下手の横好き

おやじが語る辻堂ソフトテニス事情
Where there's a will,there's a way!

ガットが切れた

2006-06-14 15:11:10 | ソフトテニス
土曜日、ゲーム中の打球の際にガットが切れました。
懐かしい感触に年甲斐もなくはしゃいで、みんなに言い触らしてしまいました。
ガットが切れるなんて何年ぶりのことでしょうか。記憶にありません。

数年前、十数年ぶりにソフトテニスを再開した時には、ラケットもガットも様変わりしていて、ガットは数ヶ月、それも不定期に交換のために自分で鋏を入れることしかありませんでした。
ガット張りも、自分で張ってもきつく張れず、ショップに頼むしかないという状況に慣れるまで、幾許かかかった覚えはあります。
(そういえば、ガットって死語じゃないよね? よくストリングって聞くもので)

メインが鯨筋だった頃は、ガットは高価で切れやすく湿度にはメチャ弱かったので、購入する時は真剣勝負でした。
スポーツショップのガット売り場に行って、自分が変える価格帯のガットを全部、一つずつビニール袋をゆっくり回しながら、袋越しに丹念にキズはないか、空洞はないか、太さは均一かなどを見ていって、数十分後にやっとレジに持って行っていました。

それでも、何回かに1回は張っている途中で切れてしまう悲劇に遭わなくてはいけませんでした。

そう、縦はフレームの両端を足の裏で押さえて、中央から両手で2本ずつ外に向かって引っ張っていく。
それを数回繰り返すことできつく、フレーム全体が少し丸に近い状態になるまできつく張る。
横は、縦絃を交互にくぐらせて反対側に通し、巻き棒に巻きつけて引っ張り、千枚通しで止める。
交互に縦絃をくぐらす時には、縦糸が傷つかないように千枚通しや指で横絃を上下に動かしながら反対側に持っていく。
縦横共通なのは、中央部が幾分緩くなるように張っていくことでした。

縦がきれいに張れて、ふうっと安堵のため息をつく。
そうして、注意深く横を張っていく途中で、巻き棒でキリッキリッと引っ張っている途中で 「ブツッ!」
世の中にこれほど悲しい音があるかという、切ない音が一人っきりの部屋に響く。

ほとんど息を殺すようにして一本を張り上げた時の、えもいわれぬ達成感は、いまでも鮮明に思い出されます。
さぁ、今度の土曜日はガットを張って来よう!

コメント
私は、職場でバドミントンのガットをよく張っていたので(手張りや分銅)、娘のガットを張ってあげてました。
中央をやや緩めに張るのと張り終りで形が変形しないように気を使いました。
ペアのも張ってあげてそれが全小を取った時は非常に嬉しかったです。
今はみんなマシンで張ってます。むらが無くなりますから。
でも自分のガットはいまでも手張りです。

投稿者 埼玉のトレ―ナ― : 2006年06月14日 15:46

いBMの天城の研修所でのセミナーから帰ってきたばかりで、弱ってます。
コメントをありがとうございました。
本当は、ガットは自分で張るのが一番ですね。
因みに、私はいまだにグリップはレザーの奴を自分で巻いています。
この間練習やってたら、遠くにいた十代の男たちが、
「ほら、Tさんのさァ、生グリップだぜェ」

投稿者 taka : 2006年06月16日 21:02

生グリップとは(-o-;)なんとも言い得て妙ですね。
わたしは経験がほとんどないのですが、道具におもいっきりこだわる性格なので、子供達のラケットはおもいっきりこだわってます。
(子供達は何でもいいみたいですが)
スラセンジャ‐のレザ‐も使った事があります。

今のお気に入りはカワサキのナンバーワンです。あのしなりは他で味わえないですね。

投稿者 埼玉のトレ―ナ― : 2006年06月16日 21:32

埼玉のトレ―ナ―さん、シブ過ぎる!
私も手元に1本ありますが、もう重くて使えなくなってしまいました。
スラセンジャーのレザー!
下手くその癖にグリップには凝っていたので、学生の時に好きでよく使ってました。

投稿者 taka : 2006年06月17日 12:58