Eva Cassidy - Autumn Leaves
広義の公益法人における
会計モデルは
募金・寄付金、贈与を中心とすべきである。
税金も
定額の
国や自治体への寄付金と
捉えれば
行政の会計モデルでもある。
よく
NPOの教科書や講座では
自主事業を増やさねばならない
とされるが
それなら普通に株式会社を作ればよい。
ぼくは
むしろ
原点に回帰し
募金に集中すべきだと思う。
最も古いNPOである
宗教法人は
常に
募金箱や賽銭箱を設置し
事あるごとに募金活動を
続けている。
すなわち
あらゆる場面、場所で
募金活動を実施し
普及すべきなのだ。
商売も
定額の募金活動と捉えれば
全ての経済活動は
募金活動なのである。
実際
富山の配置薬業は
先用後利であり
ボランティアの経済原理に近い。
現代は
貨幣交換経済で
贈与経済ではないとされるが
人々の心がけを
善徳を施し
感謝の贈り物をするという感じに
代えれば
温かい贈与経済は
出現する。
自分がお客でも
感謝を持って
お金を手渡しし
「ありがとうございました」
と言えば
そこに笠地蔵の感動があり
公益法人とあらゆる会計活動の
革命に繋がるだろう。
高橋(公益法人会計コンサル)