https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180216-00000084-it_nlab-sci
返金を要求した転売者がJISSさんの商品を購入したのは、2017年11月のハンドメイドイベント「デザインフェスタ」。「どの商品が一番人気があるのか」「在庫はどのくらいあるのか」などバイヤーのような質問をしたり、スマホでオンラインストアと見比べたりしていたといいます。イベント後JISSさんは「デザフェスで4万近くご自宅用に買われた人、在庫抱えて爆死してないかな」と転売目的と思われる購入があったことをツイートし、在庫は常にあるようにしているので見掛けても手を出さないでほしいとフォロワーに呼びかけていました。
その後JISSさんのもとに、ファンからフリマアプリで商品が転売されていたという情報が入ります。出品されていたのは転売者が購入したもので、イベントで販売したよりも高く、正規のネットショップよりも安い価格がついていたといいます。しかしいずれも売れず、JISSさんに返金を求めてきました。話し合いの結果、相手の主張は虚偽であったことが分かり、返品・返金はキャンセルになったとJISSさんは報告しています。
虚偽理由での返金要求について、警察への相談など考えているのかJISSさんに聞いたところ、「考えていません。問い合わせは終了しています」とのこと。返金・返品はキャンセルになっており、また仮に返品・返金(新品と確認できたものについて)したとしても、新品の商品が戻ってくるだけで 金銭的実害被害はゼロとなるため。「私もせっかくならアクセサリーをつけて楽しんでほしい気持ちはあります。ですが大量買いの商品はイベントで指定した金額をきちんと揃えてお買い上げいただいた商品です。今後どう使われていても、購買側の自由と踏まえております。転売以外であれば」
今回のような、転売目的とみられる買い手に会ったのはJISSさんは初めてとのこと。しかし同様のトラブルに巻き込まれた人は他にもいるようで、「大量に商品を購入した人物から、心当たりのない汚損を理由に返金を求められた」という報告もSNSでみられます。またJISSさんは、転売者とのやりとりから、他にも大量に商品購入した作家がまだいると思ったと話しています。