緩和ケアで行こう

へなちょこ緩和ケアナース?!のネガティブ傾向な日記です。

悩んで、悩んで、悩んで

2008-05-06 20:15:06 | 
 
 最近の私はすこぶる最低で、これからの自分の進路のことを考えると考えがまとまらなくなって、どっすんと落ち込んでいる毎日です。

 有名人でもない私が、自分のことを綴ったところで、誰が興味を持つのだ~~?と思いつつ、自分のために、自分のこのブログに自分のことを綴ろうと思います。
 
 今日はお休みでしたが、何もしない一日でした。ごろごろしていた、という感じです。気持ちが低迷しているので、ごろごろしていても何だか落ち着きません。
 ここ最近は、私のネガティブ振りが真っ盛り!で、何をやってもうまくいっていない気持ちが振り払っても振り払ってもまとわりついているようです。

 自分の思うように進路を考えたいのだけど、今の自分に求められている役割を考えると、そう自由に決断を下せるわけではありません。
 心身ともにつらくなるくらい考え始めたのは、4月のはじめくらいからでした。ある病院の首脳にお会いしてから、気持ちの落ち込みが激しくなったと思います。
 その首脳はあるプロジェクトに参加されているほどのがん医療のスペシャリストです。しかし、その首脳の主張は、私にはどうしても受け入れることができませんでした。
 患者さんを目の前にして、私の目の前で主張されたことを、胸を張ってと話せますか?といいたくなるような内容でした。

 問題はその首脳ではありませんでした。その内容を聞いた自分の受け止め方でした。
 「今まで、私は何をやってきたのかな?」「私って、まだ全然、組織に通用するような実践能力(患者さんにケアを提供する力)を持っていないのでは?」と自分をネガティブに捉えることしかできませんでした。
 願わくば、そんなわけのわからないスペシャリストとなど、一緒に仕事をしたくないわ、と思ってしまうのが私です。

 でも、そんなことで、目の前にいる患者さんのケアは充分といえるのか?
 これが今の私の苦しみの理由です。
 
 幸い、今の病院では、がん医療の中心をなす人物が自分のよき理解者です。そして、自分に向いていると思われる緩和ケアの領域にどっぷりと漬かることが許されています。
 
 そこに胡坐をかいているだけではないのか?

 考えると苦しくなります。

 進路の選択の決断は誰かが下してくれるわけではありません。
 最後は自分です。私も、スペシャリストと呼ばれる人になったのだから。

 悩み始めて数ヶ月、まだ悩んでいます。
 自分のために書いたこの記事。未来のいつか、この文章を読んで、「こんな時もあったな」と目を細めて笑顔になれる日が来ることを願って…。

 後悔してもいいけれど、自分の選択が「間違っていた」としか捉えることのできない選択はしたくない、だから、まだちゃんと悩みたいと思います。
 


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