散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

懐かしくも苦しかった13年前

2020年05月15日 21時04分29秒 | 村ぶろ散歩者アーカイブ
夕方から、昨日記を書こうとして準備をしながら、過去のブログを見ているうちに、大阪城公園で掃除の仕事のことが書いてあった。
そういえば、破産したのがこのころだったのではないかと思ったがどこにも書いてないので、ブログ上で探しつつ、さらに破産した年度やその前後の仕事が気になった。
確かシルバー人材センターで公園の掃除をしていたころだと記憶していたが、その前後の仕事の前後関係が思い出せない。
そこで改めて古い書類や古いブログを探すと、いろいろ資料が出てきた。
シルバー人材センターで初めて公園の掃除を始めた時のブログや、破産手続きが始まる端緒になった時のブログも見つかった。(朝5時半家を出て7時半ごろから清掃開始)
以前に「私の簡易履歴」をこのブログに掲載しているが、そこには破産のことはほとんど書いていないし、タバイとかセンター興業とかFMIとかいった、社名は省いていたし、年代も書いていない。
私にとって、懐かしくも苦しかった時の思い出の記録だが、追加修正するか検討したい。
今日は、いつもの昨日記をスキップし、その関係ブログを掲載することにした。
私は、2008年12月に免責許可(自己破産)が許された。
それまでは借金返済の日々で、いつもホームレスになる覚悟をしていた。
以下の2本のブログは、以前投稿していた和歌山県北山村村営のブログ「村ぶろ」(今は無くなっている)に投稿したものだ。

「仕事開始」
テーマ:ブログ
2008年05月04日 21時41分
収入確保にの為、4月社団法人某ンターに入会した。
切羽詰っていたので、仕事を催促すると運よく空きがあった。
運がいいという。 通常半年待ちもよくあるというのだ。
仕事の準備の為、なけなしのお金を出して、作業ズボンや道具、
長靴その他を買い揃えた。

某ンターの仕事は、個人事業者の請負の形なので、給料とか
の形ではない。 したがって簡単な道具は個人持だ。
月収は、月80時間程度の労働なので、報酬を時給とみなすと一般
パート等の時給より低いかもしれない。
月収は一般の人から見ればほんの小遣い程度だが、無収入や
国民年金しか収入源の無い人にとっては、非常に貴重な収入源
であり本当に生存をも左右しかねない。
病気にでもなれば絶望的だ。 腰痛も要注意で致命的かもしれない。

清掃は一定の人数で一組になり、数組がローテーションを組んで
清掃に当たる。
一つの組のメンバーは固定で、就業年限があり欠員を随時補充する。
体調不良による欠員も良くあるという。

5月1日に初出勤だった。
清掃業務だが大変だ。
実は、以前にも清掃作業の仕事をしたことがある。
ギャラリー経営時、来場者はあるが、貸しギャラリーの借り手
が無くなり、高額の家賃が払えなくなり経営不振の為生活費
も無くなり、3ヶ月以上早朝のビル清掃をした。(震災の時)
そのときは、御堂筋のオフィスビルで、この清掃とは全く違う。

トイレだけでも何箇所もある。
汚れている。 汚物が外に出ているのは当たり前、詰まっている
のもある。
すべて手作業で取っ手付きのナイロンたわしを使ってこすり、
水で流す。 
固まって取れないのは、根気よく直接金属たわしでこする。

トイへの移動は、道のごみを拾いつつ、トイレ間を移動する。
ゴム長をはいたままの歩行は違った筋肉を使い大変疲れる。
タバコの吸殻、ビニル袋、空き缶、弁当のカラ、雑誌等
いくらでもある。
先輩たちはごみをはさみで取るのも早い。
新米の清掃作業員、としてとにかく頑張るしかないのだ。
歩いていて気が付いたが、結構外人観光客も多いようだ。
中国・韓国系の人が多いように見える。

規定で仕事の内容詳細は公表しないようなっているので、
これに関連しての話題は、今回限りにする。



「過払い」(改)
テーマ:ブログ
2008年05月16日 01時55分
ここ1週間近くブログを更新しなかった。(読者の皆様には
ご心配をおかけし申し訳ありません.)
5月から収入確保の為、月10日清掃作業で働くようになり、忙しく
なった事も原因の一つかもしれない。
余談になるが、出勤日は、朝早く起きて自分の朝食と、弁当を作ら
なければならない。 弁当といっても、冷凍ご飯を解凍過熱し、
ゆで卵や納豆と生キャベツを準備するだけの超簡単な物である。
朝食はいつも鶏肉入りの温野菜汁にしているが、6種類以上の野菜
と海草とだしを入れ、電子レンジで加熱するのでるので、手間と
時間がかかる。食後の片付けと洗浄にも時間がかかる。

しかし、ブログ停滞の主原因は、債務処理関連の作業と精神的疲労
のためだ。
事の発端は、私が借入していた、一つの金融機関の取引が、過払い
状態になっているのではないかと思い出来れば過払い状態の確認と
その金額の取り戻しをしたいと思った。
ネットで検索したところ、多くの司法書士事務所があった。
その中で債務問題を多く手がける、司法書士事務所の一つに相談し
たことが今回の始まりだった。
いざ具体的な話になると、画廊経営時代に増加しその後サラリーマン
時代に、債務全体を約半分まで圧縮し、一昨年起業後に急速に増加
した他の債務の話になった。

債務の元本に利息を加えると、年金収入だけでは、自分の生活費を
いくら切り詰めても、返済できない状態になっている。
事業収入があれば問題は無いが、事業に関しては未だに事務処理費
や交通費といった必要経費経費の出費はあるが、販売による業績は
上がっていない。
緊急対策として、加入した某社団法人の清掃請負によるわずかな
収入を加えることにより収支バランスが取れそうなのだ。(この金額は
営業利益に相当するので、販売額に換算すると3--4倍の売上に
相当する)
ただ収支平衡状態では元本の返済は出来ない。すなわち借金の
元本は減らないのだ。
この現状は、司法書士に相談する前から、自分で把握していた。
したがって、司法書士には過払い金の一部でも取り戻し、債務の
元本の返済に充当できればというつもりであった。(弁護士も可)

ところが、司法書士事務所で相談すると、いろいろなケースやその
解決方法を聞かされれた。
さらに具体的な債務問題処理の流れを説明され、司法書士に委任
した場合の手数料が高いので一瞬驚いた。
(成功報酬分はやむをえないと思うが.)
しかし、自分で交渉し、各債務先との面倒な交渉や多くの不慣れな
専門文書作成や証拠書類や文書のやり取りに時間と多大の労力を
とられたり、このまま現状維持で高い利息を払い続けるよりは、司法
書士に委任することで過払い分を取り戻し、毎月均等返済で債務の
元本を弁済しかつ、利息等を減額でき、今後の生活設計に展望が
開けるなら、これは必要な費用である納得し委任することにした。
(利息:利息制限法では元本<利息抜きの借りた金>に対する利息は
元本10万円未満         年20%  
元本10万円以上100万円未満 年18%    
元本100万円以上の場合    年15% 
となっておりこれを超えた分は元本に充当され、計算上元本が完済と
なった時は、その後支払われた分は、不当利得として返還請求できる。
ちなみに私の過払い請求対象のグレイゾーン金利は約28%
概略28%前後の利息で7年以上利息を支払い続けていた場合
過払い請求できる場合が多いといわれる。 ただし小額の借入の
場合司法書士や弁護士への手数料のほうが高くなるので、手間でも
自分で処理すると良い。 キャッシングの場合も可能との事。)

しかしそこには、様々な作業が必要だった。
取引先明細や取引残高や取引年数と利率(グレーゾーン金利か)
等々遡って資料をそろえるのが大変だった。
(司法書士事務所の先生は明細が無くても、事務所の方で調査可能
とのこと)

ここ数ヶ月間、私は債務問題で深刻に悩み全く余裕の無い状態だった。
信用失墜も恐れた。ただ私個人の財務状態は、主要取引先や主要
ネットショップ運営会社の営業マンにもすでに伝えてあり、今何も失う
物はない。
今後、お客様に迷惑がかかることは何も無い。
(元々カード決済はやっていない)
結果的に先日専門家に相談したことにより、客観的な最良の解決策
が見つかり将来への展望も開けた。
こうしたことが、相手のあることなのでこちらの考えたとおり運ぶか
どうか不明だが、こちらも金融機関もお互い最良の形で事態を解決
できれば良いと思っている。
事態の変化はこれからだが、一人で悩むより、専門家の力を借りて
問題解決を進めるほうが、いい結果が出そうな気がする。
とりあえず無料相談で概略を聞いてみるのも一つの方法だ。


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