SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

ニコ、腎臓ケアスタート

2018-11-07 23:15:23 | 食餌・健康
今日は、またニコを病院に連れて行きました。


「ドキドキしたけど今日は何もイヤなことしなかった」

うん、はっきり言ってニコを連れて来なくても良かったじゃないかって感じだったよね。
尿検査用のオシッコも自宅で採取して持参したし。

でもまあ、病院に行って診察室でおやつだけもらって帰って来るというのも悪くないよね。

さて、先生から詳しくお話を聞いた結果、ニコの状態は腎臓病のステージ1と2の中間くらい。
ものすごくひどい状態というわけではないけれど、腎臓の機能は確実に落ちているとのこと。

ここできちんとケアをすれば、進行を遅らせて現状維持をすることが可能になるので気が抜けません。

日常生活の中で気をつけるように言われたのは、水分をたくさん摂取すること。
ドライフードならふやかすか、缶詰フードに切り替えるか。
うちは手作りとフリーズドライフードだと伝えると、それならOKとのこと。

この段階で療法食のフードに切り替える人も多いけれど、どうする?と聞かれたので
どうしても必要でないなら療法食にはしたくないと伝えました。

現在与えているハーブ(ネトル、バードック、ホーソンベリー、ターメリック、ミルクシスル)
コセクイン、フィッシュオイル 、タウリン&カルニチンのサプリメントは全てOK。

そして1番のポイント、先生が前から言っていた『ハーブのサプリメント』を見せていただいたら
漢方薬の八味地黄丸でした!

最初に先生に「で、おっしゃってたハーブってどんなものですか?」と聞いたら
「ブレンドハーブの錠剤なんだけど、メインはラーマニアなのね」とおっしゃいました。

「ん?ラーマニアって確か地黄だったよね?じゃあ漢方か?」と思いながら
手渡された瓶のラベルを読んだらRehmannia8と書いてあって
「ラーマニア=地黄に8?それはもしかして八味地黄丸では?」

原材料一覧を見ると、確かに8種類の何かが書いてある。
家に帰って確かめたら、やっぱりそうでした。

八味地黄丸は加齢に伴う腎臓の衰えには、まず最初に処方される漢方薬です。
体質や体の状態によって、八味地黄丸から桂皮と附子(ぶし)を除いた
六味地黄丸が使われることもあります。

私はニコの状態はどっちかというと六味じゃないかなあと思っているんですが
まずはいただいた八味地黄丸を試してみようと思います。

『腎』に使う漢方についての詳しい解説はぜひこちらをどうぞ。
Wholly Vetより「高齢期の腎臓ケア」

「ハーブのサプリメント」という言葉から受ける印象よりもずっとしっかりと「お薬」だったので
かえってホッとしました。なんとなく「よし、大丈夫だ」という気持ち。

これに、もう一つだけキノコ系のサプリメントをプラスしようかなと考えているところです。

食餌について変更することや注意することは、近いうちにまた改めて記録します。


あともう一つ、いろいろ調べていた時にわかりやすいページがあったのでこれもリンクを貼っておきます。
腎臓病診断の新しい基準 SDMAってなに?→こちらをクリック



「なんかコワイ顔してブツブツ言いながらカチャカチャしてたのはそれ?」

そうだよ、ニヤの心臓とニコの腎臓で、おかーさんの経験値はまたアップすることになったのだ。

いろいろ思うところはあるけれど、リサーチして、こうして書くことで救われてる部分が大いにあります。
犬も人も歳とれば衰えるのは仕方ないもんね。


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コメント (5)
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