<読書メモ 2011年4月 ①>
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『長安牡丹花異聞』森福 都
『琥珀枕』の方が良かった。
とはいえ良い短編集だと思う。
(この作者の初期短編集です。連作ではありませんが
どれも古代中国を舞台とした奇譚ぽいお話し。
表題作の『長安牡丹花異聞』が第3回松本清張賞受賞(1996)作品)
『石川くん』枡野浩一
すごく面白い。
石川啄木サイテーと思いつつ、石川くんのことが大好きになった。
でも枡野さんの愛にはかなわないからいいや。
(もともとは「ほぼ日」で連載されていました。
現代歌人・枡野浩一による石川啄木ラブエッセーです。
石川啄木のろくでなしエピソードも満載。
知らなかった~。
お前ね、何が「はたらけど/はたらけど猶わが生活(くらし)
楽にならざり/ぢつと手を見る」だよ!働けよ!!
と怒鳴りたくなること必至です。
最高におもしろいです)
『僕たちは歩かない』古川 日出男
(メモなし。
雪の夜の、東京のひずみの、ちょっと不思議なお話し。
と、よそのサイトであらすじを見ましたが、
まったくもって記憶にない。
合わなかったのかな…。
良くも悪くも、めちゃくちゃ薄い本らしいので
機会があったら読み直してみようかな)
『所轄刑事・麻生龍太郎』柴田よしき
(メモなし。
よくわかりませんが、シリーズもののようです。
所轄刑事から本庁勤務になって私立探偵やって
この作者の他シリーズにも出てくるのだとか。
そんな、「ひと通り読むだろ?」前提の設定されても困る…。
こちらは短編5話の構成。
申し訳ないけど本庁まで追いかける気にはならなかった)
『エハイク』吉田戦車
挿絵で解説してる句が多いのはずるいと思うけど、
そういうのがエハイクということで。
(『石川くん』と同じく、ほぼ日での連載の、単行本化です。
ほぼ日コンテンツ、すごいな…。
と言いつつ私は出版物しか読んでおらず、
本家サイトはほぼ見てないんですが。
エハイク、イラスト抜きでも「春手錠」「怒涙祖父(どるいそふ)」とか
ワーディングというか、言葉選びというか、ちょっと頭おかしい。
(ほめてます))
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『長安牡丹花異聞』森福 都
『琥珀枕』の方が良かった。
とはいえ良い短編集だと思う。
(この作者の初期短編集です。連作ではありませんが
どれも古代中国を舞台とした奇譚ぽいお話し。
表題作の『長安牡丹花異聞』が第3回松本清張賞受賞(1996)作品)
『石川くん』枡野浩一
すごく面白い。
石川啄木サイテーと思いつつ、石川くんのことが大好きになった。
でも枡野さんの愛にはかなわないからいいや。
(もともとは「ほぼ日」で連載されていました。
現代歌人・枡野浩一による石川啄木ラブエッセーです。
石川啄木のろくでなしエピソードも満載。
知らなかった~。
お前ね、何が「はたらけど/はたらけど猶わが生活(くらし)
楽にならざり/ぢつと手を見る」だよ!働けよ!!
と怒鳴りたくなること必至です。
最高におもしろいです)
『僕たちは歩かない』古川 日出男
(メモなし。
雪の夜の、東京のひずみの、ちょっと不思議なお話し。
と、よそのサイトであらすじを見ましたが、
まったくもって記憶にない。
合わなかったのかな…。
良くも悪くも、めちゃくちゃ薄い本らしいので
機会があったら読み直してみようかな)
『所轄刑事・麻生龍太郎』柴田よしき
(メモなし。
よくわかりませんが、シリーズもののようです。
所轄刑事から本庁勤務になって私立探偵やって
この作者の他シリーズにも出てくるのだとか。
そんな、「ひと通り読むだろ?」前提の設定されても困る…。
こちらは短編5話の構成。
申し訳ないけど本庁まで追いかける気にはならなかった)
『エハイク』吉田戦車
挿絵で解説してる句が多いのはずるいと思うけど、
そういうのがエハイクということで。
(『石川くん』と同じく、ほぼ日での連載の、単行本化です。
ほぼ日コンテンツ、すごいな…。
と言いつつ私は出版物しか読んでおらず、
本家サイトはほぼ見てないんですが。
エハイク、イラスト抜きでも「春手錠」「怒涙祖父(どるいそふ)」とか
ワーディングというか、言葉選びというか、ちょっと頭おかしい。
(ほめてます))