(1)今日の新聞にどこかに石破茂首相がクリスチャンの4代目だということが出ていました。
それがいまの日本の局面でどういう意味を持つかはわかりませんが、生い立ちや人格形成でどんな影響があったのか少し興味を持ちました。特に、これは、現生利益や現代社会の抱える問題が原因となって新たに入信する人の多い創価学会やそのほかの新興宗教とは意味が違うと思われるからです。
クリスチャンといっても、カトリックとプロテスタントがあります。石破さんがどちらかは書いてなかったと思います。
(2)クリスチャンということでは、2つ思い出があります。
一つは、高崎高校の入学式の日に、近くにあるプロテスタント系の教会の牧師が、校門近くで英語・日本語対訳の『新約聖書』を配布していました。
地方のことで、そんなふうに配付するのを見たことがなかったからだと思いますが、牧師の「いつでも来てください」という誘いもあったので行ってみました。
次の項で書きますが、私はプロテスタント系の教会のような、入ってなにもない空間が好きです。それで行きましたが、何回か通ううちに、牧師さんが入信を誘うようになりました。そして、やり取りがありました。
牧師:「赤い花があるでしょう?あれは神の手が働いているから・・・」
私 :「神様は見えないから信じられない・・・」
牧師:「でも、原子も見えないでしょ?見えないけど信じてるでしょ?」
私 :「見えないけど、科学的に証明されています。」
牧師:「花が赤いのも神の証明です・・・」
結局、このような会話があって決裂となりました。
(3)もう一つは、富岡中学校でのことです。
中3の年の1965年12月頃、英語の授業に、英語担任の野中喜代松先生の仲介で、安中教会のベーケン宣教師が一度教えに来られました。野中先生との関係はわかりませんが、ベーケン宣教師は1954年に着任、のち一時帰られて1956年8月帰任、それから1967年5月まで在任されたことが『安中教会史ー創立から100年まで』の年表に書かれています。
実は、富岡中学校のすぐ東隣りに甘楽富岡教会があって、ベーケンさんはここで行われていた金曜日の聖書勉強会に教えに来られていました。
当日の授業内容についてはもう覚えていませんが、新鮮さを感じたのでしょう。私は、聖書研究会のようすを知りたいと考えて、親しかった小倉君を誘っての参加の仲介をお願いしました。
許可をいただいて、出席することになりました。その前に、小倉君は宗教上のことがからんで取りやめることになり、一人で出席しました。
出てみると、出席者はみな高校2・3年生のお姉さんでした。初日はお客さんですからハッピーでした。しかし、それからは、中3と高2・3の力の差は歴然、何もかもチンプンカンプンに耐えられず、高校に入ってから来ますといって中断しました。それも転居したために終わりました。
(4)甘楽教会は、住谷悦治先生の弟の住谷天来〔てんらい〕さんが第3代牧師を務められた教会です。住谷悦治先生のご子息は元立教大学経済学部教授の住谷一彦先生です。立教大学の大学院のころ、一彦先生とお話しした時などに、天来牧師のことが話題になると、先生は「天来叔父さん」と呼ばれていました。
それから、甘楽教会に入ると、入ってすぐ右にフルベッキ宣教師が書いた「God is Love!〔神は愛!〕」の額が目に入ります。『甘楽教会百年史』にもそのことが出ています。
また、フルベッキとその子のことが『神足勝記日記』の学生時代に出てきます。しかし、残念ながら、そこを『御料局測量課長 神足勝記日記』(J-FIC)の編纂では入れることができませんでした。
唐辛子(とんがらし)
【コレクション 109 滑稽新聞】
風刺とか笑いは、「威張っている者をやっつける」ところにその真骨頂があります。
ダジャレやくすぐって笑わせているだけというのは、あれは芸がない証拠です。
この大きさはB5判で、表紙ともで12㌻です。B4判の用紙3枚を重ねて二つ折りするとできます。
全体は、
1㌻ 上掲 *上部に「自殺号」と朱書されています。
2㌻ 宮武外骨の絵と経歴紹介 滑稽新聞の説明
3㌻ 推薦文 赤瀬川源平 外骨の面白さは現物を見るしかない
吉野孝雄 多くの読者にこの魅力を伝えたい
外骨の写真
4~5㌻ 内容見本
推薦文 加藤秀俊 外骨復活をよろこぶ
6~7㌻ 内容見本
推薦文 前田 愛 叛骨の言論人の真骨頂
*7㌻を下に載せました。お読みください。
8~9㌻ 内容見本
推薦文 筑紫哲也 マジメ・アソビの一体化
10~11㌻ 内容見本
推薦文 糸井重里 ついで、に、うれしい。
12㌻ 刊行案内 定価:全6冊 各冊3500円 B5判 平均387㌻
1985年 筑摩書房刊
以上です。
昨日も書きましたが、あの玉木さんはもうアウトです。
大きさを 失って知る 玉木さん
気の毒ですが・・・。政治家は、表に出るばかりが仕事ではありません。庶民のためなら、その気になれば、御用聞きのようなことだっていくらもあります。やりたいなら、地を這ってでも庶民のために働いてください。それができれば本物です。
1.今朝の庭で。
2.これも今朝
3.葉の先を見てください。
4.壁に1cmもない小さな虫さんがいました。
5.18時の月
では、ここで。
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