<読書メモ 2016年11月 ③>
カッコ内は、2022年現在の補足コメントです。
『奪回指令』ジョゼフ・ガーバー
熊谷千寿:訳。
主人公チャーリーは元CIA工作員で
連邦刑務所から出所したばかり。なにやったんだよ。
で、ロシアのスパイに奪われた新兵器の奪回を
指令されるという、いわゆる「冒険アクション小説」。
映像化を意識しているのか、飛行機跳んだり爆発したり、
とってもハリウッドっぽい。
美人ロシアスパイとか、設定がベタかよ!と思ったけど、
長男の嫁になるというオチは良かった。
(この読書メモがすべてなんですが、
ベタベタなアクションミステリ設定なのに
きちんと読み切らせるおもしろさがあるんですよ!
ちゃんとおもしろかった!
意外と凄いことかもしれません)
『高い窓』レイモンド・チャンドラー
もちろん村上春樹:訳。
「大いなる眠り」「さよなら、愛しい女」に続く
長編3作目。
前2作よりもプロットや謎解きがしっかりしている反面、
疾走感は控えめ、というのが一般の評価らしい。
そういえばあまりアクションとか
美女にぶんぶん振り回されるシーンとか
少なかったかな。
淡々と展開したというか。
まあ、でも、やっぱりマーロウかっこいいけどね!!
黒髪のリンダはもうちょっと活躍しても良かった。
(マーロウが、偏屈な老女の依頼を受けるところから始まります。
息子の嫁を探してくれ、と。
義娘が、大変高価な金貨を盗んだという理由だけれど、
依頼内容もその周辺もキナ臭いことばかり。
という、安定の不穏な幕開け!
今日もマーロウはかっこいい。!
ところで、村上春樹翻訳シリーズの文庫は、
表紙のデザインがタイポグラフィでできていておしゃれです。
『リトルシスター』が一番可愛いと思ってますが、
この『高い窓』のタイポがスッキリしていて一番好き。)
カッコ内は、2022年現在の補足コメントです。
『奪回指令』ジョゼフ・ガーバー
熊谷千寿:訳。
主人公チャーリーは元CIA工作員で
連邦刑務所から出所したばかり。なにやったんだよ。
で、ロシアのスパイに奪われた新兵器の奪回を
指令されるという、いわゆる「冒険アクション小説」。
映像化を意識しているのか、飛行機跳んだり爆発したり、
とってもハリウッドっぽい。
美人ロシアスパイとか、設定がベタかよ!と思ったけど、
長男の嫁になるというオチは良かった。
(この読書メモがすべてなんですが、
ベタベタなアクションミステリ設定なのに
きちんと読み切らせるおもしろさがあるんですよ!
ちゃんとおもしろかった!
意外と凄いことかもしれません)
『高い窓』レイモンド・チャンドラー
もちろん村上春樹:訳。
「大いなる眠り」「さよなら、愛しい女」に続く
長編3作目。
前2作よりもプロットや謎解きがしっかりしている反面、
疾走感は控えめ、というのが一般の評価らしい。
そういえばあまりアクションとか
美女にぶんぶん振り回されるシーンとか
少なかったかな。
淡々と展開したというか。
まあ、でも、やっぱりマーロウかっこいいけどね!!
黒髪のリンダはもうちょっと活躍しても良かった。
(マーロウが、偏屈な老女の依頼を受けるところから始まります。
息子の嫁を探してくれ、と。
義娘が、大変高価な金貨を盗んだという理由だけれど、
依頼内容もその周辺もキナ臭いことばかり。
という、安定の不穏な幕開け!
今日もマーロウはかっこいい。!
ところで、村上春樹翻訳シリーズの文庫は、
表紙のデザインがタイポグラフィでできていておしゃれです。
『リトルシスター』が一番可愛いと思ってますが、
この『高い窓』のタイポがスッキリしていて一番好き。)