SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

読書修行

2016-05-28 23:44:32 | まじめな話
ある本を読み始めたんですが......。

これ


タイトルは「The Dog Merchants」=「犬商人たち」
このちょっとショッキングなタイトルが示す通り、副題は「ブリーダー、ペットショップ、保護活動家たちのビッグビジネスの内側」とあります。
アメリカにおける犬の流通や取引のあれやこれやを丹念に取材して書かれた本です。

......って、まだ第1章を読み始めたところで、しかもなかなか読み進まないので
ブログに「本読んでるぞ」と書いて、読まねばならんように自分を追い込もうという作戦です。


「なんで進まないの?イヤなら読まなきゃいいのに。」

なんで進まないかというと、第1章では合法な犬オークションのことが描かれていて
オークションで競り落とされた犬たちの行く末(パピーミルよね)を思って辛くなったりするから。
悲惨な描写とかは無いんですけれどね。

イヤなら読まなきゃいいのにってのも尤もなんだけど、
人間の大人はイヤなことでも知っておかなくちゃいけないこともあるのだよ、ニコ。

というわけで、ここに書いちゃったし修行のつもりで頑張って読みます。
全部読んだ後、日本の方にも参考になるかもしれないと思ったら、また何か書きます。
私が気になっている章は「保護団体による犬の再パッケージングと再ブランディング」
この章は多分ワクワクして読めるんじゃないかな、と。


日本で言えば、出版時かなり話題になったこの本と共通する部分もあるかな。
犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫)
朝日新聞出版



こちらは今年の3月に出版された杉本彩さんの著書。
それでも命を買いますか? - ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ - (ワニブックスPLUS新書)
ワニブックス


私は読んでなくて恐縮ですが、読まれた方がいたら感想など教えていただけると嬉しいです。


これは同タイトルで映画にもなった作品の原作本ですね。
映画では描かれなかった詳しい部分も書かれているそうです。
犬に名前をつける日
キノブックス

映画は去年の秋に公開されたので、こちらもご覧になった方がいらしたら聞かせてくださいな。


こういう本を読んだ後って「えーっ知らなかったー」「ショック......。」ってある種の興奮状態になったり
「知ってたけど、改めて読むとやっぱり腹が立つ。」ってアドレナリンが出ちゃったりすることもあると思うんですが
いったん本を閉じたら深呼吸して、意識して気持ちを鎮めることが大事な気がするんですよ。

興奮状態のままで次の行動に移ると、周りがよく見えなくなっちゃうからね。
興奮や腹立ちをエネルギーに変えるには、クールダウンの時間が必要なんじゃないかな。
過去の自分への反省を込めてそう思う次第。

あ、興奮状態になったり腹を立てたりするのは良いことだと思うんですよ。はい。


「おかーさんのいつもの座右の銘Cool Head Warm Heartってやつね。キリッ。」

そう。そういうこと。

The Dog Merchantsの次にはこれを読まないといけないからね。がんばって読むのだ!
Pit Bull: The Battle over an American Icon
Knopf

ピットブルについての歴史や、徹底的な統計と調査をもとに書かれたピットブルの誤解を解く本だそうです。




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