michi の てくてく日記

歩きニスト. 76 years old。


blog.life
  16年
年目。

柿の花・老老介護の現実

2009年05月13日 17時56分36秒 | Weblog
父の入院先へ見舞いに行き、驚いた!

元気じゃないのぉ~~勿論 食べないので痩せているが 直に死を迎える人にはみえない。


食事は液状食。 アイスクリームが欲しいというので匙で口に運ぶとかなり美味しそうに食す。

弟も交えベッド周りで賑やかに笑い合う。
父はつられてよく喋る。 耳はいいし、喋りもフツー。死期を目の前にした人には見えぬ。

弟と話してみてわかった。「えっ?だって~~85歳って充分生きたからさ、もう~~静かに死なせてやりたい~~~自分が父の立場なら自然に死にたいから」 弟は70年安保の 元、全学連闘士。 いまやすっかりおじさんだが。


明日、外科の先生がみえる~~ということで手術の話は持ち越しと、なった。


老人が老人を看る、老老介護。確かに腰が引けることだが、生きたい意思を持つ人は生かしてあげたいなあ~~~。

私がここで暫く暮らすのは構わぬのだが 40年以上 気ままに暮らして来た母にとっては~~~私が居ることは、ウルサイのだ。
生活の場に女性二人は無理(笑)。

世の中はままならぬ~~~。深刻ではないのだが。

病室では 私、歌まで歌った~~~うふふ渡哲也の、「くちなし」 ♪今では指輪も回るほど~~痩せてぇ~~~ (個室です)

庭にすずらんがあふれるように咲いている。
可愛いらしいなぁ~~と見ていると 殖えてやんなっちゃうのよ~~~と母。
ことほどさように価値観が違う! (笑)
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大伴家持の歌・防人を詠む

2009年05月13日 05時40分21秒 | Weblog
日めくり万葉集、今朝は篠田正浩監督。

篠田さんの話によると 防人の気持ちを防人を集める立場の家持が タイヘンやなぁ~~と気持ちを歌い上げるのは おおらかな時代だから許されることであって~~~

話を 聞きながら思った。歌を詠むというスタイルで記録を遺した家持。 昨夜 母に、日記書いている?と 書いてないことを知りつつ言った。自分の気持ちを正直に見つめることが大切よ!

鉛筆持って、紙に気持ちを圖にしてみるのって、大切よ~~~。

まっ! 言うは易く 行うは難し。ではあるが~~~。

父の名前は泰雄。書道の号は泰山(たいざん)。
庭に 泰山木(たいざんぼく)。この花が咲くのももうすぐである。
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