思惟石

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【読書メモ】2015年2月 ①

2021-04-07 11:03:10 | 【読書メモ】2015年
<読書メモ 2015年2月 ①>
カッコ内は、2021年現在の補足コメントです。


『快楽としてのミステリー』丸谷才一
この人が好きすぎて、書かれた意見を全肯定してしまう。
よくわかってない部分の方が大きいのに。
ホームズがモリアーティと一緒に崖から落ちたのは
作者の愚行だし、新宿鮫と恋人が別れたのも作者の愚行。
と言われると、「はい!その通りです!敬礼!」という感じ。

(「敬礼!」じゃないですけどね笑
 新宿鮫ってロケットおっぱいという
 どうかと思う表現しか記憶にないけど別れたんだっけ?)


『凍りのくじら』辻村深月
思春期の自意識過剰な一人称が苦手。
なのでとばしとばしで読んだが、
(イライラしながらネタバレします、ここから反転)
あきらくんが父さんなのはわかりやすすぎだし、
ていうか気づけよと思うし、
読者に隠す必要もないんじゃないかと思うし、
やっぱりイライラする。

(ネタバレとイライラ、ここまで)
他の作品で10代一人称でないやつで読んでみようかな。
うーん、めんどくさいな。

(この作者は、結局これっきりかな?
 もう少し悟りが開たら、読むかもしれません)


『ガリレオの苦悩』東野圭吾
女性刑事が出てきた。
ドラマ対応か!?

(そうだよ!!ドラマ対応だよ!!
 気付いたら吉高由里子になっていたけど…!
 というわけで<ガリレオ>シリーズ4作目。短編集。
 冒頭の短編『落下る』で内海薫が初登場しています。
 長編『聖女の救済』と2冊同時刊行だったようで、
 東野圭吾は多産型の作家ですが、
 とはいえ質量ともにクレイジーだな凄いな!と思います)
コメント
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