(1)木枯らし一番が吹き、富士山や日光白根山の冠雪のことが夜のニュース番組で報じられてました。温暖化の影響のようで、例年に比べて遅いとのことですが、秋をゆっくり感じる間もなく冬が来てしまいました。
こんなことを思うと、世界では、何年越しにもなる戦争を仕掛けられているウクライナの冬の苦難など、心が痛むことがあります。アメリカの選挙結果も、その前途を思えば決して明るいニュースとはいえません。むしろ暗いニュースです。
一方、国内では、東日本大震災以降でももうあちこちで被害が発生していて、そこへ今年は、能登地方だけでも元旦の地震とその後の水害が重なり、その復興も思うように進まないままに冬です。先の選挙の結果にはその怒りがにじみ出ていました。
〔昨日、福島の原発でようやくデブリを1g?(数g?)採取できたと報道がありました。でも、この残りがあと880t(=880,000,000g)あるそうです。いつ終わる?か、ずいぶん先のある話です。〕
(2)寒がりの私は、もうとっくに半纏やひざ掛け出し、万全な体制をとっています。本来は炬燵が欲しいのですが、パソコンを使用するのに不便なところへ、炬燵があるとゴロ寝をするから健康に良くないと言ってカミさんがいつのころからか炬燵反対派になってしまい、要求しても「予算がない」の一点張りでラチがあきません。
ベコニア
(3)話は違いますが、うちのカミさんはアズキ餡子が苦手です。ですから、いただいた餡子類は全部私の方に回ってきます。
えっ、ラッキー?
それが違うんですよ。
自分が食べないものですから、自発的には調達してきません。戴き物がそう頻繁にあるわけではありませんから、甘いもの食べたさで「砂漠の虫」みたいな状態です。
「砂漠の虫」ってご存じですか?
砂漠を旅するとのどが渇きます。のどが渇くと「みッ、水!」ていいますね。「ミミズ」です。
まあ、なんというか、そのくらい食べたくなるということです。
そこで、私が「饅頭食べたい、羊羹食べたい、最中食べたい、ああこの前食べたの何年前だったろうか」と聞えよがしに10回くらいボヤクいてもムシです。
私が絶望して、「餡子の好きなカミさんにすればよかった・・・」と思い始めているころに
しぶしぶ調達してきます。しかし、買ってきたとは言わずに、棚に放置しておきます。
そんなこととは知らずに何日も私が気付かず、予期せぬ発見をした時のうれしさといったら、たとえようもありません。
そういう統計があるかどうか知りませんが、結婚するなら、甘党のカミさんの方が生涯に食べられる餡子類は多くなるのではないでしょうか?
武蔵五日市の樽で
(4)オット、話を戻します。
この時期は、小春日和というか、晴れてさえいれば、山を歩くのには最適です。これからしばらくして、紅葉・黄葉した葉が落ちて登山道に積もると、登りには滑ってスリップして邪魔な時もありますが、尾根歩きや下りのなだらかな道では、射し込む陽の光を浴びながら落ち葉を踏みしめ、あるいはガサガサといわせながらラッセルするのも楽しいものです。
(5)NHKで「日本100低山」とかいう番組をやっています。
「低山」というから、里山くらいのものかと思って見ていると、なんと優に1000mを超える山だったりします。1000mといえばかなり高く、体力がそれなりに必要です。
「低山」といいますが、山の「良し悪し」や「難・簡」は高さでは決められません。高くて大きいけどなだらかで、日数をかければ誰でも登れる山がある一方、低くて小さいけど、鎖やハシゴが必要だったり、アプローチ〔経路〕が長く、わかりずらかったりする山もあります。
そもそも「100低山」という命名は「100名山」のマネッコで付けた名称でしょう。ああいう「独創性のない物まね命名」はいけません。それを真に受けて、安易に真似して入山すると危険です。実際、あの案内役をしている人は二人とも当該山に初登頂で、その山を知らないように見えます。画像は編集されていて、途中の難儀する様子はカット〔除外〕されているかもしれませんから正確にはわかりませんが、中には山行そのものが初めてという人もいて、安易に山ブームを煽るお手軽番組と見えます。もちろん、スタッフは調べているでしょうけど、視聴者に見えるのは、基本的設定としては、あの二人だけです。検討が必要です。
金比羅山の途次
【コレクション 104 久坂玄瑞】
延ばし延ばししてきたので、今日こそ載せます。
この大きさは、B5判8㌻です。B5判の用紙4枚分の横長の用紙を二つ折りし、さらにもう一度二つ折りするとできます。
全体は、
1㌻ 上掲
2~3㌻ 解題 一坂太郎 萩博物館特別学芸員 資料を集め編む意味
4㌻ 解題 萩博物館 道迫真吾 明治150年に久坂の往復書簡を集大成
*下に載せました。お読みください。
5㌻ 内容見本
6~7㌻ 久坂玄瑞史料 往復文書 履歴史料 略目次
8㌻ 内容見本
以上です。
今日はここで。
『むし』という月刊誌があるのをご存じですか。
昭島市民図書館で知ったのですけど、専門書なのに実に面白い。
ともかく、シジミチョウだって、その生態がどのくらいわかっているのかわからないことがわかりました。植え込みの上をピョンピョン飛んでいる「宝石みたいなチョウ」です。
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