<読書メモ 2015年3月 ②>
カッコ内は、2021年現在の補足コメントです。
『名探偵はもういない』霧舎(きりしゃ)巧
作者がメフィスト賞受賞者という経歴で、
ちょっと読むのを躊躇してしまった。
が、おもしろかった。
木岬が最後まで探偵ではないだろうと思っていたけど、
あんな感じで退場とはね。あと、あんなにポンコツだとはね!
外国人親子を名探偵にするのはいいけれど、
エラリー・クイーンを名乗らせるのはいただけない。
架空の有名な探偵さん、でいいじゃないか。本家に失礼じゃないか。
ロマンスの描写は中二病ぽくて(さゆみの夢とか)鳥肌モノでしたが、
伏線ぽかったし、ちゃんと回収されたので、良しとする。
(おもしろかった、と言う割に文句も多い笑
ミステリとしての仕掛け盛り沢山な感じは、おもしろかったと思います)
『Nのために』湊かなえ
「白ゆき姫」はいまいちだったけど、こちらは良かった。
ただ、ミステリではないな。
恋愛小説だな!
それぞれがそれぞれに大切に想う「N」がいるという話し。
ミステリ設定に期待してしまったので、
最後ががっかりだったけど、総じて面白く読めた。
安藤の性別は、なんでわかりにくく書いたのかな。それが謎。
(一応、帯などでは「純愛ミステリー」と書かれてます。
高層マンションの自宅で夫婦が殺害され、
現場付近には4人の「N」が居合わせた。
それぞれが、それぞれの視点で証言をするが…。
というなんともミステリっぽい話。
まあ、ミステリではなく、恋愛小説ですね。
イヤミスとも、ちょっと違う気がする)
カッコ内は、2021年現在の補足コメントです。
『名探偵はもういない』霧舎(きりしゃ)巧
作者がメフィスト賞受賞者という経歴で、
ちょっと読むのを躊躇してしまった。
が、おもしろかった。
木岬が最後まで探偵ではないだろうと思っていたけど、
あんな感じで退場とはね。あと、あんなにポンコツだとはね!
外国人親子を名探偵にするのはいいけれど、
エラリー・クイーンを名乗らせるのはいただけない。
架空の有名な探偵さん、でいいじゃないか。本家に失礼じゃないか。
ロマンスの描写は中二病ぽくて(さゆみの夢とか)鳥肌モノでしたが、
伏線ぽかったし、ちゃんと回収されたので、良しとする。
(おもしろかった、と言う割に文句も多い笑
ミステリとしての仕掛け盛り沢山な感じは、おもしろかったと思います)
『Nのために』湊かなえ
「白ゆき姫」はいまいちだったけど、こちらは良かった。
ただ、ミステリではないな。
恋愛小説だな!
それぞれがそれぞれに大切に想う「N」がいるという話し。
ミステリ設定に期待してしまったので、
最後ががっかりだったけど、総じて面白く読めた。
安藤の性別は、なんでわかりにくく書いたのかな。それが謎。
(一応、帯などでは「純愛ミステリー」と書かれてます。
高層マンションの自宅で夫婦が殺害され、
現場付近には4人の「N」が居合わせた。
それぞれが、それぞれの視点で証言をするが…。
というなんともミステリっぽい話。
まあ、ミステリではなく、恋愛小説ですね。
イヤミスとも、ちょっと違う気がする)