下手の横好き

おやじが語る辻堂ソフトテニス事情
Where there's a will,there's a way!

講習会第5日

2011-02-21 11:38:15 | ソフトテニス
■第5日(13:00開始)
PGMは次のとおり。
 実技(2H)2-① 初心者のための基礎的コーディネーショントレーニング
 実技(2H)2-② ソフトテニスの簡易ゲームの工夫と実践

講師は、2002年度および2004年度の天皇杯覇者である、浅川 陽介さん。
爽やかで歯切れの良い口調で、リズミカルに講習を進めていきます。

開講挨拶もそこそこに、曇り空で少し肌寒いコートへ。
5回のランニング・メニューの後に、入念なストレッチ。
特に肩関節や股関節の可動域を広げるメニューが参考になりました。
その後に、いろいろなトレーニングおよび簡易ゲームが紹介されました。

まずは、何も使わずに。

A、B二人が握手の格好で手を接している状態から、笛の合図で片方が握り、片方は逃げる。
同じように、合図者がC、D二人になり、Cの合図ならAが握りBは逃げる、Dの合図ならBが握りAは逃げる。

後出しジャンケンで、後から出す方が必ず勝つように出す。
同じことを足ジャンケンでやる。(これが難しかった!)

次にボールを使って。

ネットを挟んでキャッチボール。
近距離から初めて、サービスライン付近で、ベースラインで、その外側でと距離を違えてキャッチボール。
いつの間にか長い距離が投げられなくなっている自分にため息。
そして、左手でキャッチボール。

次に手で打つゲーム形式。サービスコート内で最初はワンバウンドで、その後はボレー、スマッシュもあり。
これで結構盛り上がったところで、キャッチボールの要領でゲーム。
これがまた、かなり楽しめるもので、老若男女の受講生が大騒ぎしながら興じていました。

そしてラケットを握ります。
ボレーボレー。
左手でボレーボレー。(結構打てたりします)

次に卓球の要領で、ワンバウンドテニス。
サービスコート内で前後左右に揺さぶり、オープンスペースを作ってポイントを決めます。

この辺で、私を含めて多くの年配者がダウンで、あとは若者がプレー。

次に、コートに4名入り、突然の球出しで始まるゲーム形式。
球出しをする人が、ジャンピング・スマッシュからとか、レシーブの前衛オーバーからとか、角度のあるクロスボールからとか、球の出し方でいろいろな状況を作ってゲームを進めていきます。

最後は、フランスの硬式テニスの指導者が考案した(?)とかいう、遊びのようなトレーニングが紹介されました。

片面前方に3~5個のボールを置きます。
センターマーク付近にカゴを置き、その両脇に2人立ちます。
この2人が、置かれたボールを1個ずつ拾ってカゴに入れて、すべてのボールを拾います。
ネットの反対側のービスライン中央には、ボールをたくさん入れたカゴを持った2人が立ちます。
そして、ボールを拾う人が動き始めたら、ラケットでボールを軽く打って当てようとします。
ボールを拾う人は、そのボールに当たらないように注意して動き、すべてのボールを拾ってカゴに入れたら勝ち。
相手や相手が打ってくるボールを見ながら、自分の近くのボールを拾うという、広い視野と俊敏性をトレーニングでした。

実際のゲームで求められる要素が盛り込まれた簡易ゲームの面白さに、みんな楽しみながら魅了されて、本当にあっという間の4時間でした。

個人的には、途中で浅川さんから話しかけられ、ラケットを使わないゲームの面白さや、最近ボールを投げられない子供が少なくないことなどについて、お話をすることができて嬉しかったです。


講習会も全日程が終了しました。
講習会では、田中さんや小野寺さん、そして浅川さんなど、贅沢な講師陣のお話を伺う機会に恵まれました。
また、国体の監督をするには指導員の資格が必要になるなど、資格制度の変更に伴い、NTの井口選手やYY女子の星監督など、こんな人も?という方々も受講生としてご一緒することができました。

時によっては、指導のためというより自身の振り返りや刺激になっていた時間も多く、いろんな意味で有意義な講習会だったと思います。

山崎隆一さんをはじめ、全日程を通じて事務局をやっていただいた都連の3名の方々、お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。

さて、講師から3名を選択して各々400字以内で感想文を書いて提出するという、まさかの宿題をやらなくちゃ。
ふうっ・・・・・。
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講習会第4日

2011-02-20 10:07:53 | ソフトテニス
■第4日(10:00開始)
PGMは次のとおり。
 基礎理論(2H)1-③ 初心者・初級者の指導理論
 基礎理論(2H)1-⑥ ソフトテニスのコーチング論
 実  技(2H)2-③ ソフトテニスの基礎技術1 ベースラインプレーヤー

講師は、W大の監督でエネルギッシュなG・T・O、小野寺 剛さん。
前日は名古屋で、上級指導員・コーチを対象とした講習会をされたばかりとのことでしたが、疲れも見せずに周囲をグイグイ巻き込んでいくような講義でした。

午前中は、上級指導員養成講習会で使用した資料「ソフトテニスと指導者」に基づき、次のお話をいただきました。
 ソフトテニス指導者の現状
 ソフトテニス指導者の課題
 ソフトテニス指導者の役割と任務
 ソフトテニス指導者に必要な知識
 ソフトテニス指導者に求められる能力

午後は、少しでも暖かいうちにと、実技を先にやることになりました。

ウォーミングアップの後、まず、コーディネーション・トレーニング。
ボールを使ったジャグリングなどをやるのかと思ったら、頭を使うゲームのようなことをやりました。

片手をグー、もう一方をパーにして、どちらかを上に、もう片方を胸にあて、あげた手はパー、胸にあてた手はグー、そしてその逆。
片手をグー、もう一方をパーにして、両足のふとももに置き、片方の手で足をトントンたたきながら、もう片方の手は足をさする。
グーが100円、チョキは20円、パーは5円とし、ジャンケンで相手の金額を言う。
同じく、両手ジャンケンで左右違うものを出し、相手の左右の金額の和を言い合う。
同じく、両者の総和の金額を言う。

私のような年配者は考えながらでないとできない!

次に、待望のバックハンド。
前日、田中さんが小野寺さんのバックハンドを大絶賛していたことの申し送りがあったようで、逆クロスでファーストのレシーブの形態で、何本もお手本を見せていただきました。
ファーストなのにライジングというかハーフバウンドでの返球も交えて、見事にコースや高さを打ち分けていました。

 軸足のセット
 手首は使わない
 フォロースルーは上方に抜く
 バチッと当てても、同じく上方に抜く

スイングのイメージは、ある島に住んでいる釣り人(!)の伝説らしい。
そういえば、田中さんのストロークやボレーも、兵庫あたりの島人の言い伝えだったような。

他にも個人的には、テイクバック時のグリップの位置や、右足の踏み込みと体重の載せ方など、うまく説明できないけれど、久しぶりにワクワクするようなバックハンドを見ることができました。

フォアストロークは、手で球出ししながら移動する5本打ち。
後ろへ下がりながら、そして前へ進みながら。

そしてボレー。
引かない(テイクバックしない)、面を伏せない(少しも振らない)ボレー。
体を前へ少し出すだけなのに、よく締まったボールが飛んでいくのです。
田中さんも言っていたけど、ラケットで間合いを取らないってことなんだろうな。

充実の実技講習でした。
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講習会第3日

2011-02-19 23:20:25 | ソフトテニス
■第3日(12:00開始)
PGMは次のとおり。
 基礎理論(2H)1-④ ソフトテニスのルール・審判法
 実  技(2H)2-⑤ ソフトテニスの審判法
 指導実習(2H)3-① ソフトテニスの基礎技術指導法

ルールおよび審判に関する講師は、今井史郎さん。
早めの昼食を終えての講習だったこともあり、お話し好きな方で(?)なかなか厳しい時間でした。
ハンドブックに基づいた講義かと思いきや、のっけから
「では、テストをやります。」

「(財)日本ソフトテニス連盟 2級審判員テスト」と記載された紙が配られ、50問を自力で解答し、書き終えた順に、一人ひとり講師のところに持っていき、その場で採点。
そして、その講義が終わるまでに、ハンドブックを見てもいいから間違った箇所を訂正して再提出のご指示。
講師の方は嬉しそうでしたが・・・。

時間が押して、やっと指導実習の講義。
講師は昨日に引き続いて田中さん。
皆、嬉々としてラケットを持って昨日のトレーニングルームへ。

今回はボレーとスマッシュが中心でした。

ストロークもそうだけど、みんなボレーをバチッと打ちたがるよね。
でも、ヒジを体の前に置いて、ラケットをわずかに前へ出すだけで、結構な速さが出ます。
足を動かさない場合でも、ヒザをわずかに緩めるだけで、手が少しだけ前に出るはず。
ゆっくりでいいから、必ず送り足を出しましょう。
右足を一歩だけ出すのなら、出さない方がいいです。

スマッシュもストロークと一緒で、左肩が開けば右肩が出て前で打てる。
踏み込んで打つスマッシュの方がむずかしいです。
後ろへ下がりながらのスマッシュは、体が後ろへ下がるのでラケットが前へ出ます。

田中さんの言葉。
理にかなっていれば美しい。

そのとおりだと思う。
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講習会第2日

2011-02-18 15:37:03 | ソフトテニス
指導員講習会の第2日から第4日は、2/11(祝)から2/13(日)の3日連続で実施されました。

第2日は10:00開始で、PGMでは次の内容。

午前
 指導実習(2H)3-④ 指導計画の作成(初心者・初級者用)
午後
 指導実習(2H)3-② 初心者・初級者の指導法
 実  技(2H)2-④ ソフトテニスの基礎技術2 ネットプレーヤー

講師は、先ごろ、新ナショナルチームの女子監督に起用された田中 弘さん。
僕らの世代では、学生時代から守屋・田中組として有名なプレーヤーだったので、雑誌の写真で何度も見ていたせいか、初対面ながら何となく懐かしさを覚えました。

講義は、プログラムに縛られることなく、資料を使わずに、田中さんの軽妙で機知に富んだトークのみ。
本人がナショナルチームで仕えた監督の話から始まり、今回監督を引き受けた経緯やその他いろいろな裏話を香辛料に、自由奔放縦横無尽に繰り広げられました。

 ・テイクバックでグリップが緩んでいるか
 ・インパクトでヘッドが遅れてくるか
 ・フィニッシュを高い位置に持っていけるか
 ・(フォアでは)左手や左肩の抜き方も大事
 ・軸足でボールを追う
 ・軸足に乗っけて間合いを取る

などなど、基本的なことだけに、普段おろそかにしがちな事柄について、例えを変えて繰り返しお話をいただきました。

実技は、雪でコートが使えなかったので、室内のトレーニングルームで。
ネット際で下から上のラケット軌道を確認したり、スイングボレーやローボレーなど、柔らかにボールをとらえる練習で心地よい汗を流しました。
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講習会第1日

2011-02-06 12:59:23 | ソフトテニス
1/30(日)は、はるばる文京区まで、指導者養成講習会に行ってきました。

全5日の日程の初回ということで8:30受付開始。
他県から行く人間にとっては朝が早く、まして前日は所属クラブの拡大幹事会という名の宴会(?)だったので、少々キツかった。

神奈川県では、3年くらい前に行われたときに「向こう5年程度はやらない」という話を聞いていて、今回も実施がなかったので、隣県の東京に申し込んでいました。

予定では30名強だったようですが、集合したのは20数名でした。

午前中は、日連副会長の西村信寛氏による講義で、「ソフトテニス競技の歴史、国際化の歩み、特性」。
国際化途上のエピソードやルール変更の背景などについて、初めて耳にする話もあって、なかなか興味深く伺いました。

昼食の直前に、私よりは若い男性から「あの、藤沢から来られてますよね?」と話しかけられました。
見覚えのあるお顔だなと思ったら、何と茅ヶ崎のK林さんでした。
直接お話ししたことはありませんでしたが、試合会場ではよくお見かけしたり、O沼さんやT田さんと組んで好成績を挙げていたことをWebで見ていました。

午後に入ると、まさに好青年を絵に描いたような方が教壇に立ちました。
早稲田大学スポーツ科学学術院の助手で、U-17ナショナルチームトレーナーなどをされている、永野康治氏でした。

最初の講義は「アンチドーピング活動の実際」。
午前中と違って、穴埋め問題を織り交ぜたパワーポイントの資料を使い、昼食後でまぶたが落ちそうになる“いたいけな”受講生を、そうはさせじと質問形式の講義で攻めたてます。

次の講義は「ソフトテニスの体力の実際」。
ソフトテニスに必要な身体機能について、サービス、ストロークおよびフットワーク等を医科学的な観点からのお話を聞きました。
指導の場で昔から言われてきたことは本当に正しいのか、端的にはどういうことなのか、という切り口で、早稲田の学生の映像も少し入れながらの講義は、なかなか面白かったです。

そして最後はコンディショニング実習。
受講生は学生からシニアまで年齢層が幅広く、若手を中心に見本演技を見ながらの実習でした。
私は、肉離れの影響で思うように動けなかったのが、ちょっと悔しかったかな。
流石にNTと思われる学生たちは若く元気で、羨ましい限りでした。

初回は終日の講義&実習で疲れましたが、思っていた以上に充実した講習会でした。
受講生の中には、えっ!こんな人も? というような方々もいて、
「マッキー持ってくればよかったな。」
「途中で写真も撮りたい。」
などと不謹慎な思いもよぎりましたが、かといって、そんな勇気もなく・・・・・。

次回は3日連続の講習会です。
実技もあるらしいので、少しでも肉離れが回復してほしいな。
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久しぶりの乱打

2011-02-04 13:19:08 | ソフトテニス
先週の土曜日は、約4週間ぶりに乱打をしました。

その前の2度の週末には、ラケットを借りて後衛練習の上げボールだけをやったのですが、先週は天気もよく体調もよかったので、まあ走らなければ、瞬時の反応に気をつければいいかな、ぐらいの気持ちでラケットを持ってコートに行きました。

ペアのK原さんとゆっくりと乱打をはじめました。
ゆっくりゆっくり、コースと深さだけに気をつけながらボールを打ちます。
最初は恐々でしたが、フォアハンドに慣れたらバックハンド。
低い打点から高い打点。
高いロブから中ロブ。

間に僅かな休憩をはさみ、サービスにもトライ。
以前から肩の後方が痛むようになっていたので、肘が下がらないよう大きな弧を描くように、ゆっくりコースを狙って。

なんだかんだで1時間ほど、久しぶりに気持ちのいい汗をかきました。
ついでに、後衛練習の上げボールと、前衛のボレーとスマッシュの練習の上げボールをやりました。

コートに立ってボールを打てることの喜びを、懲りない男は、またまた重ねて感じました。

浜砂のメンバーはもちろん、いろんな方にご心配をいただきました。
インドアの会場でも、茅ヶ崎のN西さんに
「何をやってんのよ。 肉離れなんて気持ちがタルんでるからなるんだよ。」
と温かい叱咤を受けたり、O沼氏らには
「新年会のアルコール消毒が足りないんじゃないか?」
とかイジられたり。

練習時には、みんな割とウォーミングアップも形ばかりで乱打に入るので、時間をかけるよう自分で気をつけているつもりでも、ついつい手を抜いてしまいがちです。
特に故障するときは、魔がさすというか、何かしらの前兆を見逃したり、守るべきことを軽んじてしまうことが必ずあるものです。

まだ回復までには多くの時間がかかると思いますが、そのあたりのことも肝に銘じてリハビリをやっていこうと思います。
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