下手の横好き

おやじが語る辻堂ソフトテニス事情
Where there's a will,there's a way!

3分間スピーチ

2011-10-25 18:09:10 | ソフトテニス
現勤務先では毎朝、交代で3分間スピーチが行われます。
3分といっても、話し好きの人もいるし、話がとっ散らかってしまう人もいるし、まっ、そんなことはどうでもいいのですが。

私は口下手で話も上手くないので、あらかじめ原稿を書いて準備していたのですが、順番が回って来る直前に、救急車に乗ったこともあり、当日のスピーチはお詫びから入る破目に。

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私は、毎週土日の午後、4,5時間、ソフトテニスをやっています。
昔風に言うと、軟式庭球、軟式テニスです。
中学から始めて、間17,8年のブランクがありましたが、この10年は天気が悪いか用事がないかぎりは、欠かさずボールを打っています。
大学では体育会にクラブに在籍し、4年間テニスばっかりやっていました。
でも、実は中学3年間、高校3年間、そして大学の2年までイレギュラー、いわゆる補欠で、大学3年になって初めてレギュラーになれました。
下手くそで補欠でも長いことやれたのは、他でもなく、このスポーツが大好きだったということです。

そんな私は、大学の最終シーズンである4年の秋の関東リーグで母校はリーグ優勝を果たし、入れ替え戦で勝って上位リーグに昇格することができました。
私は、リーグ戦では5戦全勝でリーグ優勝に貢献できましたが、入れ替え戦で負けてしまい昇格には貢献できず、悔しい思いをしたことを今でも忘れません。

若いうちから個人では、大会で優勝経験どころか上位入賞の経験もありませんでした。
ところが、3年前に藤沢というローカルな大会でしたが、生まれて初めて優勝し、賞状とトロフィーを手にすることができました。

ああ、長いことやっていると、こんなこともあるんだな、というのが実感でした。

とにかく好きで、好きこそ物の上手なれ、というよりは、下手の横好きですが、若い頃はもちろんのこと、このような年齢になっても、昨日よりきょう、今日より明日は、少しでもうまくなりたい、という気持ちでボールを打っています。

私がやっているのはソフトテニスですが、硬式のテニス界で有名な言葉があります。
往年の名プレーヤーだった福田雅之助氏が、母校である早稲田大学の庭球部に贈った言葉です。

福田氏は、1922年第一回全日本選手権大会で優勝。1923年~25年の間デ杯代表選手となり、1924年にはウィンブルドン大会とオリンピック・パリ大会に出場しています。

早稲田の選手のみならず幾多のテニスプレーヤーがこの言葉に感銘を受け勇気付けられました。
早稲田の選手ではない松岡修造選手もウィンブルドンでマッチポイントを握った場面で「この一球は絶対無二の一球なり」と叫んでサービスを放ちベスト8進出を決めた、というエピソードがあります。

では、その全文をご紹介します。

この一球は絶対無二の一球なり
されば身心を挙げて一打すべし
この一球一打に技を磨き体力を鍛へ
精神力を養ふべきなり
この一打に今の自己を発揮すべし
これを庭球する心といふ

現在の私は、体力を鍛えるどころか、年中、怪我や故障に悩まされていますが、テニスばかりではなく、自身の生き方にも大きな影響を及ぼしているような気がします。

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中学生の時には既に、これを暗記していたことを思い出しました。
ホントにテニスが好きだったんだな。

さて、次回のスピーチは何を話そうか。
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藤沢地区秋季大会

2011-10-22 09:34:31 | ソフトテニス
10/16(日)に鵠沼運動公園(八部公園)で、藤沢地区秋季大会が行われました。

昨年から、連盟や協会の窓口として会員登録や各大会の申し込みを担当していて、できるだけ多くの方に大会出場をしていただきたいという強い想いから、毎回、できる範囲ですがクラブの方々に大会の案内をし、必要に応じてペアリングの調整等を行ってきました。

その甲斐あってかどうかは知りませんが、今回、我が浜砂ソフトテニスクラブから、一般が3ペア、成年(40歳以上55歳未満)が4ペア、シニア(55歳以上)が3ペアの、何と計10ペアもの出場があり、いつもと違って賑やかな大会となりました。

シニアにいたっては、いつも成立してもギリギリの3ペアで、同じ相手と2対戦する変則リーグ戦が常でしたが、今回は予選リーグ、そして決勝トーナメントが行われ、楽しい、嬉しいという声も聞かれました。

全体の出場ペア数は、一般が10ペア、成年(40歳以上55歳未満)が8ペア、シニア(55歳以上)が6ペアですから、我がクラブの貢献度は大きいと思うのですが、藤沢協会は何とも思っていないようです。

茅ヶ崎協会は喜んでくれるし、次もまた頼むよ、といってくれます。
人間だから、こういう反応は嬉しいです。

私にとっては、歓声につつまれた賑やかな大会になったことが嬉しかったのですが、このあたりが問題なのかも知れません。

結果はこちら。

個人的には、まあこんなもの。でも悔やまれる。

今月初めにギックリ腰症状に見舞われ、練習もままならず、本来であれば欠場すべきでしたが、先月、救急車騒ぎで選手権を欠場しており、今シーズン最後の大会だったので、とりあえずエントリーしました。
当日は、参加できただけでOKぐらいの気持ちで、あとは無事に全試合を乗り切れたら十分、といった感じで、予選リーグ第1試合を迎えました。

まっ、これが後で効いてくるとは。

腰が回復していないのでバイオギア(腰用)を装着して、こんな気持ちで試合に入れば、いい試合なんかできる訳がない。
相手は、優勝候補の一角、HD寺・T林ペア。
1ゲームは取ったものの、強風の中で風上からでも使ってくる中ロブに、懸命に走ったものの耐え切れず、そのまま敗退。
もっと先に、前衛を攻めれば突破口が開けたかも知れない、との反省も意味なし。
この試合で、ファーストサービスを打った瞬間に、古傷の腹筋をまた肉離れ。
筋力が落ちているところに、運動不足で、急に筋肉を使ったからだろう。

第2試合は、浜砂同士討ちで、久々にヨッパS木・Y上ペアとの対戦。
3回のカテーテルを乗り越えて復帰したヨッパS木は、得意のサービスが好調でてこずり、ファイナルにもつれ込んで辛勝。

第3試合は、M月・F田ペア。
春季大会で、予選リーグでは2で勝ったのに、決勝であたってファイナルで負けた相手。
選手権も優勝と、安定したペア。
さすがに3試合目は体がこなれたか、少し動ける状態で、相手も相手だけに気持ちもUP。



サービスは腹筋が痛くて普通には打てなかったので、コースだけ狙っていったが高確率。
気持ちが入っていたせいか、メリハリの利いたゲームでファイナル勝ち。
終了時に久々のガッツポーズ。



夏季大会は同率だったけど2位。
今大会も、予選が終わってみれば2勝1敗の三つ巴。
第1試合のスコアが仇となって、予選リーグを抜けられず。
かつ、予選で勝ったM月・F田ペアが準優勝。

兎にも角にも、無事に今年最後の大会を終えることができ、よかった、よかった。
腹筋の肉離れが結構痛いので、しばらくは休ませないといけません。

といっても、乱打ぐらいはやりたくなるだろうな。
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講習会の最終日

2011-10-12 22:55:21 | ソフトテニス
10/10(祝)は、上級指導員講習会の最終日で、朝から、平塚市田村の平塚市立軟式庭球場に。
また当日は、同じく田村コートで、県連の「ソフトテニスの日」のイベントがあり、県内各地のジュニアクラブの子供たちが集まっていました。

そのイベントでは、集まったジュニアクラブの子供たちに、県を代表する指導者による講習が行われる予定で、そのお手伝いを兼ねて、指導員講習会の受講者が指導実技を行うことになりました。

田村はクレーコートのため、前夜から朝にかけて降った雨の影響で、開始が1時間以上遅れました。

10時半頃、開会式が行われましたが、集まった子供たちは恐らく200人以上、ご父兄を加えるとおよそ300人以上と思われ、その迫力は相当なもの。

上級は、国体の成年女子の山崎監督と少年男子の内田コーチが主体となって、成年女子の福室コーチも加わって講習が進められました。

中級は、東海大相模高校の遠藤先生が中心となって、指導員講習会の受講者がその指示を受けながら、子供たちへの講習を進めていきます。

午後になると、上級は、指導者や父兄を相手にしたゲーム形式の練習になりました。
また、別なコートでは、異なるクラブの子供たちによるシングルスが展開されました。

いわゆるジュニアクラブの子供たちを初めて見ましたが、その技術レベルには驚きましたし、なかでも、初級・中級にいる低学年の子供たちが見せる、レベルの高さには感動すら覚えました。

小さな子供たちが大きなラケットを必死に操るその姿が、もう、孫みたいに見えたのかも知れないけど。
(まだ、いませんが。)

この子たちが、このまま健やかに育ち、ソフトテニスをずっと続けてくれることを願ってやみません。



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上級指導員講習会

2011-10-01 16:25:14 | ソフトテニス
先週末の土日は、上級指導員講習会の専門科目の講習に費やされました。

9/24(土)
休日というのに6時前に起床。
7時過ぎの東海道瀬で大船へ。
横須賀線に乗り換え、久里浜へ。

会場は横須賀総合高校、Webから印刷した地図を見ながらショートカットしたつもりが、とんだ回り道になってしまい焦る。

なんとか会場に着いたものの、何の案内もなく、途方に暮れかかったところに、見るからにソフトテニスをやってるオッサン(ごめんなさい)と青年と行き会い、無事、講習会を行う会議室に到着。

開始時間を過ぎて、どうも一人だけ連絡がなく来ていない様子。
K・Mという名前が聞こえ
(あれっ?)

講師席に座っていたK井さんが、
「T川さん、K○さんって知ってる? 同じ藤沢なんだけど。」
「下の名前は何ですか?」
「M□、K○M□。」
(ああ、やっぱり。絶対YK高校の練習に行ってる・・・)
「知ってます。」
「携帯の番号を知らないか?」
「携帯は知らないので、自宅にかけてみます。」

Kっさんの自宅に電話して、久しぶりに奥様とお話。
「朝から出かけているんですが、行き先は知らないんです。」
「えっ、出かけているけど、行き先を知らないんですね?」
やりとりを聞いていたK井さんがニヤリ。

隣ではMさんが、YK高校のO監督に電話。
「ああ、目の前にいて練習に参加しているんですね。」

最後は、K井さんとO監督が、そしてK井さんとKっさんが電話で調整。
結局、いろんな人を巻き込んだ結果、当日は欠席で翌25日には来るように。


さて、初日。
最初は、東海大付属相模高校監督の遠藤先生。
基礎理論(3H)
ソフトテニスの技術指導、コーチング論(中級者)
長いご経験に裏打ちされたお話が、縦横無尽に展開されました。

続いて、県連の笠井副会長。
ソフトテニス振興に向けた現状と課題(1H)
非公式な内容も含め、現実に即した中身の濃い1時間でした。

午後は、兼子嘉之氏が講師でみっちり。
基礎理論(1H)
ソフトテニスのトレーニング理論(中級者)
基礎理論(1H)
現場における救急処置
実技(1H)
応急的コーディネーショントレーニング

最後は、笠井さんから、次回10/10までの宿題が課される。
指導計画を作成し提出。
(ありゃ~)


9/25(日)
講習会2日目。終日実技講習。

午前の部は、講師は相洋高校の帆足 仰氏。県国体少年女子チームのコーチ。
実技(2H)
ソフトテニスの技術(応用編)ベースラインプレー
実技(2H)
ソフトテニスの技術(応用編)サービス・レシーブ

相洋高校の女子2名と、以前の教え子である小田原高校の女子2名がお手本として参加。
相洋と小田高の生徒たちの、高い技術に目を見張りました。

午後の講師は、立花高校の内田 一郎氏。県国体チームの強化委員長で少年男子チームのコーチ。
実技(2H)
ソフトテニスの技術(応用編)ネットプレー
実技(2H)
ソフトテニスの技術(応用編)シングルス

午前、午後とも、中身がぎっしり詰まった講習で、忘れないうちに早く整理しないと。
会場となっている横須賀総合高校の部員たちには、大きな刺激になったことでしょう。


最後に、母校J大のOBの方へプレゼント。









誰だかわかる?
私が大学2年の時に、白馬の西仲屋で行われた夏合宿にOBの方が28人も来られて死ぬ思いをしましたが、その時に初めてお会いした日下部さん。

それ以来でしたが、初日にお顔を拝見した時に、もしかして、と思いました。
川崎の協会で活動されていることは知っていましたが、まさか講習会で席を同じくするとは。

ご挨拶をさせていただきましたが、当たり前にご記憶はなかったでした。
それでも、元気に姿を拝見できて、本当によかったです。

千葉さんも元気で呑み過ぎないように!
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