SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

コミュニケーションそっちのけ

2015-05-26 23:56:34 | ニコとニヤの日常
ちょっと前の記事ですが、dogactuallyの史嶋さんの「犬にあなたの命令が通じないのはなぜか」

その中の一文「犬と飼い主が日常的にコミュニケーションを取っていない、と言うパターンが良く見られる。」を折に触れては考えています。
あ、私がここに書くことは全然役に立たない私の独り言なので、犬とのコミュニケーションについて知りたいという方は上のリンクをクリックしてくださいね。読み応えのある良記事です。

私とニコニヤは日常的にコミュニケーション取りまくっていて、散歩の時もおおむね私の隣についてきちんと歩き
私のコマンドもおおむね通じております(おおむねってところがご愛嬌。)

でも写真を見ていて「あら、公園だと私のことなんぞそっちのけになってるわ」と気づいてしまった(笑)


「木の根元のニオイすんすん。お手紙読まないとね~。」

そりゃそうだわね。よその犬さん達のFacebookとかTwitterとか読むようなもんよね。


「ニコちゃんのおしりすんすん。コメント読まないとね~。」

ニヤ、そんなの散歩中じゃなくてもいつでも読めるでしょう?


「そういう問題じゃないのよ。あ、お口の中もチェックしといてあげるわ。」


「ニコちゃんチェック終わったし、あたしもツイートしとこっと。」


樹の上の鳥さん凝視中。

コヨーテが怖いから目は離せないけれど、公園ではまあ好き勝手にしたらいいですよ。


「おかーさん、そろそろ帰ろうよ。」

いろいろ満足したら、こうやってアイコンタクトしてくれるしね~。


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若返ってる!

2015-05-24 23:53:47 | 犬のおはなし
《最初に》
dog actuallyに新しい記事がアップされています。今回はちょっと硬いお話です。
動物虐待に対するFBIの新たな姿勢

*************************************


「おとーさんとおかーさん、ニコを置いてどっか行こうと思ってるでしょ!」

え?なんでわかったの?
ああ、おかーさんがスカートはいてたからか。


「あたしを置いて出かけるなんて許さなー一いっ!」

許さないと言われても出かけるのだよ。すまんね。

出かけた先はこちら。ハスキーミックスのズーマちゃんがいる友人宅です。

「おばちゃん久しぶり~!ズーマ元気だったよ。」

ズーマちゃんが元気そうで嬉しいよ~。
ズーマちゃんと会うのは去年のクリスマス以来だから5ヶ月ぶり!
今週末はメモリアルデーの週末で三連休。
暦の上でBBQが解禁になる日(半分うそ実質ホント)なのでBBQでもする?って言っていたのですが
「面倒だからもう外食にしよう」ということにしたのでした(笑)

ところでズーマちゃん、久しぶりに会ったら前回よりも若返った感じだよ。
なんか歩き方も瞳にもエネルギーが溢れてるっていうか、力強くなった感じがする。

「え?そう?あんまりよくわかんないけど。でも最近ごはんがおいしいの。」

ズーマちゃん、首にちょっと大きめのグリグリができていて、検査したら良性だったんですが
「これ以上増やさないよう、悪性のものにならないように何とかしたい」と考えたズーマちゃんのママが
今年に入ってからマイタケエキスとドライハーブを食餌にプラスしたり、完全手作り食にしたりと
あれこれ考えて実行してらしたんです。


「ママ、いろいろ頑張ってくれてるんだ~。」

実は前回ズーマちゃんに会った時は「あ~さすがに10歳越えるとガクッと動きも少なくなるし、
ちょっと弱くなった感じだなあ。」と思っていたのですが、今日はそんなことウソだったように
あちこち跳びはねるわ、フリスビーくわえてきて「投げて~」って催促するわで元気いっぱい。

食餌だけのせいじゃないかもしれないけれど、それでもやっぱりすごいなあと。

ズーマちゃん、元気で長生きしてね。

「はーい!だからおばちゃんまた遊びに来てね。」

来る来る!ズーマちゃんのためなら何度でも来ちゃう




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スイカサラダ

2015-05-23 16:26:01 | 飼い主の日常
この季節のこの写真って言うと「ああ、毎年のアレだな」と思うでしょ?

「そうそう!毎年のアレ!早く早く!」


「今年1個目のスイカ、パクーッ!」


「今年は遅かったよ~。早く早くー。」


「またフレームアウトしながらバックウゥ!」

だいたい毎年4月の下旬くらいに初スイカの写真をアップしていたんですが、今年は曇りの日が多くていまだに肌寒くてあまりスイカの気持ちにならなかったんですよ。
(曇ってるだけで雨は降らないの。降れよッ!と空に向かって怒ってみている。)

さて、今日の主役はタイトルの通り、スイカに飛びつくニコニヤじゃありません。
↓こちら。

スイカサラダ

材料はスイカとミントとフェタチーズの3つだけ。切って混ぜるだけ。
超シンプルなのに、この組み合わせの妙が絶品で、予想外の美味しさ!

このサラダはTwitterでどなたかがRTされたのを見て「これは!」と思って保存していたもの。
サラーム海上さんという方がツイートされたものです。
https://twitter.com/salamunagami/status/594773432308346880
元々はサラーム海上さんがご自身のブログで紹介されていたレシピ。中東のお料理だそうです。
http://www.f-bungei.jp/Essay/?cID=9&nID=48

ブログの中でも書かれているのですが、スイカとミントの組み合わせが最高なんですよ。
スイカって独特の香りがあるでしょう?ミントの爽やかな香りがスイカの香りをカバーしてくれるんです。
かと言ってスイカの個性を消してしまうことなく、パワーアップさせつつ新しい風味になるというか
上手く表現できないんですが、とにかく美味しくなります。
チーズなしでスイカにミントの葉っぱをちょっぴり乗せて食べるだけでもすごーく美味しい!
でもやっぱりチーズがある方がさらに美味しい。

チーズは山羊ミルクから作ったギリシャのチーズ、フェタ。
水分が少なくて塩気の効いたチーズが、ジューシーなスイカの甘みとよく合って、これまた絶妙の組み合わせ。

日本だとちょっと手に入りにくい場合もあるかもしれないので、その場合はカッテージチーズに少し塩を振って代用してみてください。
フレッシュのモッツァレラだと食感が「ちょっと違うかな」という気がします。

ミントには体を冷やす作用があるので、これから真夏にかけてスイカと最高の組み合わせ。
ぜひぜひ試してみてくださいませ。



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ベストフレンズアニマルソサエティからの旅立ち

2015-05-21 18:28:24 | ヴィックの犬たち
先日から、書こう書こうと思いながら伸ばし伸ばしになっていたこと。
それはマイケル・ヴィックのところから保護されて、アメリカ屈指の保護団体ベストフレンズアニマルソサエティで過ごすことになった犬たちのお話です。

それは何?と思われた方、興味がおありでしたらぜひこちらをご覧になってみてください。
http://nikologla.blog27.fc2.com/blog-category-20.html

旧ブログの「ヴィックの犬たち」というカテゴリーなのですが、トップの記事に連載したストーリーへのリンクを順番に貼り付けてあります。
ちょっと長いけれど、週末のお暇つぶしにでも。

英語でも構わないよという方はぜひ原作のこちらを。
『マイケル・ヴィックのヤミ闘犬場から保護された犬たちの救済と再生のストーリー。』
The Lost Dogs: Michael Vick's Dogs and Their Tale of Rescue and Redemption



ヴィックの犬の中の一頭だったヘクターの兄貴分ウォレスがディスク競技のチャンピオンになるまでのドキュメンタリー。
Wallace: The Underdog Who Conquered a Sport, Saved a Marriage, and Championed Pit Bulls--One Flying Disc at a Time



すみません。前置きが長くなってしまいました。

ヤミ闘犬に使われ虐待されていた50頭以上のピットブルのうち、最もリハビリが困難であろうと思われた22頭はユタ州にある動物保護団体ベストフレンズアニマルソサエティのサンクチュアリに預けられました。
当初は彼らに家族を見つけてあげることはほぼ無理なのでは?と思われていたのですが、多くの犬たちが里親募集解禁の条件であるグッドシチズンテストに合格し、生涯の家族の元へと送り出されました。

その中の2頭の犬、ランスが5月5日に、レイが5月15日に虹の橋を渡って行ってしまいました。


「ジョージアやヘクターみたいに幸せな一生だった?」

うんニヤ。それは大丈夫。

ランスもレイも彼らのことを書いたドキュメンタリー「The LOST DOGS」の中でも大きく取り上げられてはいなかったのですが
もちろん彼らにも大きな戦いと素敵な物語がありました。

ランスは大きな黒い立派なピットブルだけれど、怖がりビビりグループ所属でした。
リードをつけて普通に散歩ができるようになるまで何ヶ月も何ヶ月もかかりました。

広い広いサンクチュアリの敷地内をゴルフカートに乗せてもらって移動するのも大好きになりました。
怖がりのランスのために走るコースは常に同じでないといけなかったんですけれどね。

知らない人間もとても怖かったけれど、いつも世話をしてくれるスタッフの皆さんのことは大好きになり
普段はベストフレンズのオフィスでスタッフや猫たちといっしょに穏やかに過ごしていました。

でもランスにとってグッドシチズンテストは超難関テストでもありました。
ランスの姿を見て心を奪われ、ぜひうちに迎えたいと言ってくれたご夫妻は何年も合格を待ってくださいました。
そしてランスはついに去年、念願の合格を果たし、無事にご夫妻のおうちに迎えられました。

ランスの最後の1年は大好きなヴィクトリアさんとジョージさんご夫妻と過ごした最高の時間でした。
ランス10歳。今度生まれてくる時は最初から幸せなおうちに行くんだよ。

ランスの姿はこちら

そしてもう1頭。10日遅れてランスを追いかけて行ってしまったのはレイでした。

レイはビビりのランスとは対照的にいつもいつも跳びはねている陽気な犬でした。
とは言っても躾などされたことのないレイのそんな行動は度を越していて、トレーナーさんに苦労をかけました。
けれど人間が大好きなレイは、人間といっしょにいるためには行儀よくしなくちゃいけないんだということを学び落ち着いていきました。

レイは比較的早い時期にグッドシチンズテストに合格し、ベストフレンズのスタッフでもあるジャクゥさんとケヴィンさんご夫妻の家に迎えられました。
人間が大好きで、生涯の中で可能な限りたくさんの人に出会って笑顔を振りまくのが使命だと思っているような犬だったレイ。

そんなレイでしたが、彼の生涯はバベジア症との闘いの連続でもありました。
ヘクターもそうだったのですが、闘犬に使われていた犬たちは血の流れる傷口をそのまま放置されていたために、ダニが媒介するバベジア症に罹る率がとても高いのです。

自らの使命を果たすために笑顔を振りまき続けたレイは、当然ながらたくさんの人から愛されていました。
過酷な運命などものともせずに笑い続けたレイ。天国で思う存分跳びはねてるのかな。

レイの笑顔はこちらです。


「もう一人、サヨナラの人がいたんでしょ。」

そう。昨日、ベストフレンズのFBやブログで発表があったもうひとつの訃報。それは団体の共同創設者の一人Estelle Monroさんのものでした。
まだ今のような立派な団体になる前、ストリートで地道に募金活動をしていた頃の主要メンバーのお一人です。
エステルさんは子供の頃に患ったポリオのせいで足が不自由で、呼吸器にも障害が残ってしまったために
標高の高い場所にある現在のサンクチュアリに行って働くことは断念されました。
けれどその精神はいつも仲間や動物たちといっしょで、団体に寄せられた手紙への返事をご自宅で書いたりなさっていました。

今、ランスやレイはもちろんのこと、サンクチュアリでお世話になったたくさんの動物たちに囲まれて天国にいらっしゃることと思います。

ランス、レイ、そしてエステルさんの魂が安らかでありますように。



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姉妹の日常

2015-05-20 23:29:19 | ニコとニヤの日常
今日の午後、ニコが日向ぼっこをしながらおもちゃをピィピィ言わせておりましたら......

「なに?びっくりしたなあ、もう。」

ニヤが文字通りの上から目線で、ニコに何やらけたたましく話しかけていました。


「そのおもちゃ、あたしのだからヨダレつけないでくれる?」


「別にニヤだけのおもちゃじゃないよ。今はニコが遊んでるんだから。」


「あたしが今遊びたいからあたしのなの!ニコちゃんあっち行って!」


「なんだよーもう、ニヤはわがままでうるさいんだから。」

家の中では毎日のようにこういうことをしています。
どっちかだけ撫でたり抱いたりすると、ニヤはあからさまに怒り、ニコはジトーッと拗ねます。
決して分かち合うとか譲り合うとかシェアするとかいうことはありません。
なんて美しくない姉妹でしょうか。

でも散歩で外に出ると、くっついて歩きます。どっちかが遅れるとジーッと見つめて待つし
遅れた方はトコトコ急いで追いついて、横に並んで歩きます。
何かの匂いを嗅ぐ時には必ず鼻を寄せ合って一緒にスンスンします。なぜなんだ?


なぜそれが家の中でもできないんだ。2匹揃って内弁慶なのか?


「外で何かあったらニコちゃんに盾になってもらうから。」
「ニヤでも居ないよりは心のツッカエ棒になるから。」

2匹で寄り添って寝て犬団子になるとか、お互いにグルーミングし合うとか
そんな夢はもうとっくの昔に捨てたけど、君ら姉妹のその感じも面白くて、おかーさんは割と好きだ(笑)


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