SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

保護犬CM(かわいすぎ注意)

2018-10-10 23:51:43 | まじめな話

「まじめなお話だけど、まずは動画なんだって〜」

今日たまたま見かけて「ん?なんだこの可愛いのは?うっわー!かわいいかわいいかわいいかわいい!」と
一人で身悶えしてニヤに冷たーい目で見られたCMをどうぞ。






成犬バージョンもあります。



猫さんバージョンも。



これは全部「The Shelter Pet Project」という、動物保護団体と動物保護基金のコラボ企画のCM。
「ペットを飼うならシェルターから考えてね」というメッセージですね。


コラボに参加しているのは

Humane Society U.S(アメリカ動物保護協会、アメリカ最大の動物保護団体です。
まあ、ここはここで個人的には気に入らない部分もあるし、私自身は寄付しようと思う団体じゃないんだけど
それでも活動の規模は桁違いだし、末端で働いている方々は頼りになるので、有難い存在ではあります。)

Muddie's Fund
直接動物を保護して譲渡活動をしている団体ではなくて、各団体の支援を行う保護基金です。
基金の創設者はシリコンバレーのあるIT企業の創設者。
詳しい内容はdog actuallyで紹介したことがあるのでこちらでご覧いただけます。



「で?まじめな話というのは?」


上のCM3つ見ていただければわかる通り、シンプルでセンスが良くて明るいイメージです。
今までにもいろんなところで何度も書いている通り「動物保護が明るく楽しくオシャレでもいいじゃない?」です。

(猫のことはあまりよく知らないので、犬に絞って書きますと)
「保護犬って飼うのが難しいでしょ?」という声も少なくないし
「保護犬の中には難しい背景の犬もいるから安易に引き取るべきじゃない」という声も聞きます。

でもそこで「そうですね」「そうだそうだ!安易に保護犬飼おうなんて言っちゃダメ」としか言わなかったら
日本でもアメリカでも保護施設に溢れてる犬や猫はどうなる?

保護犬のバックグラウンドは千差万別。
場合によっては基本的なトレーニングが出来ていて、ペットショップの子犬よりも飼いやすいこともある。

「誰にでも飼えるわけじゃない犬は、譲渡先を吟味しなくてはいけない」というのは
保護している側の人々が一番よくわかっていることです。
これから「保護犬を引き取ってみよう」と思っている側の人々に
「難しい犬だっているんだから安易に引き取っちゃダメですよ」なんてことは言えません。

保護犬や保護猫を引き取ろうという人々への間口は広く明るく開けていて欲しいと私は思います。

「保護犬って難しい?」と聞かれたら「難しい犬もいるし、子犬から飼うより楽な犬もいます。
団体や預かりボランティアの人とよく相談して良い縁を選ぶのが大事です。」と答えるでしょう。

昔有名になった『崖っぷち犬』に引き取り希望が殺到したなんて特殊な話には
「安直なことをするな」と言いたくなりますが、それだって本来は譲渡する側がコントロールできること。

ちょっと話が逸れてしまったかな。
つまり保護犬を紹介する間口はこれくらいオープンであってほしいと改めて思ったので
それをまた改めてお伝えしたかったわけです。



「おかーさんはニコが初めての犬だけど、保護犬引き取って幸せだって」

「犬を飼うのが初めてならケイティ(ニコのシェルターでの名前)はお勧めですよ」と言ってくれた
シェルターのスタッフの方には今も深く深く感謝しています。




「保護犬ってむずかしい?」という問題については過去に何度も文章にしています。
何かの折にちょっとした参考にしていただけたら幸いです。

保護犬を迎えるって難しいこと?

「保護犬を家族に迎えたい」そんなあなたに憶えていてほしいこと

See the Dog, Not the Story




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コメント (3)
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