黒髪にいいということで、普通にスーパーに売っていました。
甘いいい香りがしますが、コショーのような、辛いです。
シナモン、ルイボス、ゴマなどもいい。
ヒハツの効果・効能4選と副作用 (corollia.com)
ヒハツとは
「ヒハツ」は、別名「ロングペッパー・ナガコショウ・ピパーツ・ヒバーチ・ピパーズ」と呼ばれ、東南アジアに生息する「コショウ科蔓(つる)性・木質植物」。円筒状多肉質の「果穂」を乾燥させたものは、「胡椒(ブラックペッパー)」とは異なる風味の「香辛料」として親しまれています。
「ヒハツエキス」は、この「ヒハツ」の「果穂」を熱水で抽出後に乾燥させたものです。
ヒハツモドキとは
「ヒハツ(ロングペッパー・ナガコショウ・ピパーツ・ヒバーチ・ピパーズ)」と違いが判らないほどに類似していて、近縁種にあたるものが「ビタミン・ミネラル」の豊富な「ヒハツモドキ(ヒハチ・フィファチ)」であり、沖縄本島・八重山諸島では、別名「ヒハチコ」とも呼ばれながら自生・栽培・収穫されています。
食べ方・使い方としては、主に「胡椒(コショウ)」にも含まれる「ピペリン(辛味成分)」による「八角」「シナモン」を混ぜ合わせたような「甘い香り」と「さわやかさ」を持ち合わせつ、「種子」を粉末化させた「香辛料(胡椒代わり)」を「豚・山羊の沖縄料理」「沖縄そば・ソーキそば・八重山そば」などにふりかけることが多ですが、他にも「芽」は「天ぷら」、「葉」を「炊き込みご飯」、「食欲増進」「健胃整腸」などへの「「生薬・民間薬」と、「ヒハツモドキ(ヒハチ・フィファチ)」のフル活用が可能。
また、隣国の中国では、「ピペリン」「ピペルロングミン」「チャビシン」という成分があることから、古くから「血行不良」「肩こり」「冷え性」「風邪」「筋肉萎縮」「リウマチの痛み」「打撲損傷」「膝・腰の機能不全」「咳が原因の呼吸困難」などの治療・改善を目的とした「生薬」使用されてきました。
近年では、日本国内の大手食品メーカーである「S&B」でも「ヒハチ」が商品化されている他、多くのブランドが「サプリメント」の開発を進めているところです。
ヒハツの効果・効能
冷え性改善効果
「ヒハツ・ヒハツモドキ」に含まれる「ピペリン」には、「血管」を拡張させてを「血流」良くすることで「酸素」「栄養成分」が身体の隅々まで運搬されるようになり身体中心部がポカポカと温められるため、「冷え性改善」をはじめ、「新陳代謝率アップ」「肌荒れ改善・美肌」「肥満予防・ダイエット」などへの効果効能があります。
「カプサイシン」「生姜」のように、過剰摂取が胃腸を痛めつける恐れもないことから、より安心度が高い成分と言えるでしょう。
高血圧改善効果
「ヒハツ・ヒハツモドキ」に含まれる「ピペリン」には、「血管」を拡張させて「血流」を良くすることで、「カテキン」「EPA」「食物繊維」などよりも早く「高血圧改善」を可能にしてくれる効果効能があります
ゴースト血管改善
「毛細血管」の「血流」が悪くなることで「毛細血管」そのものが消えかかってしまうことを「ゴースト化・ゴースト血管」と言いますが、この主な原因は、「太りすぎ」「食べ過ぎ」「運動不足」の3つとなります。
このようなときに、「ヒハツ・ヒハツモドキ」を摂取することで、「タイツー(Tie2)」という「血管内皮細胞」内の「酵素」を活性化させると、「ゴースト血管」などの「毛細血管にまつわる異常」が改善されるという効果効能があるのです
抜け毛改善・育毛発毛効果
「ヒハツ・ヒハツモドキ」には「ピペリン」が多く含まれていますが、これにより、「毛細血管」が修復されたり、新たな「毛細血管」が生み出されたりすることで、「抜け毛改善・育毛発毛」への効果効能があります。
健康状態の「毛細血管」の場合、「血管外側の壁細胞」から「アンジオボエチン」が分泌されると、「血管内側の内皮細胞」にある「タイツー(Tie2)」という「酵素」が活性化し、「老廃物」を流れやすくし、「酸素」「栄養成分」を身体の隅々まで行き渡らせてくれるのです。
ところが、「血管外側の壁細胞」が損傷してしまうと、これとは逆の事態となるので要注意。継続的にコツコツと、「ヒハツ・ヒハツモドキ」を摂取していくと良いでしょう。
ヒハツの摂取量
「ヒハツ・ヒハツモドキ」を摂取する場合は、「有効成分」である「ピペリン」が「90μg以上」となる摂取量を確保すると効果的です。
「ヒハツ・ヒハツモドキの粉末」「香辛料」「サプリ」を上手に利用し、既に疾患を抱えている場合は、少なくとも2週間は継続するようにしてください。
「摂取のタイミング」は、あなたの飲みやすい時間帯で構いません。
※「サプリ」を利用する場合は、各メーカー・ブランドの指示に従うようにしましょう。
ヒハツの副作用
「ヒハツ・ヒハツモドキの副作用が心配」
「ヒハツ・ヒハツモドキには副作用があるって聞いているのだけれど、それは本当?あるとしたらどの程度なの?」
などと懸念されている方が多いとのことですが、前述した通り、「ヒハツ・ヒハツモドキ」には「血流促進」による「冷え性」「高血圧」「毛細血管問題改善」などへの効果効能がある一方で、過剰摂取をすると「充血(目)」「頭痛」をはじめ、何かしらの「副作用」が発症する恐れがあることは事実です。
「料理」を通して摂取するのであればそこまで神経質になる必要はありませんが、「サプリ」を利用する場合は、各商品既定の「摂取量」を遵守するようにしてください。
ヒハツを使用したレシピ
「ヒハツ・ヒハツモドキ」は「沖縄料理」の他にも、「野菜炒め」「パスタ」「ラーメン」「カレー」「味噌汁」「サラダ」などにも少しトッピングしてあげるだけで、その風味・味を楽しむことができます。
[レシピ1]ヒハツ入りオレンジクリームココア
- マグカップに「三温糖or黒糖」を入れます。
- 「1」に「ココア」を注いでよく混ぜます。
- 「2」に「泡立てた生クリーム」をのせて「オレンジ」を添えます。
- 最後に「ヒハツ」を少々振りかけます。
- ティースプーンで「添えたオレンジ」の果汁を絞りながらお飲みください。
材料 |
量 |
ココア(砂糖なしの純粋なココアだと◎) |
150ml |
三温糖or黒糖(砂糖入りの場合は必要なし) |
お好みで |
オレンジ |
輪切り・薄切り1~2枚 |
泡立てた生クリーム |
お好みで |
ヒハツ |
少々 |
[レシピ2]たっぷりポークと玉ねぎのトマト煮込み(2人前)
- 「にんにく」をみじん切りにして「オリーブオイル」で香りづくまで炒めます。
- 「1」に「玉ねぎ」を加えてきつね色に色づくまで炒めます。
- 「2」に「豚ばら肉」「天然塩」を加えて軽く色づいたら「トマト」を加えます。
- 「3」全体を軽く混ぜ合わせます。
- 「4」に「固形コンソメ」「トマトピューレ」「三温糖or黒糖」「ミネラルウォーター」を加えて一度沸騰するまで煮込みます。
- 「5」が沸騰したら中~弱火にしてアクを取り除きながらじっくりと煮込んで完成です。
材料 |
量 |
にんにく(みじん切り) |
1片 |
玉ねぎ(スライス) |
1つ |
オリーブオイル |
少々 |
完熟トマト(角切り) |
1つ |
豚ばら肉 |
200g |
天然塩 |
少々 |
固形コンソメ |
1つ |
トマトピューレ |
150g |
三温糖or黒糖 |
少々 |
ミネラルウォーター |
750~800ml程度 |
血行促進やむくみ改善に!ヒハツの効果効能 (supkomi.com)
ヒハツの効果・効能
ヒハツには、以下のような効果・効能があります。[※1][※2]
■血行促進効果
血管を拡張させて血流を改善する効果があります。
■むくみの改善
ヒハツにより血液の流れが良くなることで、むくみの改善も期待できます。
■冷えの改善
ヒハツを摂取して血の巡りが良くなると末梢血管まで血液が行きわたるため、冷えが改善します。
■ダイエット効果
ピペリンによって血流が改善し基礎代謝が高まるため、ダイエットにも効果があるといわれています。
■高血圧の改善
ヒハツに含まれるピペリンという成分が血圧を正常に保ってくれます。
■抗菌・防腐作用
ピペリンという成分には、抗菌作用や防腐作用があり、保存料としても活用されています。
どのような作用(作用機序・メカニズム)があるか
ヒハツには、ピペリンと呼ばれる辛味成分が含まれています。
ピペリンには毛細血管を拡張するはたらきがあるため、血流の促進や新陳代謝を高めるのに役立ちます。[※2]ピペリンの作用により、血行不良やむくみ、冷え症などの改善やダイエット効果などが期待されています。
またヒハツエキスは、「Tie2」という内皮細胞を活性化して、血管を守り老化を防ぐはたらきが確認されています。
もともと、私たちの体内では、毛細血管の壁細胞から分泌される「アンジオポエチン-1」と呼ばれる物質がTie2という内皮細胞とくっついて、細胞組織を活発化させることで血管を守っています。
しかし、加齢や紫外線、生活習慣の乱れなど、さまざまな要因によってアンジオポエチン-1の分泌量は減少します。アンジオポエチン-1が減るとTie2の活動も低下して、毛細血管の老化や劣化が起こるという仕組みです。
ヒハツエキスは、体内でアンジオポエチン-1と同じようにTie2を活性化するはたらきがあるため、血管の劣化・老化を予防する効果が期待されています。[※1]
どのような人が摂るべきか、使うべきか
ヒハツは、以下のような人におすすめしたい成分です。
- 血圧が高めの人
- むくみを改善したい人
- 冷えを改善したい人
- 血管の老化を予防したい人
ヒハツの摂取目安量・上限摂取量
ヒハツの摂取目安量および上限摂取量は明確に定められていませんが、一般的に1日に粉末を約1g(小さじ半分)摂取するのが目安とされています。多くても、小さじ1杯(約2g)以内にとどめましょう。
食品やサプリメントなどで摂取する場合は、記載されている1日の摂取量を守りましょう。
略
ただし、ヒハツと併用することで相互作用を引き起こすおそれのある医薬品やハーブがあるので、十分に注意しましょう。
略
相乗効果を発揮する成分
ヒハツに含まれるピペリンと一緒に摂取すると良いとされているのが、ウコンに含まれるクルクミンという成分です。
ピペリンには体内への吸収を高めるはたらきがあります。クルクミンを一緒に摂取することで、クルクミンの吸収率をアップさせ、より肝機能を活発にします。
注意すべき相互作用
ヒハツは、以下のような医薬品との相互作用があります。[※7]
■プロプラノロール塩酸塩(降圧薬・β遮断薬)
降圧薬などとして利用されるプロプラノロール塩酸塩と併用すると、プロプラノロール塩酸塩の作用や副作用が強く出るおそれがあります。
■テオフィリン(気管支拡張薬・テオフィリン薬)
ヒハツと併用すると、テオフィリンの体内吸収量が増えてしまうため、テオフィリンの作用や副作用が強く出る可能性があります。
■フェニトイン
ヒハツと併用すると、フェニトインの体内吸収量を増加してしまうため、フェニトインの作用や副作用が増強するおそれがあります。
また、ヒハツは以下のハーブとの相互作用も懸念されています。
■エニシダ
ヒハツにはピペリン、エニシダにはスパルテインと呼ばれる化学物質が含まれています。
ヒハツとエニシダを一緒に摂取すると、ピペリンがスパルテインの体内吸収量を増加させます。スパルテインが多量になることで有害になるおそれがあるため、併用は避けてください。
ヒハツが予防する「ゴースト血管」とは
最近の研究では、ヒハツが流を改善して血液がすみずみまで行きわたらせることが明らかになりました。このはたらきは、血管に血液が流れなくなる「ゴースト血管」を予防できるといわれています。
ゴースト血管とは非常に細い毛細血管の中で、血液が流れなくなった血管のことを指します。血液が流れない状態が続くと、その血管はいずれ消えてしまうため、ゴースト血管と呼ばれています。
毛細血管には隙間があり、そこから血液中の栄養や酸素を周辺の細胞にわたしています。そのため、毛細血管がゴースト化して消えると細胞に栄養や酸素が行き届かなくなり、細胞が死んで健康や美容に大きく影響するのです。
最近では、ゴースト血管が認知症やアルツハイマー、骨粗しょう症などのリスクを高めることもわかっており、早めの改善が必要だといわれています。
現在、ゴースト血管を細胞レベルで改善する目的で、ヒハツが注目されています。ゴースト血管を改善するには、血流を良くすることが大切です。血流改善効果をもつヒハツやシナモンを摂取すれば末梢の血管まで血を巡らせることができるようになります。
こうしたことから、ゴースト血管を改善することにつながると考えられています。[※8]