幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
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英研究者、抗体保有者の再感染に関する統計を発表=新型コロナ

2021-06-27 | 医療、健康

https://jp.sputniknews.com/covid-19/202106248484068/

英国の研究者グループは、血液中に抗体を持つ診療施設の患者および職員の、新型コロナ再感染の件数に関する新たなデータを医学雑誌「ランセット」に掲載した。

調査では、医療従事者の間でも、また患者の間でも2%の再感染者が確認された。再感染した人たちとそれ以外の抗体保有者の間で、調査開始時の抗体価に差はなかった。

新型コロナ感染症によるパンデミックは1年以上にわたって続いているが、新型コロナの異なる変異株を予防するために必要な最低抗体価がどれくらいなのかは依然として分かっていない。米国では1億100万人がワクチン接種を受けた後、1万262人の感染者が確認され、160人が死亡した。また、感染によって獲得された免疫についてはさらに詳細は不明である。感染で作られた免疫がどれほど感染を予防し、それがどれくらい継続するのかについて、解明されていない。

今回の再感染に関する新たなデータは英国でまとめられたものである。ローラ・シャルクロス氏率いる英ロンドン大学の研究者らは、高齢者のための診療施設の医療従事者(1,429人)と患者(682人)の調査、分析を行った。

調査を開始する時点で、患者226人(33%)と職員408人(29%)が新型コロナの抗体を保有していることが確認された。新型コロナ感染症と診断されたのは、調査開始時に抗体を持っていなかった患者で20%(93人)、また抗体を持っていた患者では2%(4人)だった。一方、抗体を持たない医療従事者の間で感染したのは、11%(111人)、抗体を持つ職員の間では2%(10人)だった。

つまり、患者も医療従事者も、抗体を持たない場合は、抗体を持っている場合に比べ、新型コロナの感染リスクはかなり高いということになる。しかも、再感染者とその他の抗体保有者の間に、抗体価の差異はないため、免疫の持続期間を算出し、ワクチン接種の日程を組むには、コロナ感染後の液性免疫、細胞性免疫についてさらに調査する必要があると研究者らは指摘している。

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50人超のコロナ患者にイベルメクチン投与の現場の医師 厚労省が認めるも“ノータッチ”の医師会に苦言

2021-06-27 | 医療、健康

50人超のコロナ患者にイベルメクチン投与の現場の医師 厚労省が認めるも“ノータッチ”の医師会に苦言〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

 

 厚労省は「コロナ治療に対するイベルメクチンの保険適用」を認めており、すでに現場ではイベルメクチンを投与している医師もいる。先駆けて100人近くの自宅療養者にイベルメクチンを処方してきた兵庫県尼崎市の「長尾クリニック」院長・長尾和宏医師が、イベルメクチンについて見解を語った。

――これまでに何人ほどのコロナ患者にイベルメクチンを投与してきたのでしょうか。

 処方したのは100人ほどで、実際に飲んでいただいたのは50~60人の患者さんです。重症化してからの処方では遅いので、第4波からは陽性が判明した時点でほぼ全員に処方しています。中等症2以上の方には最初から飲んでもらうし、軽症または中等症1の方には、中等症2になった時点で飲めるように、最初から手持ちにしておきます。一人暮らしの高齢者の方、特に認知症の方は飲むのを忘れてしまいかねないので、私が実際に家に行って、目の前で飲んでもらっています。

 イベルメクチンは一方的に処方するのではなく、患者さんに説明して、事前に承諾を得た上で出しています。「賛否両論あるけれど、インドでは飲んで良かったという報告がある」「一般の薬のような副作用はあるけれど、この量だったらまず大丈夫だと思いますがどうですか」と伝えています。

ーーコロナ禍の早い段階で投与を始めたからか、注目を浴びることも多いですね。

 以前出演したテレビ番組で、ステロイドや酸素とともにイベルメクチンを投与していていることを軽い気持ちで言ったら、ステロイドや酸素には反応しないのに、イベルメクチンだけには過剰に反応されるので、私としてはびっくりしています。イベルメクチンは皆さんにとっては言葉が目新しいのか、すごい反響なのですが、私にとっては普段から使っている薬なので、特別なことをしているという意識はまったくないのです。

 イベルメクチンはダニが人の皮膚に寄生しておこる病気「疥癬」(かいせん)の特効薬で、在宅医療の現場では、普段から使っている薬。新しい薬でも珍しい薬でもなんでもなくて、普段使っている薬をコロナの患者さんにも飲んでもらう、ただそれだけなんですよね。

――賛否両論ある中でイベルメクチンを投与するということは、リスクよりも期待できる効果が上回るという考えのもとなのでしょうか。

 そうです。私は第1波の時からステロイドを使ってきましたが、ステロイドに比べれば、イベルメクチンの方が薬剤としての重さ・副作用が軽微です。風邪薬とは言いませんが、普段から使っている薬で、常備薬に近い。今まで使っていて、副作用や困ったことは何もありません。

 私は専門家でもなんでもないし、ただの町医者です。イベルメクチンについてはいろんな議論がありますし、効くと唱える人もいれば、効かないと言う人もいる。ただ、私は医師として、「やるべきことは全部やる」という意識を持っています。イベルメクチンというのは数少ない武器の一つで、安価で低リスクのもと使える薬です。もし使わずに自宅で亡くなられでもしたら、悔やまれると思うんです。急性の病気に対する医療では、病院でも自宅でも、やるべきことを全部尽くしていくのが基本です。そういった意味で、イベルメクチンは外せないものだと思っています。

――イベルメクチンを使っていく中で、効果を実感されたタイミングはありましたか。

 過剰にとらえて欲しくないので、私のブログではあえて「おまじない」と言うようにしていますが、効果を実感したことはありますね。自宅療養の患者さんから「苦しい」と電話があり、イベルメクチンを飲んでもらうことがありますが、翌日には元気になって食事できるようになっていることも経験しました。

――WHOはエビデンスの不足などを理由に反対姿勢をとっていますが、改善データが増えてきたことで、イベルメクチンをめぐる情勢も日々変わってきていますね。

 3月の参議院予算委員会で、田村憲久厚労大臣が「イベルメクチンを新型コロナの治療に使っていい」「保険請求もしていい」と答弁されました。それに対して(医師でもある)梅村聡議員が「では、なぜ政府としてもっと大きな声で言わないのか」といった旨の質問をしたところ、「国としてエビデンスが不十分だから、推奨しているわけではない」という答弁でした。つまり、「使いたければ使っていただいて、保険請求していただいていい」ということです。

 この答弁について、私は理解できます。国からしたら、まだよく分からないものに対して良い・悪いについては言及できない。でも、とりあえず「お墨付きを与えたわけではないけれども、使ってもいいよ」ということは、非常時にはあると思うんですね。そういう言質をしっかりとっているわけです。

ーー国が言及したことは普及の後押しになりますか。

 そうですね。ただ、間違ってはいけないのは、ワクチンの代わりのように思ってしまうことです。いざという時のために予防的に所持しておきたいという人が非常に多いですね……。予防投与をしたいという気持ちはわかるのですが、そもそも保険診療のルールというのは「治療」に対して保険が適用されるのであって、「予防」に関しては基本的に認められていない。例えば「下痢をした時のために下痢止めを先にください」「風邪をひいた時のために風邪薬を先に下さい」「がんになるかもしれないから抗がん剤を先に出してください」などといったことはできませんよね。インフルエンザの治療薬であるタミフルやリレンザは、特例として予防投与も認められていますが、イベルメクチンはコロナの発症予防としての予防投与が保険で認められていない。

 では、「自費診療」なら予防投与として出していいのかという点ですが、自費診療といえども、ちゃんと診て処方しないといけません。診察せずに処方箋を出してしまえば、「無診察投薬」といって、医師法第20条違反に問われてしまいます。私のもとには「自費で構わないから処方箋を書いて送ってくれ」といったメールや手紙がたくさん届くのですが、今の医療のルールでは一切してはいけないことなのです。処方の対象者はあくまでも、診察した患者さんのみです。市販でも売っているようですから、買って独自で飲んでいただく分には自己責任です。

――厚労省が保険適用を認めていながら、なぜ、イベルメクチンを処方する医師が少ないのでしょうか。

 それは、裏を返せばコロナ患者を診ている医師が少ないからです。日本に10万件の開業医があったとして、そもそもコロナ患者を診る開業医=発熱外来をやっている診療所は1割にも満たない。おそらく5%程度でしょう。これは、「自院の患者で発熱した患者がいたら診ます」という所も含むわけです。そして、初診の発熱患者を診る機関はもっと少ない。診断まではするというのが3%だとして、その後のフォローをする機関はさらに少なくなる。

 私は第1波の昨年4月から、コロナ患者に携帯電話の番号を教え、24時間自宅療養者を管理できる体制をとってきました。400人以上の患者さんに番号を教えて、「何かあったら夜中でもかけてきて」と伝えています。実際、私の携帯電話には、患者さんから夜中にかかってくることもあります。保健所に電話しても電話が通じないし、救急車を呼んでも運んでくれないからです。発熱患者が保健所やかかりつけ医に電話相談しても治療が施されず、たらい回しにあっているような状況がいまだにあるわけです。そもそも診療していないので薬が出るわけがないんですよ。

 本来であれば、それを戒めるのが日本医師会の役割だと思うのですが、なんのメッセージも出していない。

――日本医師会はイベルメクチンについて、どのような対応をとるべきだと考えますか。

 コロナと診断して重症化するような人、あるいは自宅待機になりそうな人には、イベルメクチンを出しておけばどうなんですかと、一言レコメンデーションを出しておけばいい話。もしくは医師会が自宅療養者やホテル療養者にイベルメクチンを配布して「良かったら飲みませんか」と声かけをする。あるいは「イベルメクチンのこういう使い方は良くない」とか「副作用はこうですよ」といった注意喚起をする。これだったら納得しますが、まったくそういうこともしていない。

 先ほども言いましたが、田村厚労大臣は国会の場で「イベルメクチンを医師の判断で使ってもいい」「保険請求して構わない」と明言している。それにもかかわらず、プロ集団である日本医師会からイベルメクチンに関して何か一言でもコメントを発しましたか? ノーベル賞を取った、日本が世界に誇るメイドインジャパンの薬がすぐそこにあるのに、なぜ、それに関して日本医師会が一言も言及していないのか。僕は理解できません。現に、多くの人たちが薬を欲しがっている。それに関してコメントやメッセージを発したり、政府に働きかけたりといったこともしない。多くの市民が医師会の士気の低さを批難しているので、具体的な行動で名誉挽回をはかるべきです。

――最後に、医師として伝えたいメッセージなどがあればお願いします。

 イベルメクチンを分けてくれと殺到するのを見て私は驚くばかりで、近くのかかりつけ医に相談すればいいのではと思うのですが、よく考えてみれば、そういうことをやっている医者がいないということの裏返しなんですよね。そもそも医者は何のためにいるのか? 病んでいる患者のためにいるわけでしょう。ですが、患者が本当に困っている時にかかりつけ医の役割を本当に果たせているのでしょうか。第一線の開業医の脆弱さや、日本医師会の関心の低さ……こうした現状が、イベルメクチンをめぐる状況を通して透けて見えてくるのではないでしょうか。

>>日本発「イベルメクチン」 インドがコロナ治療で感染者数減もWHO「反対」のナゼ(北里大・花木教授の見解へ続く)
(構成=AERA dot.編集部・飯塚大和)

●長尾和宏(ながおかずひろ)
1958年香川県生まれ。医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長。医学博士、関西国際大学客員教授。複数医師による年中無休の外来診療と在宅医療に従事。新型コロナウイルス蔓延以降、自宅療養のコロナ患者も精力的に往診している。

日本発「イベルメクチン」 インドがコロナ治療で感染者数減もWHO「反対」のナゼ (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)

新型コロナの変異株の蔓延で感染爆発が起きていたインドだが、5月を過ぎてから、その状況に変化が生じている。各州が抗寄生虫病の特効薬「イベルメクチン」の本格投与に踏み切ってから、感染者数・死亡者数ともに減少に転じているのだ。イベルメクチンといえば、大村智・北里大特別栄誉教授が発見、開発し、2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した抗寄生虫薬。効果が認められれば、日本で発明された薬が、ワクチン不足の世界を救うことになるかもしれない。こうしたインドの状況について、北里大学教授・大村智記念研究所感染制御研究センター長の花木秀明氏は期待をかける。

【図】ペルーのイベルメクチン投与の推移

――イベルメクチンの本格投与に踏み切ったインドで、改善の兆しがみられています。インドは今、どのような状況なのでしょうか。

 インドではほとんどの州で投与が進んでいる状況です。中には投与を見送っている州もあり、5月以降、投与を見送ったタミル・ナードゥ州では感染者数が増加を続ける一方、投与をしているゴア州では感染者数が減少しています。感染状況に大きな差が生まれているというデータが出てきました。

 実はインドだけではなく、ペルーでも投与に踏み切った州は効果が出ています。イベルメクチンが投与された8つの州と、投与が遅れたリマ州とでは、発生数と死亡者数に歴然とした差があります(グラフ参照)。投与後は、新規感染者が10分の1から15分の1まで減少したのです。その後に大統領が変わって、ペルーでは投与しない方針に転じましたが、再び感染者数が急増し、元の木阿弥になってしまいました。

――ほかに効果が表れた国はありますか。

 アフリカ諸国です。元々、イベルメクチンのコロナへの効果が注目される端緒になったのはアフリカでした。アフリカは医療体制が整っていませんが、国によっては感染者数が思ったほど増えていない。細かく見ていくと、イベルメクチンを配った国は感染者が少なく、配っていない国は感染者が多かったのです。

 数字で示すと、アフリカで「投与ありの国」の感染者数は、10万人当たり131人で、「投与なしの国」が925人。死亡者数は、投与国が10万人当たり2.1人で、投与していない国は28・4人と、13倍以上の開きがあります(馬場錬成先生のデータ)。差は歴然です。

――これらの数字は、イベルメクチンの効果と捉えて間違いないでしょうか。

 インドやペルーでもアフリカと同様のデータが出ていますので、これを偶然ととらえるには無理があると思います。北里大の研究チームでは、それなりに効果があるだろうとみています。

 実は日本でも、独自の判断でイベルメクチンをコロナの治療に使っている医師は一定数いて、データを取ってくださっています。イベルメクチンを投与すると、解熱効果や肺の状況が改善するといった臨床データが出てきました。そうした点からも、効果はあると捉えています。ただし、「効果がある」と言うと、100%の患者さんに効くと思われがちですが、薬というのは通常、80%ほどに効果がみられたら、十分効いたとされるものです。イベルメクチンも100%ではないですが、その範疇には入っていると思います。

――世界では急ピッチで治験が進められているようですが、現在の状況についてうかがいたいです。

 現在、世界各国の56カ所で臨床研究が行なわれていて、投与された患者さんが1万8000人ほどいます。軽症患者に投与する早期治療は、78%に改善効果が見られました。予防投与では、85%の人が改善。死亡率の改善も74%でした。それら臨床研究をもとに出した平均値なので、このデータをもってまったく効かないという考えには、到底いたらないです。

 これまでの臨床研究は発展途上国ばかりでした。途上国のデータだからといって認めない先生方もたくさんいらっしゃいますが、改善したというデータがこれだけ多く集まっている以上、そのデータを無視するわけにはいかないと思います。

――改善データがありつつも、新型コロナの治療にイベルメクチンを使うことには、反対意見も一定数見られます。世界保健機関(WHO)も治験データが不足していることなどから、投与に慎重論を唱えています。

 イベルメクチン投与に反対する一番の理由は、先進国が出した治験データがないということ。ですが、人が次々と命を落としている有事の中で、「EBM(根拠に基づく医療)が必要だ」と言って何千人何万人のデータを要求するような考えはおかしいと思っています。

公的機関としては、そういう方針をとらざるを得ない面はあるのかもしれませんが、本当に救命を考えるのであれば、発展途上国のデータであっても人に投与した結果が出ているのですから、それを素直に評価していただきたいです。薬は本来、80%が効けば十分とされるもの。残り20%を持ち出して効かないと言われてしまったら、ほとんどの薬は効かないことになってしまいますよ。

 今はイタリア・イギリス・日本・フランス・アメリカなど、先進国も治験を開始しています。今後先進国の結果がオープンにされれば、反対する一番の理由がなくなってしまうので、情勢は変わってくると思いますし、効く使い方が明らかになってくると思います。

――本来、抗ウイルス薬として開発されたものではないイベルメクチンの使用については賛否両論の議論がなされています。イベルメクチンに期待をかける研究チームの一人として、望まれることはありますか。

 専門家が使用に対して批判するのであれば、科学的な検証でもって批判していただきたいです。科学的な根拠をもって批判をするためには、世界的に評価されているデータを見なければいけませんから、これだけポジティブなデータが集まっている以上、科学的な否定は難しいと思いますよ。

 これだけの改善効果が出ていながら、WHOやCDCが言っているからという理由だけで反対するのは、もうやめていただきたいです。世界的な権威であっても、コロナにおいてはよく判断を間違えています。WHOは以前、マスクは要らないという方針をとっていましたが、今は一転してマスクが重要だと言っています。今はイベルメクチン投与に反対していますが、そのうち変わるかもしれません。この新型コロナはまったく新しい疫病なので、権威主義に依存せず自分で調査し考え臨機応変に対応しないといけません。

――インドは本格投与に踏み切りましたが、日本の状況はいかがでしょうか。

 現在は権威側が足踏みしているので、医師が独自の判断で処方しているような状況です。イベルメクチンの使用については、最終的に医師の裁量と患者の同意があれば処方することは可能です。兵庫県尼崎市にある長尾クリニックでは、自宅療養者約300人に投与していますが、死亡者は現時点で一人も出ていないそうです。でも、そういう先生は「ちゃんとしたEBMがないのに治療を行った」と言われ、批判を受けてしまうのが現状です。

――副作用については。

 これまでに37億人に投与していて、今でも年間3億人が投与しています。安全な薬と思っていただいて大丈夫です。あえてリスクを挙げるなら、経口なので、肝臓にある程度の負担がかかることでしょうか。これは仕方のないことだと思います。今のところ日本で、肝臓に重篤な副作用が起きたという事例は聞いたことがありません。

――国が早期に医薬品を承認する「早期承認」を受けるという選択肢もありますが、これについても見解をうかがいたいです。

 現在、立憲民主党がイベルメクチン承認を後押しする議員立法を準備しています。イベルメクチンだけが対象ではなく、既存薬で効くものがあれば使えるようにしましょう、という法案です。ぜひ超党派で議論してほしいと思います。

――現在の制度でも医師の判断で処方が可能ですが、早期承認が下りることで、なぜ普及が進むのでしょうか。

 早期承認が下りることで、医師の免責事項ができます。今は医師の独自の判断で処方しているので、万が一副作用が出た場合は、その賠償を医者がもたないといけません。早期承認されれば、何かあった場合も保険で適用されるようになります。

 法案が通れば、処方する医師は一気に増えると思いますし、自宅待機者やホテル療養者にも安心して配ることができるようになります。現状では38度以上の熱があってもカロナールしか配られず、医療放置に近い状態が続いていますが、抗ウイルス効果が認められれば、お医者さんだって配りたいはずです。そもそもイベルメクチンは厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症COVID-19診断の手引き」に記載されている治療薬です。

――イベルメクチンを個人輸入されている方も増えているようですが、この状況についてはどうみていますか。

 個人輸入は、個人の権利なので侵害はできません。それよりも、国が個人輸入しなければいけないような状況を作ってしまっていることが問題です。輸入する人たちも、なるべくそんなことはしたくないし、自分の身を守るためにどうしようもなくやっている。クリニックで医者の管理下で処方されるようになれば安心ですし、個人輸入はしなくなります。

――イベルメクチンの普及が進まないことについて、課題を教えてください。

 残念なことに、イベルメクチン自体、まだまだ知名度が低いんですよ。アビガンと比べると雲泥の差です。もともと駆虫薬なので、新型コロナに効くという認識がない。コロナの治療なのにどうして虫下しの薬を飲ませるのかと、抵抗を抱いてしまう人も多いのです。私がツイッターなどで積極的に発信活動をしているのも、イベルメクチンを知ってもらうためです。早く世に知られて、コロナ禍を収束させる一助になることを願っています。

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工場のCO2をエネルギー源に再利用 デンソー実証実験&【SDGs】最新技術で二酸化炭素がウォッカに?

2021-06-27 | 食品の安全、料理

動画⇩クリック

【SDGs】最新技術で二酸化炭素がウォッカに(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

大気中の二酸化炭素が原料のお酒… そんなお酒の製造方法が世界にはあるんです。 グレゴリー・コンスタンティンさん(Air Company)が開発したのは、まるで森の木が呼吸をするような工程で生まれたウォッカ。 ウォッカ1瓶あたり500g程度の二酸化炭素を削減し、成長したアカシア8本が一日に吸収する二酸化炭素の量と同じです。 空気からウォッカを作ることで気候変動を抑えたいと行動する、コンスタンティンさんの思い描く未来とは? (2021年6月26日放送『しあわせのたね。』より)

コメントから

有機合成なので、かなり危険。クロマトグラフィにかけて上流物に本当に有害副産物がないか、調べても未同定のものが出そうだ。

 

もしかしてこれはアルコールといえども、メタノール(木精)の方なのではないか。
人体に有毒な化学物質で、代謝により蟻酸を大量に生成し、失明や代謝性アシドーシスに至るため飲用不可である。
戦後、これを「酒だ」として飲用し、失明した者がでた。
この記事に製造法の記載がないので詳細が分からないが、危険を感じる

 

二酸化炭素より危険なものが出来てる…

 

CO2からエチレンガスを作って、そこから、エタノールか。
なかなか大変だ。

工場のCO2をエネルギー源に再利用 デンソー実証実験(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 工場から出る二酸化炭素(CO2)を回収し、エネルギー源として再利用する。そんな技術の確立に、自動車部品大手のデンソー(愛知県刈谷市)が挑んでいる。ものづくりの現場で、脱炭素を実現するためのカギを握る技術となりそうだ。 【写真】デンソーの安城製作所で実証実験の進む、「CO2循環プラント」=愛知県安城市、同社提供  昨年7月、「CO2循環プラント」が安城製作所(同県安城市)に完成した。このプラントは、ガス機器から排出されたCO2を回収。このCO2を水素と合成させてメタンをつくり、燃料として使えるようにする。デンソーが、同じトヨタグループの豊田中央研究所(同県長久手市)が共同開発した。  実用化には課題もあり、実証実験を進めている。課題の一つは、CO2回収やメタン合成で消費するエネルギーを、最小限に抑えることだ。より効率的な再資源化をめざしている。また、今回つくったプラントの大きさは縦8メートル、横12メートル、高さ4メートル。工場内に設置しやすいように、小型化も必要となる。  篠原幸弘経営役員は5月のオンラインイベントで「(こうした)CO2循環技術により、カーボンニュートラル工場をめざす」と説明した。デンソーは、2035年に生産過程のCO2排出量実質ゼロを目標に掲げる。省エネや、再生可能エネルギーの利用で、排出量削減に取り組んでいる。ただ、「再生可能エネルギーは供給が不安定」(篠原氏)といった課題がある。そのため、循環プラントのほか、太陽光でCO2から有機物をつくる「人工光合成」といった、CO2を有効利用する技術にも着手しているという。  30年には事業化をめざす。広く普及させ、SDGs(持続可能な開発目標)の「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に貢献する。  製造業でもCO2排出量の多い重工・鉄鋼分野では、こうした開発がすでに進んでいるが、デンソーが狙うのは、自動車車部品など、排出量が比較的少ない業種での利用だ。効率的な回収が難しく、有効な技術は確立されていないという。将来は、家庭からの排出分や大気中のCO2の再利用もめざす。篠原氏は「これらの技術を早期に開発し、クリーンで快適な生活が送れる社会にしたい」と話す。(三浦惇平) 〈デンソー〉 愛知県刈谷市。1949年、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)の電装部門が分離して設立。車部品の国内最大手。

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デルタ変異株による感染者増加で再びマスク着用を義務化=「ノーマスク」宣言をしていたイスラエル

2021-06-27 | 医療、健康

デルタ変異株による感染者増加で再びマスク着用を義務化=「ノーマスク」宣言をしていたイスラエル(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース

イスラエルが「デルタ変異株」を中心に新型コロナウイルス感染者増加の勢いが確認されると、室内でのマスク着用義務化を復活させた。

 エルサレムポストなど現地メディアによると26日(現地時間)、イスラエル保健省は前日正午から全国に室内でマスクを着用することを義務付けた。これに伴い、自宅を除外したすべての室内における公共の場ではマスクを着用しなければならない。 イスラエルは急速にワクチン接種を導入し、今月15日に全世界で初めて室内において「ノーマスク」宣言をしたが、10日後にこれを全面撤回した。 イスラエル保健省は、27日から室内でのマスク着用を再義務化する計画だったが、新規感染者が急激に増加し、このような措置を前倒しすることにした。 既存のウイルスに比べてデルタ変異株は感染率が高いうえ、ワクチン接種者の再感染事例が増えているため、室内でのマスク着用の義務化を施行した。

「成人の80%接種」英国、一日感染者1万人…変異ウイルス「デルタ株」の拡大で赤信号(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース

英国オックスフォード大学の統計サイト「アワー・ワールド・イン・データ」によると、18日(現地時間)英国で1万287人が新型コロナの陽性判定を受けた。 新規感染者の規模が4カ月前の水準に戻った。成人人口の80%程度が少なくとも1回のワクチンを打ち、2回目の接種まで終えた人々が60%に達するにもかかわらず、感染者が続出するのは感染力がアルファ㈱(英国型)より60%強いデルタ株が拡大した影響が大きいためだと外信は分析する。ガーディアン紙によると、最近、英国新規感染者の99%はデルタ株による感染者だ。ガーディアン紙は「2次流行を触発した昨年秋とは全く違う」として「若年層の感染が桁外れに増加している」と伝えた。 韓国で12日まで確認された変異株による感染者は1964人で、アルファ㈱による感染者(1663人)の次にデルタ株による感染者(155人)が多い。遺伝子分析件数に比べて変異ウイルスが検出される検出率は30%台水準だ。 高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院感染内科のキム・ウジュ教授は「変異株と接種のレースで変異株がリードすれば、デッドクロスのように感染者が再び増加する恐れがある」とし、「1回目のワクチン接種だけでも重症、死亡危険が顕著に減少するのが事実だが、変異株を予防することが難しいため、2回目の接種を早急に完了する必要がある」と強調した。 防疫緩和措置に慎重を期すべきだという意見もある。大韓感染学会のペク・ギョンラン理事長は、フェイスブックに「防疫緩和より2回目の接種率増加に集中しなければならない」と書いた。 嘉泉(カチョン)大学医大予防医学教室のチョン・ジェフン教授も「高危険群の接種が完了するまで距離の確保の改編など緩和措置を数週間先送りすることを検討してほしい」と話した。

アイスランドがコロナ規制撤廃 封じ込め成功(時事通信) - Yahoo!ニュース

アイスランド政府は25日、マスク着用やイベント制限など、新型コロナウイルス対策の全規制を26日に撤廃すると発表した。  積極的な検査やワクチン接種で新規感染者ゼロの日が増え、封じ込め成功と判断し「われわれは待ち望んでいた普通の生活に戻れる」と呼び掛けた。  人口約36万人のアイスランドでは、成人の87%が1回目のワクチン接種を終え、60%が2回目も終了した。2020年春の感染拡大以降、接触者追跡に力を入れ、保健省は「積極的に検査を行い、接触者を早期に隔離させたことが非常に有効だった」と振り返った

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医師14人、ワクチン接種にもかかわらずコロナで死亡 インドネシア

2021-06-27 | 医療、健康

アメリカでは、4115人ワクチン接種してコロナに感染して、入院 750人だそうです。

PCRでCT値28以下しか求めていないので、実際はもっと多いだろうとのこと

累計死者数の0.12%が、突破感染による死者数

医師14人、ワクチン接種にもかかわらずコロナで死亡 インドネシア(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

インドネシアで、少なくとも14人の医師が、規定回数のワクチン接種を受けていたにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で死亡していたことが分かった。同国の医師会が25日、発表した。同国ではワクチン接種を受けた医療従事者が重症化するケースが相次いでいる。 【図解】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(25日午後7時時点)  同国で新型ウイルスによって死亡した医療従事者は、累計で1000人近くに上っている。インドネシア医師会(IDI)は、新型ウイルスに感染して死亡した医師401人のうち14人がワクチン接種を完了していたと明らかにした。  同医師会の新型コロナ対策責任者、モハンマド・アディブ・クマイディ(Mohammad Adib Khumaidi)氏は記者団に対し、14人以外の死亡した医師が、ワクチン接種を完了していたかどうかを確認していると述べた。  人口2億7000万人のインドネシアは、主に中国製薬大手シノバック・バイオテック(Sinovac Biotech)製のワクチンを使用して、1億8000万人以上の接種を来年初めまでに終える計画だ。しかし、接種を受けていたにもかかわらず、重症化する医療従事者が増えていることで、その有効性に疑念が生じている。  中ジャワ(Central Java)州では今月、接種を受けていた医療従事者300人以上が、新型ウイルスに感染していることが確認され、うち十数人が入院した。  インドネシアは、感染力の強い「デルタ株」などの新たな変異株への対応も迫られている。

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コケても執念で前へ 三浦龍司が3000m障害で日本新&五輪内定

2021-06-27 | 徒然なるままに

コケても執念で前へ 三浦龍司が3000m障害で日本新&五輪内定(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

「陸上・日本選手権」(26日、ヤンマースタジアム長居)  東京五輪選考会を兼ねて行われ、3000メートル障害で、日本記録保持者の三浦龍司(19)=順大=が自身の記録を更新する8分15秒99の日本新記録で初優勝し、東京五輪代表に内定した。2位の山口浩勢(愛三工業)が8分19秒96、3位の青木涼真(ホンダ)が8分20秒70で、ともに参加標準記録を突破して五輪代表入りを決めた。 【写真】ガッツポーズを決めながらゴール 笑顔が強さをより感じさせる  首位を走っていた三浦はラスト1周を前に水濠で転倒。しかし、そこでエンジンがかかったように、すぐに先頭を奪いかえしてそのままぶっちぎった。「残り1周だったのでこけていることにかまっていられない。すぐに立ち上がらないとと思った」と振り返ったが、焦りを感じさせない貫禄の走りだった。  5月の東京五輪テスト大会で18年ぶりの日本新記録となる8分17秒46で優勝し、同時に五輪参加標準記録(8分22秒00)を突破した。2カ月で2度の日本記録更新となった。

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着床前診断、対象拡大へ 成人後に発症する病気も

2021-06-27 | 医療、健康

着床前診断、対象拡大へ 成人後に発症する病気も(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

受精卵の段階で遺伝情報を調べ、重い遺伝病にならない受精卵を子宮に戻す「着床前診断」について、日本産科婦人科学会(日産婦)は、対象を広げる方針を決めた。成人になるまでに命を落としかねない病気などに限ってきたが、条件をつけて成人後に発症する病気も認める。審査の手続きも一部変更する。 【画像】「子をつくる医療」の危うさ 体外受精プロの医師が警告  26日の定時総会後の会見で明らかにした。学会内で今後、規則の改定や詳細な運用方法について議論を進める。  着床前診断は、体外受精させた受精卵から細胞の一部を採って、遺伝病の有無を判別する。妊婦の血液から胎児の染色体異常を調べる出生前検査(新型出生前診断)とは異なり、受精卵の段階で調べる形になる。病気や障害のある人の排除につながらないかとの懸念がある。  日本では1998年に日産婦がルールを示し、「重篤な遺伝病」に限って導入。成人になるまでに人工呼吸器が必要となるなどの重い病気が対象とされ、2015年度までに120件が認められた。神経の難病デュシェンヌ型筋ジストロフィーなどが多い。19年に遺伝性の目のがん「網膜芽細胞腫」の患者が申請。失明のおそれはあるが、命にかかわることはまれで、今回の議論のきっかけになった。  日産婦の方針では、「成人になるまでに」の前に「原則」をつけ、成人後に発症する病気も対象とする。そのうえで、「現時点で有効な治療法がない」「高度で体への負担が大きい治療が必要になる」という条件をつけた。具体的な病名は示されていないが、遺伝子の変異による病気は8千種類以上あると考えられ、英国では遺伝性の乳がん・卵巣がんなど、600種類以上が対象となっている。

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23歳女性、コロナワクチン接種後に副反応で難病スチル病になったと告白 SNSでの発言に騒然 「ワクチンは難病を引き金に」

2021-06-27 | 医療、健康

23歳です
5月20日に1回目のワクチンを打ちました。

私は打つまえから謎の蕁麻疹がありワクチン前にも受診して問診でも同意にチェックは入れませんでした。ですが、医師は大丈夫大丈夫となにも保証なく軽い気持ちで打たれました。
打ってから一ヵ月38.0の高熱が続き、39.4まであがったこともありました

日にちをかけいろんな検査を大学病院で受け成人スチル病と診断されました。本当に一ヵ月間辛くてワクチンが原因だったのは本当に後悔してます。日本はなぜ安全ばかり主張するのか。打ちたくないってもう少し言えば良かった本当に後悔しかない。でも医師が大丈夫といえば打つしかなくなりますよね。

— さくら (@kotasoma1011) June 24, 2021

もう少し私の成人スチル病になった理由を拡散してほしい。

成人スチル病は難病です。
ワクチンは難病を引き金にするんです。#コロナワクチン副作用#コロナワクチン#難病#SLE#成人スチル病

— さくら (@kotasoma1011) June 24, 2021

熱の最大の原因はワクチンなので、
蕁麻疹が出ても働けてはいましたし日常生活は苦しくなかったんです。ワクチン打ってからです。体調悪くなったのは

同意したかは曖昧ですが、おそらくむこうの病院の方は提出とかあると思いますので、大丈夫大丈夫と先生が言うた後にチェックを入れたと思います。もう流れ作業で何が何だか私も思い出せずです。恐らくチェック入れてるので自己責任になりますので裁判は難しいですね

抗生物質や解熱剤を飲むと収まりやめると繰り返すという感じです。症状はインフルエンザみたいな感じですが関節痛が酷く歩くことも億劫でした。
喉も激痛、蕁麻疹は全身にありました
検査結果は全てマイナスで炎症数値は3〜7ぐらい、肝臓の数値があまり良くはなかったですが
かなり見つけにくいです

このコメントにも書いてますが
打つ前蕁麻疹はあっても日常生活は送れてましたしフルタイムでは働けてました。ワクチンを打ってからその日に副作用が出てなかなか治らず1ヵ月ぶり返していました。原因と表していいのか引き金と言っていいのか言葉の表し方って難しいですね。わからないですね。

— さくら (@kotasoma1011) June 25, 2021

ワクチンを打った23歳の方。蕁麻疹の症状があり、医師に大丈夫といわれワクチンを打ったけれど、そのあと高熱が1ヶ月続き、難病発症。

明らかにワクチンが引き金になってる。

今回の #コロナワクチン は、炎症を加速させ、持病を悪化させる作用がある、と科学者の人が言っている。

その通りの症状 https://t.co/bveq8ZXMSf

— 朝霞市議員外山まき (@ToyamaMaki) June 24, 2021

コメントから

慶応病院サイト「COMPASS」より

【成人スチル病】

概要

成人スティル病は、発熱、皮疹、関節症状を主な症状とする全身性の炎症疾患です。発熱に伴って皮疹や関節痛がみられ、解熱とともに皮疹、関節痛が消失するという症状が特徴的です。診断の決め手となる症状、検査所見には乏しいため、症状や所見から総合的に診断をします。小児におこるスティル病(全身型若年性特発性関節炎)という疾患と同様の病像が成人(16歳以上)に起こったものと考えられています。
成人スティル病はリウマチ性疾患の中では稀な病気の1つであり、この病気を持つ方は人口10万人あたり2人程度です。一般的に20歳~40歳代の比較的若い成人が発症しますが、70歳以上でみられることもあります。男性より女性でやや多いとされています。
原因はわかっていませんが、遺伝素因やウイルス・細菌の感染など環境因子が関係しているのではないかと考えられています。病態としてはマクロファージという細胞が活性化しており、インターロイキン(IL)‐6,IL-1,IL-18,腫瘍壊死因子(TNF)といった種々のサイトカインが過剰に産生されているものと考えられています。
成人スティル病は基本的には生命予後の良い病気ですが、半数の患者さんが寛解(症状のない状態)と再燃を繰り返します。

症状

もともとの病名の由来から、発熱が主体で、これに皮疹、軽度の関節痛を伴う点が特徴的です。

全身症状
発熱はほとんどの患者さんにみられます。発熱は38-39℃となり、夕方から早朝にスパイク状に認められ日中は解熱する弛張熱という形をとることが多いです。このほか、発熱に伴って全身のだるさ、疲れやすさ、食欲低下、体重減少などがみられることがあります。

皮膚症状
かゆみなどの症状に乏しい薄いピンク色(サーモンピンク)の皮疹が、発熱とともに出現し、解熱とともに消退するのが特徴的です。

関節症状
多関節炎があり、関節の痛み、腫れを伴います。関節症状は一過性のことも、持続することもあります。 発熱に一致して出現し、解熱と共に改善することが多いです。関節リウマチとは違って、手指などの小さな関節よりも、手首、肘、肩、膝、足などの大きな関節を中心にみられます。関節炎が持続すると関節の骨破壊が出現することもありますが、関節リウマチのように変形や骨破壊を伴うことは少ないとされています。

その他
発熱に合わせて咽頭痛が多くみられます。首の両側や脇の下に、に軽く痛みを伴う柔らかいリンパ節腫脹があります。 約半分の患者さんで肝臓と脾臓が腫れて大きくなります。またその他の症状として、胸膜炎、心膜炎、間質性肺炎などを認めることもありますが、頻度は低いです。時に、播種性血管内凝固症候群(DIC)や血球貪食症候群と呼ばれる重症な病態を合併することもあり、注意が必要です。

 

リウマチ性疾患のひとつみたいね。
発熱に伴う関節痛、熱が引くと痛み軽減、皮膚に赤い斑点・・・

これで思い出したんだけど、
「原田 龍平」
という有名なプロデューサー(?)がいて、この人の父(80代)がワクチン接種後 高熱で倒れ、皮膚に赤い謎の斑点が多数出来た(ネットで写真公開)。

接種前は1人で朝から晩まで町歩きをしても平気なくらい丈夫で頭もボケてなどいなかったのに、回復後は筋力が低下して段差の上り下りも不可能になり、認知症も出てきたみたいなことを書いている。

そしてワクチン接種には危険も伴うから慎重に、と書いたらあちこちから批判を浴びせられたという。気の毒。

このお父さんもスチル病なのかも…?

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去年の自殺した子供499人で過去最多 6月と8月、11月で顕著に増加 コロナ自粛の影響が色濃く

2021-06-27 | 徒然なるままに

児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議(令和3年度第2回) 配付資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/164/siryo/1422639_00004.htm

自殺した子ども499人 過去最多に 去年 長期の一斉休校も背景に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210625/k10013103691000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005

去年1年間に自殺した小中学生と高校生が過去最多となる中、文部科学省の専門家会議が背景と対応策の案をまとめました。一斉休校で家庭に居場所を感じられない子どもが、息苦しい思いをした可能性は否めないなどと指摘したうえで、SOSの出し方を学ぶ教育プログラムなどが必要だとしています。

 
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