでますけどね。


これを見てるとさ、サンデーで昔やってて、最後ほとんど打ち切り同然で終わった漫画「イフリート」を思い出しますね。ある意味。
体温がモノが発火するレベルまで上昇する男と、体温がモノが凍りつくレベルまで低下する女。
そんな主人公とヒロインが活躍する漫画なんですけど。

彼らは、自分の異常体質を静めるための資金稼ぎと、個人的な想いから、殺し屋組織「咎人会」の一員になり、依頼を受けて、極悪非道の外道どもに死を与えていくわけですわ。

で、物語中盤で、一人の正義に燃える刑事が登場しまして。

彼は咎人会を全否定。
憎悪をもって、咎人会を追っていくわけです。

そして物語の終盤で、何故彼が咎人会を憎むのか。
それが明らかに。

彼は犯罪者の息子で、彼の父親は自分の違法行為を隠すために、他人に自分の罪を擦り付けて殺し、それが発覚して刑務所にブチ込まれた男で。
彼の父親は、刑務所にブチ込まれてはじめて、自分の犯した罪の重さに気づいて、出所できたら、自分の罪をどうすれば償えるかを考えていくと涙ながらに誓い。

そして出所の日。

刑務所に突っ込んできたトラックにひき逃げされ、彼の父親は即死してしまったのでした。

このひき逃げが殺し屋の仕事であることは明白で、そのせいで、彼の母親は豹変。
それまでは犯罪者の妻として、被害者遺族の皆様に、どうすれば罪の償いになるかを夫と一緒に考えていくと言っていたのに。
夫を殺し屋に殺され、遺族たちを憎悪する悪鬼に変貌。

毎日を被害者遺族たちを憎悪しながら過ごす女に成り果てるわけですわ。

お前らの私刑が、俺たちを地獄に堕とした。
それが彼の憎悪の根源なわけです。

彼は主人公との戦いの中(彼はエリートなだけでなく、徒手での戦いでも殺し屋相手に一歩も引かない、武道家)こう言うんだよね。

「お前の父親が殺されたのは、お前の父親が悪人だったからだ」

「これが一番許せなかった!」

「それがまかり通るなら、法律なんか要らないじゃないか!」

そうだよね。
私刑を正当化したら、法治国家という社会が崩壊するんだよ。

グッとくるよねぇ。

そしてね。
主人公は応えるわけです。
刑事のそんな叫びに。

「俺たちが頼られてしまうのは、法による社会正義が不完全だからだ」

つまりだ。
法による正義の執行が完全であるなら、俺たちがここまで頼られることは無い。
俺たちに文句を言う前に、お前らはお前らの仕事を隙無くやれ。
そうすれば、自然と俺たちは廃業に追い込まれると。

これはさ、責任転嫁と受け取られるかもしれないけど。
私はひとつの答えだと思いましたね。

トリアージX、そういう展開、くるのかなぁ?