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Windows 10はなぜ最後じゃなかった?次世代の「Windows 11」がリリースされた理由

2021-06-25 | 徒然なるままに

Windows 10はなぜ最後じゃなかった?次世代の「Windows 11」がリリースされた理由(CNET Japan) - Yahoo!ニュース

 Microsoftは6月24日(米国東部時間、日本時間6月25日深夜)、次世代Windowsとして開発を続けてきた「Sun Valley」(開発コードネーム:サンバレー)を、Windows 11(ウインドウズイレブン)として正式に発表した。

 Windows 11では、Windows 10に比べてユーザーインターフェースを改良。人気のコラボレーションツールとなる「Teams」を標準機能として搭載し、OSへの統合を加速化するなど機能面で大きなアップデートが行われている。条件を満たすWindows 10搭載PCに対しては無償でアップグレードが提供される計画で、2021年の末までにリリースされる見通しだ。

 その中でも、今回最も強化されたのは、同社が「Microsoft Store」と呼んでいるアプリストアだ。これまでもMicrosoftはAppleやGoogleなどに比べて少ないレベニューシェアでアプリの提供を行なってきたが、Windows 11のアプリストアではソフトウェアベンダがより容易にアプリを公開できるようにするだけでなく、自社の課金システムを利用する場合にはコストなく利用できる。

 これに呼応する形でAdobeがCreative CloudをMicrosoft Storeでの配信の意向表明を行うなど、アプリストアの充実はWindows 11の普及に向けた強力な武器になりそうだ。

最後のWindowsだったはずのWindows 10、次バージョンはなぜ?

 Microsoftが6月24日に発表したのは、同社のクライアントPC向けOSとして提供しているWindows 10の次のバージョンとなるWindows 11だ。

 Microsoftは2015年にWindows 10を「最後のバージョンのWindows」という触れ込みで発表した。この「最後のバージョン」とは、開発サイクルを変更し、数年に一度のメジャーバージョンアップから、半期に一度機能をアップデートするアジャイル開発方式への転換を表現するものだった。

 Windows 10以前のWindows OSでは、数年に一度新しいWindowsが発表され、そのたびにユーザーが有料でアップグレードするという開発方針だった。

 振り返れば、2007年にWindows Vista、2009年にはWindows 7、2012年はWindows 8とメジャーバージョンアップが行われ、その度にユーザーはアップグレードをするかどうか悩むということが繰り返されてきた。

 そこで、2015年にリリースされたWindows 10ではそうしたメジャーバージョンアップはもう行わず、半年に1回行なわれる「機能アップデート」を通じて新機能が提供されていく、そうした「アジャイル開発方式」へと転換したことを象徴する言葉が「Windows 10は最後のバージョンのWindows」(つまりメジャーバージョンアップはもうない)だったのだ。

 それでは、今回Microsoftが最後のバージョンの次という不可解なWindows 11を発表したことでこのアジャイル開発方式をやめると言うことなのかと言えば、そうではない。MicrosoftはこのWindows 11を、Windows 10を搭載したPCに対してもハードウェアの必要要件を満たせば無償のアップグレードを年内に提供する計画だ。

 つまり、実際にはWindows 11そのものもアジャイル開発方式で提供されるアップデートそのものなので、今後もアジャイル開発方式は続くことになる。

Windows 11 のシステム要件、機能、デバイスの要件

 それではなぜMicrosoftは6年間使ってきた「Windows 10」のブランド名を捨てて「Windows 11」に名称を変更しなければならなかったのだろうか?その答えは、Windows 11でサポートされる数々の新機能にある。

 今回のWindows 11では、後述するアプリストアのてこ入れや、長年左下にあった「スタート」ボタン(Windowsロゴマークのボタン、メニューを表示させる)を中央に寄せるなどし、ユーザー体験を一新している。

 このほか、同社が力を入れているコラボレーションツール「Teams」を標準搭載。さらにはスマートフォンやタブレット風のウィジット機能といった強化を図った。また、AppleのmacOSに対し、Windowsの最大の強みとなっているPCゲーミングの機能を拡張するため、PCゲームの起動を高速にする「Direct Storage」などの新しい仕組みも導入している。

 このように新バージョンといって差し支えないそうした大きなアップグレードを一言で説明するためにWindows 11という新しいブランドネームが必要だったということだ。そこは純粋にマーケティング上の事情だと考えてよい。

Windows 11の最大の注目ポイントはMicrosoft Storeのてこ入れ

 そうしたWindows 11の中で、今回最も大きなてこ入れが図られたのがMicrosoft Storeだ。現代のOSでは、アプリストアの出来が、OSの魅力を左右している現実がある。AppleはiOS向けに「Apps Store」、GoogleはAndroid OS向けに「Google Play Store」を展開しており、ユーザーはそうしたアプリストアからソフトウェアを無償ないしは有償でダウンロードして利用できる。

 MicrosoftもMicrosoft Storeという名称でWindows 10向けのアプリストアを運営してきたが、ユーザーの認知度はかなり低い低空飛行が続いていた。なぜなら、Windows PCで使いたいとユーザーが思うようなアプリケーションがMicrosoft Storeにはなかったからだ。

 Microsoftは従来のWindowsで開発者が利用していたプログラムのやり方(Win32と呼ばれる)をWindows 10のMicrosoft Storeでは当初はサポートせず、新たにUWP(Universal Windows Platform)を導入したが、それは開発者からまったく支持されなかった。

 Windows 10の後期には、Win32ベースのアプリも特殊な方法で公開できるようにしたが、それでもMicrosoft Storeで公開されるアプリは思うように増えなかった。

 実際、Windows 10がリリースされた当時、Windowsでもっとも人気がある「Microsoft Office」そして、Adobeの「Creative Cloud」のどちらもMicrosoft Storeにはラインアップされていなかった。そのため、ユーザーが利用しない>だからストアにアプリが増えない>魅力的なアプリがないからユーザーが利用しない――という悪循環に入ってしまっていたのだ。

開発者に有利なレベニューシェア、Adobe Creative Cloudの登場も

 今回Microsoftは、Windows 11でストアの運営方針を大転換した。Windows 11のMicrosoft Storeでは、そうしたWin32で作られたアプリケーションもそのまま公開できるようにして、アプリ開発者がより容易にMicrosoft Storeへソフトウェアを公開できるようにする。それと同時に、プラットフォーマーのMicrosoftとソフトウェア開発者とのレベニューシェアの仕組みを大きく変えてきた。

 以前からMicrosoftは一般のソフトウェアベンダーには15(Microsoft):85(ソフトウェアベンダー)という業界の中で最もソフトウェア開発者に有利な仕組みを導入していたほか、ゲームパブリッシャには12(Microsoft):88(ゲームパブリッシャー)というユニークな低い取り分のレベニューシェア方式を採用してきた。この比率は他社に比べて圧倒的に低く、売上が多いゲームパブリッシャなどに評価されてきた。

 Windows 11のMicrosoft Storeでは、そうした業界最高水準として低い比率のレベニューシェアに加えて、ソフトウェアベンダーが自社の課金システムを持っていれば、Microsoft Storeを経由して配布してもMicrosoftの取り分を0にする。これにより、たとえばAdobeのように、自社の課金システムで課金しているソフトウェアベンダーは、Microsoft Storeをより利用しやすくなる。

 実際、その成果はすでに6月24日(現地時間)にMicrosoftが行った記者会見で明らかにされている。MicrosoftのOfficeと並んで、Windowsの人気アプリケーションであるAdobe Creative CloudがWindows 11のMicrosoft Store経由で配布することを明らかにしたのだ。

 また、Microsoftは同時にAmazonが提供するAndroid向けのアプリストア「Amazon Appstore」と提携を発表し、Windows上でAndroidアプリを動かせるようになると明らかにした。Google自身が提供するGoogle Play Storeではないものの、Amazon Appstoreにも多くのAndroidアプリが用意されている。記者会見では、若者に人気の動画共有アプリ「TikTok」のAndroid版がWindows上で動く様子がデモされた。

 こうしたAndroidアプリのサポート、そしてAdobeのCreative Cloudなどの人気アプリがWindows 11のMicrosoft Storeからダウンロードできるようになることで、アプリストアとしての魅力がこれまでと比べて大幅に高まり、集客率が高まることでさらなるソフトウェアベンダーをMicrosoft Storeに呼び込む――そうした好循環の実現に向け、期待値は高まっている。

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認知症改善に効果!化合物発見 米誌掲載、福島県棚倉に工場置く研究所

2021-06-25 | 医療、健康

認知症改善に効果!化合物発見 米誌掲載、福島県棚倉に工場置く研究所(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース

棚倉町に工場を置く「バイオコクーン研究所」(岩手県)は24日、同研究所が発見した化合物「ナトリード」を巡り、認知症の改善につながるデータが得られたことを米学術誌に掲載したと発表した。同研究所によれば、ナトリードは冬虫夏草から採取され、神経細胞(ニューロン)の成長を促進させるなどの作用があるという。  研究データは、機能食品に関する米国の学術誌に掲載した。同研究所は、宮城県の薬局や医院と連携し、軽い認知機能の低下がみられる64~94歳の25人に、ナトリードが含まれる健康食品「カイコ冬虫夏草」を3カ月間食べてもらった。すると、認知機能を確認するテストで得点が向上する傾向がみられたという。  また同研究所は、ナトリードが認知症の治療だけではなく、さまざまな脳機能の改善にも効果があるとする提言を米オンライン学術誌で発表した。研究所の特別研究員を務める鈴木幸一岩手大名誉教授は、オンラインでの会見で「ナトリードが将来、人類の課題でもある認知症の治療薬になることを期待する」と話した。

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FDA、コロナ治療にリウマチ薬 米で入院患者に、日本開発

2021-06-25 | 医療、健康

FDA、コロナ治療にリウマチ薬 米で入院患者に、日本開発(共同通信) - Yahoo!ニュース

米食品医薬品局(FDA)は24日、新型コロナウイルス感染症の入院患者向け治療薬として、岸本忠三大阪大特任教授(免疫学)と中外製薬が共同開発した関節リウマチ薬「アクテムラ」の緊急使用を許可した。酸素補給を受けている2歳以上の入院患者が対象で、ステロイド系抗炎症薬と併用するなどの条件がある。  アクテムラは炎症を抑える働きがあり、関節リウマチをはじめとした病気の治療薬として各国で承認されている。新型コロナを巡る臨床試験でも、重症入院患者の死亡率を下げたり、入院期間が短くなったりしたとの結果が得られていた。

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南米で確認された変異株「ラムダ型」 ワクチンの有効性が下がる

2021-06-25 | 医療、健康

南米で確認された変異株「ラムダ型」 ワクチンの有効性が下がる(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース

新型コロナウイルスの感染拡大の中心となっている南米で確認された新たな変異型 「ラムダ型」について、専門家はワクチンが効きにくい可能性を指摘している。 【映像】多田卓哉博士研究員による解説  WHO(=世界保健機関)は14日、「注目すべき変異株」に南米で拡大している「ラムダ型」を追加。去年8月にペルーで初めて確認された「ラムダ型」は、最近ペルーで起きた感染の81%を占めており、アルゼンチンやチリでも30%以上を占めている。  ニューヨーク大学の多田卓哉博士研究員によると、ラムダ型にはこれまでに無い変異が細胞との接続部分にあり、既存のワクチンの有効性が下がるという。

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コロナ新治療薬「ソトロビマブ」は死亡率を85%低減 発症リスク抑制の「抗体カクテル療法」にも期待

2021-06-25 | 医療、健康

コロナ新治療薬「ソトロビマブ」は死亡率を85%低減 発症リスク抑制の「抗体カクテル療法」にも期待(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c5478e474695ad58aabe8b0d84a521d054569ed

 そこにひとつ、朗報が届いた。厚生労働省が製薬4社7品目に対して、新型コロナ用の治療薬を開発するために、国内での臨床試験の費用などを補助すると決めたのである。厚労省健康局結核感染症課の担当者が説明する。 「この“新型コロナウイルス感染症治療薬の実用化のための支援事業”は、今年3月に公募したもので、各製薬会社から治験業者への委託費用や、薬事申請のための書類作成等にかかる費用を補助します。各製薬会社が提出した希望額の試算をもとに、交付基準額を決定し、4社合わせて20億円程度が支払われることになりました。応募があった10件につき、学術的な観点から見て製品化される見込みがどの程度あるか、当該製薬会社に、その治療薬を事業として供給する能力があるか、といった点から評価委員会が評価し、7件が採択されました」  では、実用化に向けたスケジュールはどうか。 「令和3年度末(2022年3月)の事業終了から半年以内で、薬事申請を目指すことが条件です。万が一、それができなければ、交付したお金を返還していただきます。現在、多くの製薬会社が治療薬の開発を進めていますが、日本で薬事申請をしていただかなければ、国内で流通しません。治療薬として使える薬を日本国内に早期に供給する、というのがこの事業の趣旨。経口で服用でき軽症者の重症化を防げる薬など、有効性が証明された選択肢が増えるのはいいことなので、しっかりと後押ししたいと考えています」  副反応を恐れて慎重になりすぎ、認可を渋って助かる人も助からなくなる、という厚労省の悪弊が、少しでも解消されるなら、歓迎すべきだろう。  ところで、事業の対象になった7品目のうち、小野薬品のカモスタットの開発中止が、6月11日に発表された。厚労省の担当者は、 「ほかにも採択されながら、開発に行き詰っている製薬会社がある、という話も入ってきています」  と話すが、取材に自信満々に応じてくれた製薬会社のものは、おそらく大丈夫ではなかろうか。そのひとつ、英グラクソ・スミスクライン(GSK)の日本法人の広報担当によると、 「厚労省の支援対象となったのは、ソトロビマブとオチリマブ。ともに静脈注射型のモノクローナル抗体医薬品です。ソトロビマブは米ヴィア・バイオテクノロジー社との共同開発で、軽症から中等症で重症化リスクが高い患者の入院または死亡リスクを、85%低減して重症化を防ぐ、とのデータが出ています。医療機関の負担を軽減させるためにも、重症化を防ぐ薬の意義は深いと考えます。イン・ビトロ(試験管内の)試験では、変異株にも効果を示すという結果が出ています。米国での緊急使用に加え、5月21日にはEUが承認勧告し、現在、EU加盟各国で承認に向けたプロセスが進行中です」  片や、オチリマブは、 「関節リウマチの治療薬として開発していた医薬品で、現在はCOVID-19重症患者の、呼吸不全を低減できる治療薬として開発が進んでいます。特に70歳以上で、かつ肺疾患等のリスクを抱えた重症患者の、さらなる重症化防止という有益性に着目し、現在、日本でも、第III相臨床試験を行っています」  気になる日本での実用化は、厚労省の定めた今年度末から半年以内の薬事申請、という条件が守られるのは当然として、特にアメリカで承認されているソトロビマブは、一刻も早い特例承認が望まれる。

軽症者向け治療薬への期待

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住宅4軒が「轟音と共に崩落」…一瞬で崩れ落ち”粉々”に 住民は事前に避難しケガ人はなし

2021-06-25 | 徒然なるままに

住宅4軒が「轟音と共に崩落」…一瞬で崩れ落ち”粉々”に 住民は事前に避難しケガ人はなし(関西テレビ) - Yahoo!ニュース

25日朝、大阪市西成区で住宅が崩落しました。住人は事前に避難していて、ケガ人はありませんでした。 轟音とともに住宅は一瞬で崩れ落ちました。 警察によると午前7時15分ごろ大阪市西成区天下茶屋東で「水漏れしている」と連絡を受けた警察官が駆け付けたところ、住宅が斜めに傾いていて、ほどなく崩落したということです。 消防よると4軒の住宅が崩れ、人は住んでいましたが、事前に避難していたとみられ、ケガをした人はいないということです。 崩落現場のそばでは、老人介護施設の建設工事が行われていて、警察は工事と崩落の因果関係なども含めて詳しい原因を調べる方針です。

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2025年についに若返りの薬「Nmn」の進化系が実用化!?

2021-06-25 | 医療、健康

2025年についに若返りの薬「Nmn」の進化系が実用化!?寿命を延ばすだけでなくあらゆる病気の特効薬になるかも!?│ ...

この「nmn」(ニコチンアミド・モノヌクレチオド)という若返り薬は. ワシントン大学セントルイス校医学部今井眞一郎教授と. 米ハーバード大学医学大学院の生物学者であるデイヴィッド・シンクレア教授が. 研究、開発において 世界的権威者として知られて ...
 

「NMNについて関係者、消費者が知るべきこと。」 | トリファラスキーの世界 (amebaownd.com)

2018年10月10日 / 2019年1月3日
新興和製薬株式会社
 
2018年10月時点、NMNに関して消費者が知るべき事実がいくつかあります。
また知らせないといけない事実があります。
NMN(nicotinamide mononucleotide)における最大の期待値とは、中部大学 応用生物学部 細胞ストレス生物学教室 大塚 健三氏の論文にもある通り、長寿遺伝子群 (サーチュインファミリー)が NMNによって活性化される、というものであります。(「老化・寿命研究最前線 — GDF11 とNMNは不老長寿の妙薬になりうるか?—」 中部大学 応用生物学部 細胞ストレス生物学教室 大塚 健三より引用)
また、数ある生物の中から人類が長寿化したのは太古の昔(10~5万年前)から比べ食生活の環境変化からとの説もあります。しかしその反面で過食の時代から老化由来の疾病が増え(原因は高カロリー摂取、運動不足)、さらにそれらに対して様々の疾病の原因や治療法が発達し、科学、医学の進歩により解決されて来ています。
後述するNHKのドキュメンタリー番組、「NEXT WORLD:~私たちの未来~」の紹介内容にある中で、今後30年間で,老化メカニズムの解明,がん治療研究や治療技術の進展,予知医療の発展などにより,人類の平均寿命が 100 歳を超え, 最大寿命140歳も可能になり、その中で紹介された若返りの薬というのがNMNであるという衝撃的な内容でした。他にも、NMNによる2型糖尿病症状の改善についても老化関連疾患におけるNAD+合成系の役割と創薬標的としての可能性」(山口 慎太郎,吉野 純)にも特定の病気に対するNMNの可能性が紹介されています。
NMNとは
これらはまだ化学的証明が丁寧に行わなれている最中と推測されますが、先ずは簡単にNMNと言う物質をおさらいしましょう。
NMNは2015年1月、NHKのドキュメンタリー番組、「NEXT WORLD:~私たちの未来~」で大きく取り上げられ、一躍、皆さんが知る物質となりました。
しかし実際にNMNは1960年代に発見され、代謝に関与している可能性があると言われていましたが、正確な効果効能は不明なままでした。
NEXT WORLD:~私たちの未来~NEXT WORLD:~私たちの未来~
それが世界中に知られる物質となったのは、上記の番組で取り上げられたことがきっかけです。
現状のNMNに関する報道と言うと若返り効果への期待が1番先に取り上げられます。
NEXT WORLDではワシントン大学セントルイス校医学部今井眞一郎教授とハーバード大学医学部デビッド・シンクレア教授が同じ様な研究を行い、生後2年(ヒト年齢約60歳)のマウスにNMNを1週間投与したら、生後6ヶ月(ヒト年齢約20歳)の運動能力、外観、活動レベル、細胞活性レベル他まで若返ったとフューチャーされていました。
NMN研究の世界的権威者は今井眞一郎教授とデビッド・シンクレア教授と言えます。
両教授とも2008年前後からNMN研究を開始した様です。
当時、番組ではNMNは世界で日本の企業1社のみが試薬レベルのNMNを製造し、来るべき時に備え大量生産体制を整えている様に報道されていましたが、それは事実と乖離があり世界数カ国数社が生産体制を保持していました。
また後に慶応義塾大学医学部が世界初のNMNヒト臨床試験を行った様な報道もありましたが実際は違いました。
ドキュメンタリー番組放送後の事実経過も、番組放送後わずか3ヵ月後の2015年4月より新興和製薬株式会社(新興和トレーディング:2015年当時)は、世界に先駆けてNMNサプリメントの販売を開始し、慶應義塾大学医学部よりも先に世界初のヒト臨床試験も行われていました。
新興和製薬 ミライラボ
新興和製薬は商品の宣伝を含め積極的な広報活動を行っておりませんでしたので、後にこの事実が判明しました。現在はNMNサプリメントのリーディングカンパニーとして世界中の多くの方々にNMNサプリメントを提供させていただいております。
併せて新興和製薬が関連会社を通じて国立広島大学医学部と被験者20名に対して長期間(24週間)に渡りNMNサプリメントの経口摂取を行い、公的研究機関にてNMNの長期臨床研究を行ったのも、周知されている中で最初の取り組みであったと思われます。
上記から考えると新興和製薬こそがNMNサプリメントのリーディングカンパニーと言えます。
NMNPURE3000NMNPURE3000
NMNの可能性や今後の展開
それでは今のNMNの可能性や今後のNMNの展開をお知らせします。
NMNは高い確率での若返り効果が期待されていると言われており、それは諸々の臨床研究で解明されはじめています。
消化器官で90%以上が壊されてしまうNADやNADHと違い、NMNは消化器官で分解されず素早く血中内に入り込み、細胞に届けられ、ヒトや哺乳類、それらに限らず生命の根源であるミトコンドリアのエネルギーの元となり、活性レベルを上げる効果があると期待されています。
NMNは加齢と共に減少し、それと共に老化現象が表れてくると言われています。老化により様々な加齢由来の疾病を発症するリスクが高まりますが、NMNを摂取することで加齢を遅らせ、加齢由来の疾病の予防になると考えられています。
特に成人病、虚血性心疾患、免疫力向上、痴呆などへの効果が発見される可能性があります。
上記以外の効果があると期待されるその他の例
NMNが持つ可能性は、単純な抗加齢効果だけではありません。
NMNがミトコンドリア活性化をもたらす過程で、様々な恩恵が私たちの体内で出現します。
例えば、細胞分裂をする際のコピーライトエラーを防ぎ、細胞の正常な分裂を促します。また、
上記に併せて免疫力向上は様々な身体的に良い効果が生じる可能性があると期待されており、リュウマチ症、アトピー性皮膚炎、疥癬皮膚炎、他免疫系疾患などの免疫力が弱体化することで発症する疾病も、薬を飲まずに治癒させる可能性があります。
更に骨折、傷症、筋肉損傷、筋腱損傷他の治癒スピードを上げることができ、骨そしょう症なども同様であると期待されています。
脳機能と神経伝達回路の改善
NMNは脳視床下部、下垂体にも作用し神経伝達回路の改善にも効果が発見される可能性があります。
加齢や慢性炎症により劣化する神経伝達回路が改善され、伝達経路の阻害されていた部分がスムーズになる作用があると言われています。
神経回路の改善により痴呆、うつ病、アルツハイマー症候群、パーキンソン病などの疾病の改善や治癒の可能性があります。
また、脳の視床下部、下垂体への作用により各臓器が健全に活動し始め、脳を介さずに臓器同士が会話するシグナル物質の分泌が高まり身体全体のバランスを整える作用もあるとも考えられています。
細胞内のミトコンドリアが活性化することにより切り傷、筋腱損傷、骨折などの外傷の早期治癒にも作用すると考えられています。
加齢と共に受けた外傷を若い時と同様に素早く治癒する効果があると期待されており、
肌(表皮及び皮下)に対しての作用も同様に、加齢と共に減少するNMNは塗布によっても素早く細胞に到達しミトコンドリアに作用すると言われています。
肌(表皮及び皮下)には化粧品に配合することにより経口摂取以上の効果が発見される可能性があります。
上記と同様に再生医療とは別に脊髄損傷などにNMN+αの物質を利用することにより脊髄損傷からの神経細胞の正常化などへの応用も期待できます。
終わりに
以上の作用効果について、ヒト臨床研究で素晴らしい結果が出るのではないかと期待されています。また、ヒトだけではなくペットその他の産業にも応用可能で今後の研究により様々な応用が可能になる可能性があります。
新興和製薬の活動をこれからも暖かく見守っていただければと思います。
新興和製薬株式会社コーポレートサイト

抗老化物質「NMN」に期待 ワシントン大・今井教授、夢のサプリ開発へ

産経ニュース
2015年10月23日





老化を遅らせ長寿をもたらす夢のようなサプリメントの開発に向け、老化・寿命研究の世界的権威、米ワシントン大学医学部の今井眞一郎教授のグループが研究を進めている。マウスの実験では老化の進み具合を抑えられる結果が確認されており、今後、人間への臨床研究を計画。研究次第ではこのサプリがあなたのもとにも届くかもしれない。

 今井教授のグループは2000年に長寿遺伝子の存在を世界に先駆けて発見し、その中で「SIRT1」という遺伝子が寿命を制御する遺伝子であることを突き止めた。

 マウスの実験では、脳においてSIRT1の働きを人工的に高めると、寿命も普通のマウスに比べてメスで16%、オスも9%それぞれ延びた。今井教授によると、人間の寿命に換算すれば女性で13~14年、男性で約7年延びたことになる。

 このSIRT1に作用するのが「NAD」という物資だ。今井教授らは、老化と寿命をコントロールしている脳の視床下部で、NADを作り出すのに重要な「NMN」という別の物資が鍵を握る重要な成分ではないかと考えた。

 これによりNMNを用いてNADの働きを高め、SIRT1の機能を強めれば、似たような効果が得られることが期待される。

今井教授らは「NMNはビタミンB3からつくられ、体の機能を保つのに大切なNADに変換され、次にSIRT1が老化を抑える作用を示す。NMNやNADはだれでも体内にあるものだが、通常は加齢とともに減ってしまう」とのメカニズムを解明し、07年から11年にかけて立て続けに論文を発表し、世界的に注目を集めた。

 現在は実用化に向け、NMNをサプリの形で人間の体内へ補充して、SIRT1の働きを強める方法が検討されている。

 すでに日本国内のいくつかの食品メーカーがNMNの素材開発を成功させており、今井教授は企業の協力を得るなどして人間への臨床研究の実施を急ぐ。「NMNが補充されれば、加齢で弱る人体の各臓器を修復し、さまざまな疾患を防ぐことが期待できる」という。
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心の中が読めるヘルメットあと10年で完成?脳の神経細胞の電気インパルスを記録

2021-06-25 | 医療、健康

心の中が読めるヘルメットあと10年で完成?脳の神経細胞の電気インパルスを記録(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース

 心の中が読めるヘルメットが、2030年までに完成するという見方がある。バイオハッカーの起業家ブライアン・ジョンソン氏は、人工知能と人間の心(精神)をつなげるヘルメットを目下開発中。脳の仕組みを把握できればと、10年ほどの先をにらんで”夢のヘルメット”制作に意気込みを見せている。  このヘルメットは脳の血中酸素を正確に測定するレーザー光を搭載し、脳の神経細胞(ニューロン)の電気インパルスを記録するという。  ジョンソン氏は「社会としてあらゆる面で進歩するためには脳をオンライン化しなければいけません。ホモサピエンスの歴史で私たちがその初めての世代となります。自分たちの生涯を見渡し、完全に新しい意識的存在へと進化するです。テクノロジーが自分の一部になる、人類の架け橋になり得るものを私は作っています」と語った。

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パーキンソン病の症状改善に「音楽療法」、リズムを捉えて脳に刺激

2021-06-25 | Music

パーキンソン病の症状改善に「音楽療法」、リズムを捉えて脳に刺激(NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース

パーキンソン病の症状改善に向け、音楽に合わせて手足を動かしたり歌ったりする「音楽療法」を取り入れる医療機関が出てきた。リズムを感じると歩きやすくなったり、声を出しやすくなったりするという。医学的な効果はまだ完全には証明されていないが、薬などの中心的な治療を補う可能性があるという。 「ワルツに合わせて発声練習をしましょう」「三百六十五歩のマーチに合わせて手足を動かしましょう」。動画投稿サイト「ユーチューブ」で視聴できる「家でもできる音楽療法」の一幕だ。作業療法士などが、座ったまま左右の腕を別々に動かしたり、手足でリズムを取ったり、といった動きを紹介する。 動画を作成したのは本町クリニック・服部神経内科(名古屋市中区)の副院長の服部優子さんとリハビリチームだ。2020年12月から投稿を続けている。 もともと同クリニックでパーキンソン病などの患者を集めて実施していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、昨年から規模を縮小、今年5月以降は一時休止中だ。そこで患者が自宅などでできる方法を考えたという。 5月には動画視聴が難しい患者向けに、音楽療法のメニューを記したプリントを配った。「こいのぼり」の歌に合わせた体操や「背くらべ」の歌詞を思い出して歌う練習を盛り込んだ。 パーキンソン病では、リズムを感じてさまざまな動作につなげる脳の機能に障害がみられることがある。足がすくむ、歩行が速くなって転倒する、発声がはっきりしないなどの症状に関連するとみられている。 リズムのある音を刺激にして、自分でリズムを取って動けるように訓練するのが音楽療法だ。言語療法士などによるリハビリの一環として実施する場合には保険適用される。 音楽療法はあくまでも主な治療法である薬物療法の補助的な意味合いで用いる。発症初期から中程度の患者にはなんらかの効果があるとみられるが科学的な検証はまだ十分ではない。個人差も大きいとみられる。 ただ、実践により、歩幅が広くなるなどの医学的な効果も少しずつ見えてきた。音楽療法を研究する宮城大学名誉教授の佐治順子さんは「足がすくんで一歩がふみだせずに電車を見送っていた患者が、音楽療法を活用して乗れるようになった例もある」と話す。 効果を高めるには適切なプログラムに沿って進める必要がある。それぞれの患者にとって速すぎないリズムで、聞こえやすい音域の曲を使い、プログラムを終える際はリラックスして血圧を下げることなどがコツだという。日本音楽療法学会の認定する音楽療法士は医学的な理論に基づいたプログラムを作成している。課題を詰め込みすぎず、疲れる前に終えることで「次回も参加したいと思えることも大事」(佐治さん)。 音を聞き、リズムを捉え、体を動かす、など同時に複数の動作をするため、脳を刺激する効果も期待できる。実践しているのが旭川医療センター(北海道旭川市)だ。音楽療法士でもある看護師の内島みのりさんは「脳への刺激で体の動きが改善できる」と話し、利用を促す。 同センターでは13年から音楽療法を実践している。1回40~50分のプログラムで、患者になじみの深い地元や季節の歌などを活用する。高齢患者に一番盛り上がるのは、ソーラン節や北海盆唄といった民謡を歌いながら手拍子や合いの手を入れるパートだ。懐かしい曲を聞くと「当時を思い出してうれしかった」といった反応が多いという。 プログラムの最後には、全員がトーンチャイムという楽器で曲を奏でる。音が心を落ち着かせるうえ、自分が演奏できるとやる気につながるという。現在は1年半ほど休止中だが「新型コロナの感染が落ち着き次第再開したい」(内島さん)と話す。

■抑うつや不安など改善

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デルタ株より強いデルタ・プラス、日本・米国・中国など9カ国で発見

2021-06-25 | 医療、健康

デルタ株より強いデルタ・プラス、日本・米国・中国など9カ国で発見(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース

インド保健当局が22日、新型コロナウイルスのデルタ(B.1.617)変異株から一段階さらに変異を経た「デルタ・プラス(AY.1)」の感染事例が自国の各地で報告されていると明らかにした。 この日、ロイター通信によると、インドのハルシュ・ヴァルダン保健・家庭福祉大臣は「デルタ・プラス変異株に感染した事例がマハーラーシュトラ州など3州で20件近く確認された」として「インドの他にも米国・英国・ロシア・ポルトガル・スイス・日本・ネパール・中国などでも発見された」と明らかにした。ヴァルダン長官は「デルタ・プラスは従来のデルタより感染力が強いものと予想され、各州で新型コロナ検査とワクチン接種を増やさなければならない」と強調した。 インド保健当局は調査が進められているが、デルタ・プラス変異ウイルスがさらに感染力が強く、肺細胞に簡単にくっついて治療に対する抵抗力がさらに強い可能性があると警告したと英国日刊紙デイリー・ミラーが伝えた。だが、科学者はまだこれを証明できるデータがない状態という立場だ。デルタ・プラスの正確な特性を把握するには追加の研究と観察が必要だ。 デルタ・プラスは3月欧州で初めて発見され、起源調査が進行中だった。インドのエコノミック・タイムズによると、ある保健当局者は「新しい変異株がインドに新型コロナの3次大流行をもたらす恐れもある」と懸念を示した。 専門家はデルタプラスが従来のデルタ株の特性にベータ株(南アフリカ共和国型・B.1.351)とガンマ株(ブラジル型・P.1)に現れた「K417N」突然変異形質が追加されたものと説明する。問題は、この変異株が人体の中和抗体を無力化させたり、回避させたりしてワクチンを無力化する可能性が懸念されるという点だ

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米・栄養学の専門家が解説! 50歳を過ぎたら摂るべき2つの「ビタミン」

2021-06-25 | 医療、健康

米・栄養学の専門家が解説! 50歳を過ぎたら摂るべき2つの「ビタミン」(Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)) - Yahoo!ニュース

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若返りなど ウロリチン

2021-06-25 | 医療、健康

世界初製法、ザクロ抽出物の腸内代謝物「URORICH(TM)・ウロリッチ」を発売 | antenna*[アンテナ]

■ウロリチンAとは
ウロリチンAは、ザクロに含まれるポリフェノール・エラグ酸が、ヒト腸内の腸内細菌によって代謝されてつくられる物質のひとつで、オートファジー(※1)やサーチュイン遺伝子(※2)の活性化などにより細胞を再活性化するウェルエイジング素材として注目されている素材です。ザクロ等、エラグ酸を含む食品を摂取しても、腸内細菌叢の条件が整わないとウロリチンAへ代謝することはできないため、普段の食事摂取から十分に補給することは大変難しく、食品素材原料としての開発に期待が寄せられていました。

■ウロリチンAの機能性
紫外線(UVB)によってDNAが損傷を受けると、DNAだけでなく細胞そのものが障害を受け、細胞死へとつながり、シミやシワといった皮膚の老化を引き起こしてしまいます。ウロリチンAは、細胞においてサーチュイン遺伝子の1つ「SIRT1遺伝子」を活性化させ、損傷を受けたDNAを修復することで、皮膚の老化を防ぐ可能性が報告されています(※3)。また、シミ、そばかすなどの原因となるメラニンを産生抑制し、美白効果(特許第6799767号)や、男性型脱毛症(AGA)の原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の生成抑制効果(特許第6740548号)も、報告されており様々な生理活性に期待が集まっております。

【科学ニュース】ザクロの代謝副産物が老化した筋肉を修復 | お知らせ | 科学検定 (kagaku-kentei.jp)

ザクロジュースやイチゴ、クルミを摂取して、腸内で代謝副産物として作られるウロリチンA(Urolithin A:UA)という化学物質が、老化で弱った筋肉の機能を回復させることがわかった。

ザクロやクルミの成分に抗酸化作用などの効能があることは以前から報告されているが、スイス連邦工科大学ローザンヌ校のジョアン・オーウェル(Johan Auwerx)教授は、こうした食物に実際にどれほどの利点があるのかを知るため、ウロリチンA(UA)の効果を実験用のマウスと線虫を使って調べた。

研究チームが線虫(Caenorhabiditis elegans)にUAを与えたところ、その寿命は平均で45%長くなった。また、高齢のマウスにUAを与えると、走り続けられる時間が42%長くなったという。UAの投与で筋肉の量は増えていないため、UAは筋肉の質の改善に寄与したものと考えられる。

詳細に見ると、UAが筋肉細胞内の損傷したミトコンドリアを除去しているらしいことがわかった。細胞のエネルギー供給源であるミトコンドリアは、損傷して活動能力を失うと細胞自体の機能が低下するが、損傷ミトコンドリアが除去されると、健全なミトコンドリアが分裂して除去された位置を埋め、細胞の機能も回復する。

「(研究の)ゴールは、体力が低下した高齢者に対する有効な治療法となるかどうかを見きわめることだ」とオーウェル氏は言う。

人は年をとるにつれ、筋肉の能力が低下し、フレイル(高齢者の虚弱)と運動機能の低下・消失が進む。サルコペニアと呼ばれる加齢性の筋肉量減少は、老化の重要な要素のひとつであり、筋肉を保護または修復できる療法に注目する研究者も増えつつある。

オーウェル氏によるとUAは、筋肉の質を改善する能力がある、これまでに発見された唯一の物質である。ほかに試みられてきた処置は、筋肉の量を増やそうとするものだった。

UAが線虫とマウス両方のミトコンドリアに効果があったとすれば、他の哺乳動物でも機能する確率は高いだろうと、英ノッティンガム大学のネイト・シェブチク(Nate Szewczyk)氏は話す。「これが人にも有効だという見解は、非常に真実に近いと思う」。

だとすれば、ザクロジュースをがぶ飲みするのがいいのだろうか? オーウェル氏は、ザクロジュースを飲み、ベリーやナッツを多く摂ることは、健康のために意味はあるだろうという。ただし、チームメンバーのクリス・リンシュ(Chris Rinsch)氏によると、実験でマウスに与えたUAの量は、人で言えば大きなコップ4杯のザクロジュースを毎日飲むことに相当するという。

ザクロやベリーには、エラギタンニンというタンニンの形で、天然フェノール系の抗酸化物質であるエラグ酸が含まれている。エラギタンニンは、動物の胃の中で加水分解されてエラグ酸となり、さらに腸内細菌によってウロリチンA(UA)が作られる(エラグ酸は、抗酸化性とともにその抗癌性も注目されており、抗癌性能の詳細な調査も進められている)。

しかし、エラグ酸からUAを作る腸内細菌が弱いまたは存在しない場合には、エラグ酸の筋肉細胞を修復する効能は期待できない。そうした場合も考慮して、研究チームは新たにバイオテクノロジー会社Amazentisを起ち上げ、適量のUAを直接届ける方法の開発を進めており、新しい方法によるUAの効果を調べる臨床試験も既にスタートしている。

ノーベル賞技術から誕生! 日本初のウロリチンサプリが発売|ウートピ (wotopi.jp)

「ウロリチン」ってなに?

ウロリチンは、ザクロやベリー、ナッツなどに含まれるポリフェノール・エラグ酸を摂取することで腸内細菌の働きによって体内で作られる成分。しかし、ザクロやベリーなどを経口摂取しても、約半数の方が、腸内細菌の関係でウロリチンを生成することができないことが分かっています

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「治療どこで」全国18万病院を一括検索、厚労省が情報サイト新設へ

2021-06-25 | 医療、健康

【独自】「治療どこで」全国18万病院を一括検索、厚労省が情報サイト新設へ(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

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メモ他 亜鉛がメインプロテアーゼを阻害&イベルメクチン、ワクチンの副作用を抑えられる可能性&スパイクタンパク質だけで病気を引き起こす

2021-06-25 | 医療、健康

亜鉛がメインプロテアーゼを阻害

イベルメクチンのこの作用機序がワクチンのスパイクタンパク質による副作用を抑えられる可能性があります

(スパイクたんぱくだけで害があるとはお伝えしている通り)
スパイクたんぱく質だけで病気を引き起こすのに十分であることの証明
スパイクたんぱく質がACE2に結合することによって、細胞を損傷することを示しました
この結合はミトコンドリアへのACE2の分子シグナル伝達を破壊し、ミトコンドリアを損傷させ、断片化しました。

ベトナムではすれ違っただけで感染すると言われてて、とうとうN95マスクつけてます

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ファイザー副反応、100万回に10回 モデルナは基準該当なし―厚労省部会

2021-06-25 | 医療、健康

ファイザー副反応、100万回に10回 モデルナは基準該当なし―厚労省部会:時事ドットコム (jiji.com)

厚生労働省は23日の専門部会で、米ファイザー製新型コロナウイルスワクチンの副反応のうち、強いアレルギー反応アナフィラキシーの報告件数が13日時点で100万回当たり10件だったと明らかにした。5月30日時点の13回から減少した。

新型コロナワクチン 接種前に知っておきたい素朴な疑問Q&A

 今月13日時点の接種回数は約2324万回で、アナフィラキシーは238件だった。一方、米モデルナ製の同日時点の接種回数は約44万回で、医療機関からはアナフィラキシー疑いが4件報告されたが、国際基準に該当する症例はなかった。
 ファイザー製ワクチン接種後の死者は18日までに新たに159人報告され、計355人となった。老衰なども含まれ、接種との因果関係が認められた死者はいない。モデルナ製の接種後の死者は1人確認され、専門家が因果関係の有無を調べている。

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