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昨日記20200320金 (墓参)

2020年04月02日 13時50分12秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
この日は彼岸だが、世間はコロナ一色で、肉体の運動能力を維持するジムにも行けず、精神的にも肉体的にも委縮気味だった。(コロナは世界的に拡大の一途をたどり、経済的にも大不況到来の可能性を感じている。)
それでも、私は朝から副食作りで普段と変わらぬ日常。
午後になり、最近お墓参りをしていないことが気になった。
そこで墓までの経路を、自転車とメトロを使った場合で調査。
3年以上前までは、よく自転車で墓参りに行っていた。
しかし、自宅から墓までは、往復で22km以上あり、途中信号は数知れずあり、信号待ちの度に加速減速を繰り返し非常に疲れるのだ。
また、少し風が吹くと非常に体力を消耗し、何度もへとへとになった記憶があり、自転車での墓参は気合がいると思うようになった。
そこで、メトロを使った経路を調査した。
メトロの駅から歩いて30分程歩けば行けることが分かった。
往復1時間歩くのと自転車で行くのとどちらがいいか考えたが、この日は多少風があったのでメトロを使って、徒歩で墓参することに決めた。
しかし、夕食の支度が整っていない。
食材を購入し、最低限数食分の副食を作る必要があった。
一時、墓参はやめようとおもったが、とりあえず食材を仕込み、副食作りを行った。
その結果、副食作りが完了した時点で家を出れば、日暮れまでには、墓につくことが予想できたので、とにかく決行することにし、着替えてすぐに家を出た。
メトロで墓の近くの駅に行くのも初めての経験だし、むろん駅から墓までの経路もスマホの地図頼りだ。
目的地の駅を出て最初から、方向を180度間違えて、ずいぶんロスをした。
スマホのグーグルMAPの使い方に習熟しておらず、経路がうまく出せなかった。
というのは、墓そのものが公営墓地にもかかわらずグーグルMAPに記載されておらず、緑地になっていて、建物指定ができない。
駅を出て方向を間違え10分余りロスをしたので焦った。
速足で必死に歩き、途中で地図を確認し改めて、墓の場所を目的地に指定し経路設定をし正確な経路を表示できるようになり、経路に従って必死に歩いた。
日も暮れかかっていた。
日没までにはお墓についた。
墓には、両親と兄が眠っている。

長男や5代ぐらい前の先祖の墓は、父の故郷の実家の上の丘にあり、そこには瀬戸内が一望できる見晴らしのいい広大な町の墓地があって、その一角にある。
父の家の先祖たちの墓は、墓地の道に沿い古い順に並んでいる。(古いのは文化文政の頃)
長男や祖父やその先代たちの墓には、10年以上お参りしていないのが気になっているが、墓参するのに交通費だけでも数万円かかるのでは、日常生活するだけで切り詰めて精いっぱいの経済状態では、とても行くことができない。(ホームレスにならないだけましと思っている。)

墓を掃除し、墓石に水をかけ、スマホで表示した般若心経を読経した。
20代頃は、般若心経は暗記していてお経を読まずに唱えることが出来た。
しかし、この日は途中何度かお経を見直し、読み間違えた。
般若心経については、3―40代の頃岩波新書?のお経の本を読み、仏教経典の成立過程や、主要なお経の内容や般若心経の意味も理解していたが、今はほとんど忘れてしまった。

帰りはすっかり日も暮れ、暗い夜道を歩いた。
メトロでは、いつも行くファストフードの近くの駅で下車し、お茶を飲みながら読書してから帰宅した。

(実は、墓参の道中や帰り道に、現在の経済社会の動きから具体的にシュミレーションし予想すると、半年1年後には新型コロナにより、今までの大不況をはるかに超える大不況や世界恐慌により世間の風景が一変しているのではないかという不吉な想像をめぐらしていた。そうした想像が現実のものにならぬよう願いたい。)

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