SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

リスのゴン太を救え!作戦

2018-10-21 02:13:44 | アメリカ生活
また拾っちゃったよ......。


何をって、リスの子を。

妖怪みたいな風情で寝ていますが、リスの赤ちゃんです。


3年ぶり3度目のリスの赤ちゃん保護。


鬼瓦ゴンゾウみたいな顔のゴンゾウリスの赤ちゃんね。

正確には私が拾ったんじゃなくて、近所の人が見つけてオロオロしていた所に
オットが通りかかって「どうしたの?」と見ると、この子がいて
「これはうちの妻に聞けば大丈夫!」と自信満々に私を呼びに来たのでした。

週末の朝の8時前で私はまだ寝ていたんですが
「リスの赤ちゃんどうしたらいい?」と聞かれたら放ってもおけず
頭半分ぼーっとしたままで、小ぶりの段ボールにペットシーツを敷いて
手袋持って出かけましたよ。ったくもう。

見つけた人が何とかしてくれるのかな?と思って
ワイルドレスキューセンターの電話番号も持って行ったんだけど
私に任せる気満々だったので、もういいやハイハイと引き受けて来ました。


体が冷たかったので、急いでペットボトルに熱いお湯を入れて靴下でカバーをして
箱の中に入れるとペットボトルにしっかりと抱きついたのでホッとしました。


「あったかい...ギュッ」

この子は3年前に拾ったゴンちゃんよりも少し大きくて、男の子です。
なので「よし、君はゴン太だ。これから私の中で永遠にゴン太だ」と決定。


ワイルドライフレスキューセンターに電話をしたら、うちで引き取るには小さ過ぎると言われ
(そう言えば3年前にゴンちゃんの時にも同じことを言われた)
センターで個人のレスキューボランティアを教えてもらって電話をしたけれどお留守、

その後もう一回センターに電話をして他の方を教えてもらって連れていらっしゃいと言って頂きました。ホッ。
ちょうどオットが午後にそちらの方面に行く用事があったので、オットが連れて行くことになりました。

ゴン太、それまでちょっとうちにいるんだよ。

スヤスヤよく寝ていたんですが、1時間おきくらいにペットボトルのお湯を取り替えて交換。
うんチーもしていたので、ペットシーツも交換。

極小シリンジでお水も飲ませました。
3年前のゴンちゃんの後に、万一に備えて買い置きしてあったんですねえ。
なんだ、また拾う気満々じゃないかって感じですね(笑)

そういうことをしていたら元気になって来て逃げ出そうと試みたゴン太。

「ここから出せ〜」

立ち上がって段ボールのふちにつかまっています。

でもまたすぐ眠くなる(笑)



ゴン太は無事にレスキューボランティアの方の元に届けられました。
3年前のゴンちゃんは救えなかったので、心の底からホッとしました。

ゴン太を届けたお宅は、ゴンちゃんの前の年、4年前に私が最初のリスの子を届けたお宅でした。
あの時はまだ毛も生えてないピンク色の赤ちゃんで心底びびったなあ。


「おかーさん、コソコソしてその小さいののお世話してたの?」

そうだよ。君たちには見せられないからね。



「あたしのいるところにリスを連れて来るとか信じられない」

すまんねニヤ様


久しぶりに触ったリスの体は小さくて軽くて、でも力強くて野生動物という感じでたまりませんでした。
ゴンちゃんの時のもやもやがやっとスッキリした1日でした。

ゴン太、立派なゴンゾウリスになるんだぞ。


「呼んだ?」




人気ブログランキング
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする