<読書メモ 2014年1月 ②>
『顔 face』横山秀夫
主人公のヒロインが、オジサンが描く昭和の女性っぽくて、
どうかと思ってしまった…。
理想の女性像書きたいなら、もっと突き詰めた方がいいし、
23歳のそこそこマジメで気の強い女性を書きたいなら、
それは不可能だ。
大人しくオジサンを主人公にすべきだったと思う。
映像化向きの作家だと思うし、ドラマ化前提で読めば
(仲間由紀恵で映像化したらしい)入りやすいのかもしれないけど、
組織に対してこんな幼稚な考え方しかできない23歳女子に
事件は解決できないと思う。
『ルパンの消息』横山秀夫
作家デビューのきっかけとなった処女作の改訂版。
すごく面白かった!一気に読めた。
やはりこの人はオジサン達を主人公に描けばいい。
前半、喜多の変貌が腑に落ちなかったが、
嫁の存在でスッと収まった。
そこらへん、やっぱ上手い人なんだな!!
『あやし うらめし あなかなし』浅田次郎
怪談短編集。
浅田次郎は怪談と相性良くない気がする。
「紅い絆」と「虫篝(むしかがり)」は良かったが、他はイマイチ。
人情の奥底にある怖さみたいなのを扱う怪談は、
やはり宮部みゆきの独壇場では。
『顔 face』横山秀夫
主人公のヒロインが、オジサンが描く昭和の女性っぽくて、
どうかと思ってしまった…。
理想の女性像書きたいなら、もっと突き詰めた方がいいし、
23歳のそこそこマジメで気の強い女性を書きたいなら、
それは不可能だ。
大人しくオジサンを主人公にすべきだったと思う。
映像化向きの作家だと思うし、ドラマ化前提で読めば
(仲間由紀恵で映像化したらしい)入りやすいのかもしれないけど、
組織に対してこんな幼稚な考え方しかできない23歳女子に
事件は解決できないと思う。
『ルパンの消息』横山秀夫
作家デビューのきっかけとなった処女作の改訂版。
すごく面白かった!一気に読めた。
やはりこの人はオジサン達を主人公に描けばいい。
前半、喜多の変貌が腑に落ちなかったが、
嫁の存在でスッと収まった。
そこらへん、やっぱ上手い人なんだな!!
『あやし うらめし あなかなし』浅田次郎
怪談短編集。
浅田次郎は怪談と相性良くない気がする。
「紅い絆」と「虫篝(むしかがり)」は良かったが、他はイマイチ。
人情の奥底にある怖さみたいなのを扱う怪談は、
やはり宮部みゆきの独壇場では。